食事

はるかリセット 4巻 - 徹底的に食を追求する休暇

なにもしないを徹底的にする「はるかリセット」4巻です。今回はとことん食事にこだわった休日でした。

ハーブティーから始まり、みんなで持ち寄りの鍋、真冬のかき氷、蔵元の醸造酒、ひとり焼肉、飲んだ後の締めラーメン、香川うどん巡りと、全部食事です。グルメ漫画かな?

とはいえ、休暇を堪能する春河童先生がひたすら食に勤しむ姿は見ているこちらも食べたくなるほどリラックスしていて、なんともラクに読めるものに仕上がっています。


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「喫茶店と他の料理店とコンビニとお蕎麦屋がすべてうどん店だと思えばいいのですわ!」「……………………!

このうどん県人の豪語、本当にそうなのではないかと思わせるほどの言い切りでたまりませんね。さすがにそんなにあったらうどんでしか生活成り立たないでしょうよw いや、もしかしてそうなのかもしれないw

しかし、香川はうどんがすごいということと同時に、骨付き鳥という隠れ名物も紹介しておりこれが実に美味しそう。

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香川名物 骨付き鳥!

これ、おそらく香川まで取材行ったんだろうけど、実に羨ましいなあ。四国って機会がなくて行ってないんですよね。行ったらひたすらうどん食べて酷い目に合いそうw


4巻は徹底して食を楽しむがテーマでしたが、やはり人間の欲望は3大欲望に忠実というところでしょうか。これまでも睡眠欲と食欲に振り切れてますし、性欲はテーマから外れるからやらないだろうし。ということは、今後も食事がメインなんだろうなと予想。

そしてAmazonを見ると既に5巻の書影が。8月には出るようです。刊行スピードが早いですなあ。


眠気覚め度 ☆☆☆


1巻の感想はこちら(お疲れの社会人に必要なのは休息だ)
2巻の感想はこちら(休日を全力で満喫出来る姿が羨ましい)
3巻の感想はこちら(「なにもしない」に適切なのがまさしくこの1冊)


はるかリセット 4 (チャンピオンREDコミックス)
野上武志(著)
秋田書店 2022-06-20T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥462


はるかリセット 5 (5) (チャンピオンREDコミックス)
野上武志(著)
秋田書店 2022-08-19T00:00:01Z

¥693


桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 13巻 - まだまだ続くゲテモノ探求、食の世界は広くて深い

ゲテモノというものはここまで続くほど豊富なのかと驚かされる「桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 」13巻です。

13巻を読むと、さすがにそれはちょっときついかもと思うものが出てきています。。。

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それがアメフラシ。別名ウミウシ。これはきつい。

自分でも実は、釣りで釣ったことはあるんです。最初釣り上げた時はなんだこれとなったんですが、ナメクジのようなカタツムリの殻を取ったような姿で、アワビの殻が無いバージョンみたいなイメージでした。

調べたら食べることも出来るとも書いてあり、世の中は広いなと思っているとこのアメフラシ篇ですよ。なるほどアメフラシを食べるとこうなるのか。食の世界は奥深い。。。

と、思っていたらですね、そのアメフラシ篇の続きがありまして、、、

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アメフラシの卵。

いやーきついっす。蛙の卵と見た目一緒じゃないですかこれ。蛙の卵も見るのはなんともないですが、食べるとなると。。。

しかも最近、カメちゃんの動画で蛙の卵をいじっている(食べているわけではない)ものがあってですね、見るだけならともかく触るのはきついなと思ったばかりだったんです。だから余計にこの描写がきつかった。。。

カメちゃんの当該動画はこちら

食べたらきっとそれなりに美味しいんだろうけどなあ。そこまでの勇気がね、なかなかね、つらいよね。


あとはハリネズミを食べる回がありました。ハリネズミといえばディスカバリーチャンネルのエドの動画で見ています。ネズミ系ですが本当に美味しいんでしょうか。ただ、哺乳類なのでこれならまだ食べられる気がします。

エドの当該動画はこちら(閲覧注意)


そして極めつけはキツネが出てくるのですが。。。北海道生まれ北海道育ちの身としてはキツネ=エキノコックスのイメージでして、触ることすら怖いという心情です。それをましてや食べるとかどうなんだろう。味は犬系なのかな。犬食べたことないからわからんけども。


そんなこんなで、正直自分には今までよりも刺激が強かった「桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 」13巻でした。それにしてもよくここまでネタが続きますね、食の世界は本当に広くて深い。


眠気覚め度 ☆☆☆


11巻の感想はこちら(サメとかリスなら普通に食べられるかも)
12巻の感想はこちら(今回は深海生物多し、あつまれ!深海の鍋!)


桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? : 13 (アクションコミックス)
ぽんとごたんだ(著)
双葉社 2022-05-26T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥687


一級建築士矩子の設計思考 - 元一級建築士が建築の魅力を存分に語る1冊

純粋なエロ漫画家だと思っていた鬼ノ仁氏が描く超真面目な職業漫画「一級建築士矩子の設計思考」です。発売が3/9なのでだいぶ乗り遅れた感があります。読むこと自体は発売直後でしたがいままで感想を書けずにいました。

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「弟さんにすぐこの計画を止める様連絡して下さい これを建ててはダメです」

正直、最初のページの蕎麦をすすってるコマを見た瞬間に「エロ漫画やんけ」と思ったのですが、その中身はどうして真摯に建築のお話が語られていました。

上記画像は冒頭で知り合いの弟が家を建てる予定とのことで、建築士として見たことによる発言です。

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「ここで重要なのが壁の向きです 建物をこちらに押す力をXとすると Xに向かい合う壁だけが力に抵抗します こんなふうに」


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「構造は嘘をつきません Y方向から押されると倒壊する危険な設計です」

と、このように図面から読み取れる情報だけで、この建築構造の欠陥について語られます。こういった、本当に真面目な建築に関する話が続々と展開されていきます。

内容も特に難しいというわけでもなく、素人でも理屈を聞けば納得できるように表現されていきます。特に2話の「実測」のお話は面白かったですねえ、部屋に入って寸法を見るだけで壁の中にある空間まで推測して設計を浮かび上がらせるという技術が披露されます。

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「目には見えない床下や空気の流れ ほら 見えて来るでしょう?」

身体を使ったメジャーで寸法を測り、階段の高さの平均値から天井までの高さを計測、建物の高さ制限がある高度地区であることから柱が斜めである理屈まで断定。本当にこういう仕事あるんだろうか。だとしたら相当な技術やなこれ。。。

そんな建築のお話ばかりかと思いきや、単に町中を飲み歩く話もあったりと、これはおそらく、作者が描きたいものを好きなだけ描いてる作品ですね。こういった作者が自由にのびのび描いてる作品ってえてして面白い作品になる傾向があると思います。この「一級建築士矩子の設計思考」も多分に漏れません。

あとがきやこの作品のネット上記事を見て知ったのですが、そもそも作者の鬼ノ仁氏は元々一級建築士として働いていたのだとか。それがどうしてエロ漫画家に、、、は置いておいて、そういった実績や経験に裏打ちされた作品ってやっぱりそれだけ面白さが増すと思っています。

だからこそ、この作品はその真面目さから目を離すことが出来ず、魅了されてしまうのではないかと。しっかり取材なり経験なりの上に成り立つものは、漫画に限らず何でも面白いものです。逆にそれがないとどうしても薄っぺらいものになってしまうというか。

ただ、この作品の欠点としては、どうしても文字数が多くなっていることですね。そのため、どんなに気軽に読めるようになっていても、読むのに力がいります。オススメしたいけどラクに読めない部類だなあ、悩ましい。


眠気覚め度 ☆☆☆


一級建築士矩子の設計思考 1
鬼ノ仁(著)
日本文芸社 2022-03-09T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.7
¥663


肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~ 1巻 - 昆虫女子が繰り広げる昆虫食

虫が苦手な人はそっとブラウザを閉じることをオススメする「肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~」です。

テーマはそのままです。昆虫女子高生が虫を調理して食べる漫画です。

ここで読めます。


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「…って克服ってもしかして 虫を食べるって話になってます?」

虫嫌いの教師が、昆虫人なる生徒の「虫料理研究部」を作りたいという願いを聞くところから始まります。もうまずね、「昆虫人」ってのがよくわからないと思うのですが、人間のように進化した昆虫らしいんです。正直なところ、なぜこんな意味不明な設定をしたのかはわかりませんw

しかもこの「昆虫人」たち、別に虫を食べる必要などないんです。普通に人間と同じご飯で生活出来るし、外見、特に頭が虫っぽいだけで、他は人間と一緒なんです。虫を食べるというテーマであれば「桐谷さん」があるので、特にこの設定いらないんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう。


