山賊

ソウナンですか? 10巻 - エピローグ巻になりソウナンですか?

完全にエピローグ巻となった「ソウナンですか?」10巻です。9巻で遭難救助され、10巻はほまれが学生生活に遭難してサバイバルする巻となります。

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「普通の女子高生に私はなるっ…!!」

元々サバイバル知識が潤沢で、ほまれがいたからこそ無人島サバイバルを乗り切ることが出来たわけですが、逆にほまれは普通の学生生活に不慣れであり、今度は無人島生活を共にした仲間たちに様々な女子高生知識を教わることなります。

こういう、環境が変われば立場が変わる関係というのは良いものです。お互いが尊敬しあい、成長を促せる。まさか「ソウナンですか?」にこんな感動をもらえるとは思いませんでした。悔しいけど少し涙腺が緩んでしまった。


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「人生はサバイバルだ」

パパも良いこと言うわー。

そんなこんなで、10巻は一般的に言われるサバイバルはしません。普通の女子高生生活、そして帰ったあとのエピローグが全てです。これまで読み続けたファンに向けられたエピローグとも言えるでしょう。

ですので、10巻まで読み進めた人はサバイバル要素が無くても満足いく最終巻となります。いないと思いますが、10巻をサバイバルものとして読み始めた人は肩透かしを喰らうかも。

うん、ここまで書いてもう一回ざっと眺めてみたけれども、何回読んでもこれがサバイバルマンガだと思えないくらい普通の女子高生生活してるなあw


というわけで、9巻までのサバイバルと10巻のエピローグを持って「ソウナンですか?」は完結しました。

ネタは面白いけど絵柄のパンチがどうしても一般受けしにくかった岡本健太郎氏の原作と、さがら梨々先生の絵柄が抜群にマッチして、可愛い女子高生がとんでもないサバイバルをする素敵な作品だったと思います。


作者の裏話が公開されていますので、10巻まで読んだファンの皆様は必見です。


眠気覚め度 ☆☆☆


9巻の感想はこちら(遭難終了しソウナンですか?)


ソウナンですか?(10) (ヤングマガジンコミックス)
さがら梨々(著), 岡本健太郎(著)
講談社 2022-04-06T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥726

 

罠ガール 7巻 - 皮なめしからキョン退治まで満載

女子高生が実家の畑を守る為に鹿退治の罠猟をする「罠ガール」7巻です。山賊ダイアリーだったりカメ五郎氏の動画が大好きな私がこの作品を見逃すわけがありません。


7巻は前巻の続きである皮なめしからスタートです。普段何気なく使ってる毛皮もこんな大変な工程をしているのだと再実感。カメちゃんの動画でも非常に大変そうでしたね。


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「せん打ち」で余計な肉や脂肪をこそぎ落として、



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「脱脂洗浄」して、



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なめし液に漬ける。


この後さらに毎日皮が固まらないようなめし液に漬けながら繊維を伸ばしていく作業です。大変な作業ですが、これは古代の人たちはずっとやってきたんですね。化学繊維や綿や絹万歳ですよこりゃ。

それにしても、この「なめす」という工程を生み出したのは本当に凄い。昔の人凄い。さいとうたかをの「サバイバル」でもやってましたが、古代の人間は毛皮を口で柔らかくする過程で生み出したんだとか。それこそ最初は食べるものを極限まで摂取するための口なめしだったのかもしれませんね。人類は偉大だ。

あと何気にこの工程、やってみたかったりしますw 自分で狩りまでいかなくても、いつか狩猟鳥獣を解体するというのやってみたいんですよね。絶対始めて少ししたら疲れた言い出すと思うんですがw


7巻の後半は昨今話題の「キョン」退治です。ここ数年、房総半島でキョンが異常に増えているというニュースを見たことがあります。まさに時事ネタ。

また作品内で語られていましたが狩猟鳥獣指定もされていないのだとか。指定してしまうと追い回されて生息範囲広まってしまうらしいです。

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「たくさんの人が捕れるようになっちゃうと いろんなところで追い回されて生息域が広まってしまうからじゃないかな」


なるほどなあ、難しいですね。ゆくゆくは被害が増えれば狩猟鳥獣になるのでしょうが、先は長そうです。味は鹿よりもクセが無いらしいので乱獲してしまえば絶滅させられそうだけど出来ないのかな。特定外来生物だからいいと思うんだけど。それをするにしても猟師が足りないか。


そしてこの作品の罠ガール、狩猟慣れすぎ問題。色んな技術を使って極めて安全に捕まえた獲物の息の根を止めます。カメちゃんなんてあんなに危険なめに合いながらトドメ刺してたのにこんな技術があるとは。

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これ、片方に罠が掛かったので、もう片方の足にもロープをくくりつけて動けないように固定してるんです。あとづけロープも物干し竿のように長い獲物を使ってつけてるし、なんて賢いんだこの技術は。

トドメも長い得物を使った電気ショックで気絶させてるし、カメ五郎の世界では見れない世界が「罠ガール」では見れます。まあ、カメちゃんは自力でやってるからこそ面白いのは確かなんだけれどもw


こんなガチ狩猟が見れるのが「罠ガール」の魅力ですね。とびぬけた面白さは無いけれども、いつも安心して読めます。これぞ狩猟の日常系。



眠気覚め度 ☆☆☆


罠ガール(7) (電撃コミックスNEXT)
緑山 のぶひろ(著)
KADOKAWA 2022-01-27T00:00:00.000Z

¥663


 

ソウナンですか? 9巻 - 遭難終了しソウナンですか?

