歴史上の信長自身がタイムリープを繰り返して未来を変えていく「何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?」6巻です。
5巻ではそれまでの光秀による統一後世界の流れが一旦終了し、今度はその光秀に対抗すべく伊達を訪問する話となっています。


全てはやがて来たる光秀が「日の本西軍」と 我が「日の本東軍」による天下分け目の大戦に勝利するため!!!
この設定結構好きなんです。信長が勢力拡大した西日本を捨てて、その勢力に対抗すべく東日本を制覇するっていうんだから。これ信長の野望とか好きな人だったら絶対好きでしょ。まるでゲームやってる感覚ですもの。
信長自身も簡単にタイムリープしてしまうからこそどこかゲーム的な感覚になっているのも面白い。忠勝を連れて行ったけど色々問題起こされたから次は別の人材を連れて行くとか、完全にリセットゲーしてる感覚に陥る。
そうか、この作品に何故惹かれるのかと思ったら、やってることがゲームだからなんだ。光栄の三国志とか好きだから尚更面白く感じてしまう。こいつを連れて行ったらこういうイベントが発生するから、次はこいつにしたらどうなるかと色々試行錯誤出来るわけで。
それでいて、元々は本能寺の変を回避するための一発ネタだったから歴史の背景はおざなりかと思いきや、どうしてこれがまたしっかりとしてるんです。
6巻では伊達の領地に着くわけですが、信長が生きている時代といえば当然政宗はまだ子供です。しかもまだ父の輝宗も生きていて、母親による家督争いはまだ発生していません。
そんなところに入っていき、政宗こと梵天丸は既に片目が無いことで母親に疎まれており、というところもしっかり描いていますし、さらにそれを取り巻く伊達家の胸中も掘り下げています。なのでしっかりしています。
そこを信長が改変していくことになるわけで、これは面白くないわけがないですね。これまたゲームでありそうな架空戦記になりそう。いわゆるリコエイションゲームとも言えるでしょう。
話の方も伊達に入ったことで上手くいくと思いきやまた色々と歴史改変が発生してさてどうなることやらという展開になっていてまだまだ目が離せません。この先も注目です。
それにしてもなるほどなあ、感想書いてようやく気づいたけど、やっぱりゲーム感覚で読めるから面白いんだあ。逆に考えるとあの手の歴史シミュレーションがあまり好きでない人にはもしかしたらあまり刺さらないかも?
眠気覚め度 ☆☆☆☆
3巻までの感想はこちら (タイムリープ信長を出オチで済ませない立ち回り)
4巻の感想はこちら(ギャグ路線からシリアスに転向?急激に面白くなった)
5巻の感想はこちら(歴史人物とタイムリープの組合せがシナリオと噛み合って面白くなってきた)
5巻ではそれまでの光秀による統一後世界の流れが一旦終了し、今度はその光秀に対抗すべく伊達を訪問する話となっています。


全てはやがて来たる光秀が「日の本西軍」と 我が「日の本東軍」による天下分け目の大戦に勝利するため!!!
この設定結構好きなんです。信長が勢力拡大した西日本を捨てて、その勢力に対抗すべく東日本を制覇するっていうんだから。これ信長の野望とか好きな人だったら絶対好きでしょ。まるでゲームやってる感覚ですもの。
信長自身も簡単にタイムリープしてしまうからこそどこかゲーム的な感覚になっているのも面白い。忠勝を連れて行ったけど色々問題起こされたから次は別の人材を連れて行くとか、完全にリセットゲーしてる感覚に陥る。
そうか、この作品に何故惹かれるのかと思ったら、やってることがゲームだからなんだ。光栄の三国志とか好きだから尚更面白く感じてしまう。こいつを連れて行ったらこういうイベントが発生するから、次はこいつにしたらどうなるかと色々試行錯誤出来るわけで。
それでいて、元々は本能寺の変を回避するための一発ネタだったから歴史の背景はおざなりかと思いきや、どうしてこれがまたしっかりとしてるんです。
6巻では伊達の領地に着くわけですが、信長が生きている時代といえば当然政宗はまだ子供です。しかもまだ父の輝宗も生きていて、母親による家督争いはまだ発生していません。
そんなところに入っていき、政宗こと梵天丸は既に片目が無いことで母親に疎まれており、というところもしっかり描いていますし、さらにそれを取り巻く伊達家の胸中も掘り下げています。なのでしっかりしています。
そこを信長が改変していくことになるわけで、これは面白くないわけがないですね。これまたゲームでありそうな架空戦記になりそう。いわゆるリコエイションゲームとも言えるでしょう。
話の方も伊達に入ったことで上手くいくと思いきやまた色々と歴史改変が発生してさてどうなることやらという展開になっていてまだまだ目が離せません。この先も注目です。
それにしてもなるほどなあ、感想書いてようやく気づいたけど、やっぱりゲーム感覚で読めるから面白いんだあ。逆に考えるとあの手の歴史シミュレーションがあまり好きでない人にはもしかしたらあまり刺さらないかも?
眠気覚め度 ☆☆☆☆
3巻までの感想はこちら (タイムリープ信長を出オチで済ませない立ち回り)
4巻の感想はこちら(ギャグ路線からシリアスに転向?急激に面白くなった)
5巻の感想はこちら(歴史人物とタイムリープの組合せがシナリオと噛み合って面白くなってきた)
何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(6) (ヤングマガジンコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.05.07
藤本ケンシ(著), 井出圭亮(著)
講談社 2022-05-06T00:00:00.000Z

¥726
講談社 2022-05-06T00:00:00.000Z

¥726