それはともかく、虫料理です。本作の特徴として、昆虫食の特徴である「見た目がNG」に全面から改善を取り組んでいます。

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「『コオロギ豆腐ハンバーグ』!完成です!」

ね、見た目は普通なんです。もちろん調理工程では大量のコオロギをすり潰すシーンがありますが。というかこれならコオロギ入れなくてもいいんじゃないかと思うのだけど、それを言っちゃあ漫画が成り立たないかw

そしてこの作品でも他の虫食もの同様に、大抵の人間は食べたがりません。だけど結局食べてみて「あら美味しい」と持っていくのが定番ですな。偏見持たずに食べれば意外と美味しいのでしょう。見た目さえなんとかすればたぶん食べられる、はず。。。


だけど、3話で取り扱ってるカメムシの香味油は正直勘弁願いたいw カメムシというのも駄目だけど、結局香りがパクチーなんであれば、最初からパクチー食べればええやんw というか中国でネギ代わりに使われるパクチーに辟易したからパクチー好きじゃなくなったしそもそもいらんがw (これは個人の感想)

パクチーをうめぇうめぇ言って食べる人の気が正直しれないんだよなあ。そんないいものでも無いですよ、パクチー。臭いし。臭いのがいいんだろうけど、好きな人は。中国行ったら多くの料理に使われるからパクチー好きな人は中国に行ってみたらいいアルよ。


というわけで、虫食を全力で推し進める「肉食JKマンティス秋山」です。これは好み分かれるだろうなあ。苦手な人は駄目だと思う。いくら絵柄の可愛さで騙そうとしてもやってることは虫食だしガッツリ虫出てくるし。決してつまらないわけでなく、面白い部類なので惜しい。


眠気覚め度 ☆☆☆


肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~ 1巻 (ブレイドコミックス)
有野金吾(著)
マッグガーデン 2021-10-08T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥660


ふたりソロキャンプ 12巻 - さんにんソロキャンプ

キャンプをテーマに若い女とイチャイチャしてる「ふたりソロキャンプ」12巻です。12巻ではさんにんソロキャンプになります。

やってること何も変わらないのに厳さんモテ過ぎです。むしろ今までなんでずっとソロだったんだと思うほどです。

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モテ過ぎ


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モテ過ぎ


それ以外は本当にいつもどおりです。キャンプのギアを紹介し、キャンプでゆっくり食事をする。いつもどおりで関係も進展しなくてただキャンプするだけなのになんで毎巻読んでしまうんだろう、不思議。

いつもどおりと言えば厳のキャンプに対する態度もいつもどおりです。なんだかんだギアの取捨に関する説明やキャンプに対するスタンスは本当に真摯。これが同じことを繰り返すだけでも人気を落とさない理由なのかも。


あと毎度描き込み量が凄いなあと思っていたのですが、よく見るとほとんどが背景画像取り込みなんでしょうか?料理とかは手描きに見えます。ギアショップの背景だったり、キャンプ地の木々や地面は写真取り込みに見えなくもない。

元々絵が上手いから、しっかり見ないと全部描いてるように見えてしまいます。まあ、連載で毎度ここまでの描き込みは厳しいか。


なんだかんだで読んでしまう「ふたりソロキャンプ」12巻でした。正直そろそろ追うのをやめてもいいかなと思ったりですが、ついつい続きを買ってしまいます。不思議な魅力。


眠気覚め度 ☆☆☆


11巻の感想はこちら(キャンプ先で燻製、そういうのもあるのか)


ふたりソロキャンプ(12) (イブニングコミックス)
出端祐大(著)
講談社 2022-03-23T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.4
¥682


クレイジーフードトラック 3巻 - メタルマックスのグルメワールドここに完結

メタルマックスの様に砂漠と廃墟が広がる世界で、獲れたてでピチピチの奇形魚のような素材を食事に仕立て上げて美味しそうに食べながらトラックに積んだ主砲をぶっ放す「クレイジーフードトラック」最終3巻です。

惜しいなあ、面白かったからもうちょっと読みたかったなあというのが率直な感想です。

3巻は最初の寿司の話以降ずっと話を畳みに掛かっていて、ゴードンの過去やアリサの出生の話が明かされていきます。

肝心の食事も砂漠に存在する野生のニワトリが相手なので定番のフライドチキンや鶏肉料理がメインであり、食材としての目新しさはありません。食事よりも、世界観と設定の説明に終始して結末に向かっています。

