北海道に到着するやいなや伊藤鶴吉の雇い主と直接対決が始まった「ふしぎの国のバード」10巻です。
「ここから先はビジネスの話です マリーズさん 私と取引きしませんか?」
伊藤を下僕と扱い、ひたすら過酷な労働を強い続けたチャールズマリーズ。一方共に旅をする仲間として雇い続けたイザベラバード。果たしてどちらを伊藤鶴吉は選ぶのか、そしてマリーズとバードはどんな対決をするのか、見どころ満載となります。
それにしても、マリーズの従者に対する態度は徹底しているなあ。人を人として扱わない、雇う側として徹底的に振る舞う、現代ではまずありえない存在として描写されています。
それになんだかんだで高給だから従う鶴吉、ある意味時代を正しく描写しているとも言えるのでしょうか。時代背景を考えるとここまで待遇の良いバードの方が時代錯誤なのかも?
何にせよ、マリーズとの交渉はすんなり行かず、そこにマリーズの思いと伊藤鶴吉の思いとバードの人たらしたる交渉が炸裂します。正直見ていて清々しかった。
そうして雇う交渉は決着し、いよいよアイヌ文化に踏み入れていくところで次巻へ続くとなります。またきちんと旅描写がされることになりそうでまだまだ楽しみですね。
続きはまた1年後かなあ。。。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
9巻の感想はこちら(好奇心と探究心旺盛のイザベラバードが函館に降り立つ)
「ここから先はビジネスの話です マリーズさん 私と取引きしませんか?」
伊藤を下僕と扱い、ひたすら過酷な労働を強い続けたチャールズマリーズ。一方共に旅をする仲間として雇い続けたイザベラバード。果たしてどちらを伊藤鶴吉は選ぶのか、そしてマリーズとバードはどんな対決をするのか、見どころ満載となります。
それにしても、マリーズの従者に対する態度は徹底しているなあ。人を人として扱わない、雇う側として徹底的に振る舞う、現代ではまずありえない存在として描写されています。
それになんだかんだで高給だから従う鶴吉、ある意味時代を正しく描写しているとも言えるのでしょうか。時代背景を考えるとここまで待遇の良いバードの方が時代錯誤なのかも?
何にせよ、マリーズとの交渉はすんなり行かず、そこにマリーズの思いと伊藤鶴吉の思いとバードの人たらしたる交渉が炸裂します。正直見ていて清々しかった。
そうして雇う交渉は決着し、いよいよアイヌ文化に踏み入れていくところで次巻へ続くとなります。またきちんと旅描写がされることになりそうでまだまだ楽しみですね。
続きはまた1年後かなあ。。。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
9巻の感想はこちら(好奇心と探究心旺盛のイザベラバードが函館に降り立つ)
ふしぎの国のバード 10巻 (HARTA COMIX)
posted with AmaQuick at 2023.02.20
佐々 大河(著)
KADOKAWA 2023-02-15T00:00:00.000Z
¥673
KADOKAWA 2023-02-15T00:00:00.000Z
¥673