そのあたりは2巻までほぼ語られておらず、しっかりと伏線も回収していったので、ああこの作品は間違いなくこの3巻で終わってしまうのだなと寂しい気持ちもあったり。単発でもいいから新たな食材ネタとか今後も見てみたいところ。


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トラックに主砲がついてる背景も語られます。やっぱこれ完全にメタルマックスだよなあ。野生のバスとかいう何回聞いても理解出来ない設定作ったメタルマックスは正義よなあ。野生のバスがありえるならフードトラックに主砲ついてても何も違和感ないもの。


そうして話をきっちり畳んだ「クレイジーフードトラック」なんですが、その結末は賛否両論ありそうな気がしますね。

個人的にはちょっとこの展開が意外過ぎて、ええええええぇぇぇぇぇぇッ、というのが最初の感想でした。こういう地域を移動しながら何かをするだけというタイプの作品で結末がこうなるのはあまり見たことないかも。


というわけで、料理がとても魅力的だし、最終巻はシナリオ重視でしっかり話を畳んだ「クレイジーフードトラック」でした。やっぱりもうちょっと読みたかったなあ。



眠気覚め度 ☆☆☆ 


2巻までの感想はこちら (メタルマックスの世界観で大暴れするフードトラック)


クレイジーフードトラック 3巻(完) (バンチコミックス)
大柿ロクロウ(著)
新潮社 2022-02-09T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.4
¥614


鍋に弾丸を受けながら - 危険なところに美味いものありは心理だと思う

世界各地の危険なところへ行って現地の美味いものを喰いまくる「鍋に弾丸を受けながら」です。これは「ざつ旅」の20倍旅欲を刺激されます。怖くて行けないけど。


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「治安の悪い場所の料理は美味い そう思いませんか?」


そんなフリから始まり、いつのまにかメキシコでマフィアの拷問焼きを見つめている「鍋に弾丸を受けながら」です。


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これが本当に人間を焼いているのか、ただ単に料理をしているのかは正直判断出来ませんが、メキシコならありうるのが臨場感をもたらしています。人間を焼きながら一緒に食べる肉を焼いてるとか普通にありそう。


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出来上がるのは「マフィアの拷問焼き(ロモアールトラボ)」。牛肉まるごとを布に包んでじっくり焼くだけのバーベキュー料理でした。本当に牛肉だよね?人間の足じゃないよね?

そもそもこの「マフィアの拷問焼き」はメキシカンマフィアの伝統的な処刑方法を踏襲したものとのこと。服を着たまま焚き火にぶちこまれる人間は、服のせいですぐに肌が焼けず長く苦しむことから発案されました。この一気に焼けずにじっくりと火を通すところからこの焼き方が発明されたのですね、なるほどなあ。

食感はローストビーフではなくステーキのレア箇所に近いようで、これは是非とも食してみたいところ。バーベキューの際に作ったら盛り上がりそうですね。


真面目な食レポみたいになってしまいましたが、これはメキシコの僻地で行っていることです。しかもマフィア自身もしくはマフィアに近い人たちに振舞ってもらっている料理です。このような危険な土地でその地だけで食べられるものを次々と食べていくのが「鍋に弾丸を受けながら」なのです。

そうです、なので実際にこういう状況なのです。
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このようなマフィアそのもの、もしくはマフィアまがいの連中と、肉の丸焼きを見つめ合っているわけです。


しかしこの作品、このような恐ろしい光景を以下のように書き換えてしまっています。
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???




そうなのです、何故か全て二次元の美少女に変換されてしまうのです。このとんでもない力技、この如何にもな人気取りのための美少女化、まさしく漫画表現です。しかも丁寧に作中でその理論を解説してくれます。


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「私の脳は長年に亘る二次元の過剰摂取で壊れてしまっている  だから私の五感を通して観測するこの世界には基本的に美少女しかいない」


とんでもないこと言い出したなというのが率直な感想です。数多の作品で美少女が出てくるものは数あれど、作品内でわざわざその言い訳を説明するのは初めて見ました。そんなこと宣言しなくても読者はわかってるんやで。。。という気持ちと共に、ページをめくると実にこの1巻で3回はその説明がされるのでした。

いや正直、最初読んだ時点で何故か美少女相手の三人称が「彼」だったので、あれ?と思って読み進めてたんです。するとこの種明かし。なんじゃそりゃと。そこまでするなら、三人称も全部美少女にしてしまえばいいのにとか、いやいやそれよりもごつい男たちが作って食べる料理が良いんじゃないかとも思いました。

しかし、1巻を読み終えるとこの美少女がすごくしっくりきますね。見事にこの作戦にはまってしまった。美少女の裏で、これゴツイ男のやり取りなんだよなとか考えるとほくそ笑んでしまう。


このような設定展開に驚かされてしまいましたが、実際中身は異国の地を解説したりその地ならではの食べ物が出てきたりで非常に旅欲を刺激させられます。下手な旅行漫画やグルメ雑誌よりもよっぽど幸かあるんじゃないだろうかこれ。

特にブラジルのアマゾナスで食べられる、フルーツというのがもの凄く魅力的でこれは是非とも体験したいと思うほどです。現地に行ったら現地のもの、地産地消っていいですよね。とか言いながら中国ではマック行ったりバーガーキング行ったりしましたけれども。現地のものも沢山食べたからいいのだ。


そんな感じで、ネタかと思いきや非常に旅の追体験に適している「鍋に弾丸を受けながら」でした。これ原作者が釣り好きが高じて本当に現地行って体験したことって言ってるけどどこまで本当なんだろう。やってる人がいるならば自分でもやれそうな気がするなあ。



眠気覚め度 ☆☆☆☆


鍋に弾丸を受けながら 1 (カドカワデジタルコミックス)
森山 慎(著), 青木 潤太朗(その他)
KADOKAWA 2022-01-08T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥832


ざつ旅-That's Journey- 1 (電撃コミックスNEXT)
石坂 ケンタ(著)
KADOKAWA 2019-09-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.4
¥644


 

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 12巻 - 今回は深海生物多し、あつまれ!深海の鍋!

ゲテモノを食べて早くも12巻までやってきた「桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?」です。毎度毎度こうも一般的に食べられていないものがこんなに出てくるものかと驚かされます。

12巻のメインは深海生物です。6話中2話もやってますので。出てくるのはヌタウナギやエゾイバラガニ、トウジン、ホテイウオと様々。深海生物はその生態系からグロテスクな見た目をしてるのが特徴的な気がします。

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「あつまれ!深海の鍋です!」

これらをごった煮で鍋にするという。深海魚といえばアンコウですが、アンコウもとても良い出汁が出ますよね。見た目はゲテモノでも、その味に保証ありというところでしょうか。正直深海鍋は食べてみたい。

あと登場したのは、果実自身がアルコールを精製しているという「マルーラ」。自らが発酵してアルコールを作ってしまうというこの「マルーラ」は初耳でした。自然というものは凄いなあ。

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「ただれた動物の森!!」

今回、動物の森ネタが上記のように複数回出てきます。作者がはまっていたのだろうか、それとも語呂が良かったのだろうか。


そのほか登場するのがエミューの卵。最近見た記事で、エミューを農地再生に使っているという話を聞いたことがあります。本当に近い将来、エミュー肉や卵が一般的になってくるかもしれませんね。

あとは熊の手。高級食材としてよく言われる熊の手は果たして本当にそんなに美味しいのでしょうか?高いお金を出してまで食べてみようとはあまり思わないですよね。というわけで食べてみないとわからないので誰か食べさせてください。ご連絡お待ちしています。

熊の肉といえば蒼天航路で熊を生きたまま捌いて食べてる十常侍を思い出します。あれは十常侍の権力を描写するために描いたのかなあ。


12巻はこれまでと比べると、特に虫食と比べると、忌避感が薄い食材が多かったように思います。これくらいだともう少しメジャーになりやすいと思うのだけど。次巻も期待です。


眠気覚め度 ☆☆☆


11巻の感想はこちら(サメとかリスなら普通に食べられるかも)
13巻の感想はこちら(まだまだ続くゲテモノ探求、食の世界は広くて深い)


桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? : 12 (アクションコミックス)
ぽんとごたんだ(著)
双葉社 2021-11-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.5
¥687

 

ふたりソロキャンプ 11巻 - キャンプ先で燻製、そういうのもあるのか

昨今のキャンプブームを見据えたかのように適切なタイミングで連載が開始された「ふたりソロキャンプ」11巻です。今巻も変な方向に逸脱せずキャンプにフォーカスしているのがグッドです。

そもそも「ふたり」で「ソロキャンプ」というのがなんじゃそりゃのイメージから始まった本作品、ソロキャンプ慣れした男と、初心者でなし崩し的にキャンプを始めた女が、それぞれがキャンプをするけれども場所は共にというコンセプトです。自立したキャンパー同士の交流というのが珍しいかもしれません。

とはいえ、キャンプをし続けるだけとも言えるので、ストーリーの発展性が全然ないです。あったとしても非常に遅い。まあ、キャンプ描写を毎回丁寧に描いているので当たり前なのですが。

なので、恋愛要素をかもし出してきたものを早く読ませろという層には少し合わない展開が続いてる気はします。この作品はキャンプ描写もさることながら絵の上手さと女の子の可愛さで売り出してきたところもあると思いますし、そこを期待する層がいるのもおかしくはないかなと。

あとはキャンプに関するうんちくにどこまでついていけるかではないでしょうか。かなり濃いキャンプへの思いを語っており、興味が無いと付いていけないほどではないのではないかと。私自身は多少なりとも興味があるのでなるほどと思って読めています。

そして何よりキャンプ飯の描写です。これが毎度美味そう。

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今回はキャンプ先で燻製です。時間をゆったり使うからこそできる料理ともいえるでしょう。煙も屋外なら気にならないし。

燻製自体そこまで食べないので味があまり想像出来ないのだけど、煙臭くて固めに出来上がるのでしょうか?自宅で低温調理はやるので、柔らかい肉ブロックはイメージ可能ですが、燻製肉とは如何ほどに。試そうにも敷居が高くてなあ燻製は。


というわけで、11巻もひたすらキャンプをするだけの「ふたりソロキャンプ」でした。正直ベース、読み続けるのは惰性になってきているところがあります。ただ、読み始めると確かに面白いのも間違いないんだよなあ。


眠気覚め度 ☆☆☆



 

ダンジョン飯 11巻 - 終盤だと思うのだけど、話が飯関係なくなってきた

至る所で大人気の「ダンジョン飯」11巻です。11巻を読み始めて、全然話を覚えていなかったので10巻からもう一度読み返しました。

話はいよいよ大詰めというところ。ダンジョンの主であるシスルとの戦闘が10巻末から続いておりそれが決着。そのあとは遂にカナリアことエルフ部隊がライオス達に追いついてあんなことやこんなことが起こったり。

話の主軸が飯というよりも、ダンジョンの在り方だったりダンジョンと悪魔の関係だったり、悪魔の正体だったりと、世界観設定のものが多くなって来てます。序盤の魔物倒して美味しく調理しての展開からは離れてきてますね。

とはいえ、そういう流れでも読みやすさはしっかりしてるのが凄いところ。キャラがブレないからなのでしょう。ライオス達は変に難しいことばかり考えず、何よりもファリンを助けるところが第一であるところとか。マルシルは自身の夢の話が10巻から出てきていますが。

そんな流れでも、なんとか飯ネタを入れてるのはさすがです。大きく話が展開していてもベースは維持しようとしています。とはいえ、ネタとしてもだいぶ弱いなとも。これもしかしたら、途中で読み続けるのを断念してる人もいるのではないかなあ。

しかし「ダンジョン飯」の凄さは、単に飯の描写だけでなく、魔物の性質を丁寧に描写しておりそれを元に攻略するところにもあると思うのです。11巻でいうと絶望的なドラゴン軍団攻略になります。竜の性質を利用して攻略していくところは見事。

あとは前から思ってるのだけど、転移魔法を使える隊長の戦い方が独特過ぎて好き。斬新だしこんなの最強でしょ。ウィザードリィのマロールみたく石の中に転送したら、転送先の石は一体どこに行くのかという発想から生まれてますよねこれ。鬼頭莫宏の「なにかもちがってますか」でも転移だけはしてましたね。それを発展させるとこうなるのか。

話は終盤佳境で、初期の飯が好きだったユーザはちょっとおいてけぼり感がありますが、ファンタジー物とか昔のRPGであった設定とか好きな人ならまだまだ楽しめる展開です。このまま一気に完結まで突っ走ってほしいです。


おまけ:今回の料理
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こういうの見るとダック食べたくなるなあ。何年か前に中国で食べたきり、懐かしい。


眠気覚め度 ☆☆☆☆

 

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