表紙のほまれが乳袋のおっぱいでか過ぎでこんなでかくないやろと思った「ソウナンですか?」9巻です。

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と思ったけど、作中でも結構でかいですね。

8巻で船を作っていよいよ島を脱出したけれども、ひょんなきっかけでほまれが海に落ちてはぐれてしまったところの続きからとなります。

9巻は主にほまれ以外の3人がほまれを救出すべく知恵を振り絞る巻となります。頼りっぱなしだったほまれがいなくても次々と案を出して動いていく3人達、遭難当初から成長したものです。

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北斗七星と北極星から時間を割り出すのもサバイバルならでは。知らないと出来ない対応、知識というものは身を助けるとはまさにこのことですね。

この巻では、特に測量系の数学をよく使ってます。時間を使って距離の計測とか、水平線の先に見える距離とか。やはり数学は役に立つのだなあ。


元々、原作者である岡本健太郎氏の「山賊ダイアリー」が大好きで読み始めた「ソウナンですか?」ですが、本当にサバイバル色が強くて良い作品です。

9巻では水分を取る為に魚の目玉だけ吸うとかカモメの生き血を飲むとか、まるで直ちに病気になるのではないかと思うような行動ばかりです。そういえばちょっと前では水分補給の為に泥水を肛門から摂取するとかもありましたね。

正直生き延びる前に体調不良で倒れるのではないかと毎度思ってしまいます。ディスカバリーチャンネルのエドも溜まった雨水にあたっていた気がします。屈強な男でも身体を壊すのだから、本来は彼女達も倒れてておかしくないはず。

そんな状況も、漫画ならではの圧力もありどうにか元気に脱出を続けます。そうして遂にほまれと合流し、最後にはあっさりと救出されて9巻は終了です。

え、次巻予告見ると学校生活に戻ってるんだけど、本当に遭難が終わりなの?遭難の終わりが漫画の終わりじゃなくて?ここから一体どう連載が続くんだろう。エピローグかな?

それとも、サバイバルの無理のツケが来て、体調不良からの学校生活復帰への遭難?もしくは、学校に馴染めない ほまれ がどう学校生活を送っていいか悩んでしまう遭難?予告を見るとどうやら後者っぽいけど。

続きはどんなサバイバルになるかわかりませんが、ひとまずは脱出おめでとう巻の9巻となりました。


眠気覚め度 ☆☆☆


10巻の感想はこちら(エピローグ巻になりソウナンですか?)


ソウナンですか?(9) (ヤングマガジンコミックス)
さがら梨々(著), 岡本健太郎(著)
5つ星のうち4.8
¥726
 

僕は君を太らせたい! - 謎の伝染病が蔓延して崩壊した世界を野食で生き抜け

山賊ダイアリーが好きな私にとって、野生動物や山菜、キノコ等を獲って食べる作品は大好きなわけです。そこから派生してカメ五郎さんの狩猟動画を見るのも大好きです。鹿とかイノシシとかを捕らえて、捌いて、実際に食べる様子は、人間も動物であることを思い出させてくれてなんと美しいことか。

私自身もそういった狩猟等に興味があり、出来ることならやってみたいとすら思っています。いまのところやれているのは釣りくらいなものですが、水族館に行こうものなら魚を見て最初に出てくる言葉が「美味そう」だったりするくらいには食に執着があります。

そんな私がこの「僕は君を太らせたい!」を見逃すわけがありません。

前置きが長くなりましたが、「僕は君を太らせたい!」のテーマはずばり野食です。すなわち野生生物を食べるのがメインとなります。それはもう見事なくらい毎回毎回ありとあらゆる種類の狩猟動物/狩猟植物が登場し、様々な手法で食べられていきます。これは原作者の茸本朗が生粋の野食家だからこそなせる業でしょう。

茸本朗さんのページはこちら(閲覧注意!!虫食がすぐ確認できてしまいます)

さてさて、肝心の中身です。こういった野食がテーマのものは実はストーリーなんて二の次で、毎回これを食べましたみたいな作品が多い気がします。山賊ダイアリーはそもそもエッセイみたいなものだし、「桐谷さん ちょっそれ喰うんすか!?」はむしろ食材がやってきてる感があるし。なのですが、この「僕は君を太らせたい!」は実にしっかりとストーリーを下地にして野食ライフを過ごしていくのです。

具体的には、最初の一話からバイオテロが発生して民衆が暴徒化します。そしていきなり町から住民がいなくなったり廃墟化していくのです。コンビニやスーパーは荒らされて、食べるものが無くなっています。こうすることで野食するしかない状況を作っているのですね。
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それがきっかけで上記画像の二人が家族の安否を確認するために行動することとなるのです。この男性の方、木野耕一は元からザ・野食主義者で、この状況になる前から虫食をしているほどの超ベテラン。一方、女性の方の都田エリはフランス帰りの帰国子女、日本のものが口に合わなくて日本に戻ってから痩せてしまったほど。耕一くんが意気揚々と虫やらヘビやらカメやらを獲って、都田さんがいやいやながらも食べていくというのが基本の流れです。

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過去に都田さんがカメを飼ったことがあるのに、耕一くんに狩られたばかりに頭を刈られて空っぽのお腹に収まることになるとかね。

で、実はこの耕一くん、元々痩せる前の都田さんにすごく魅力を感じているんですねえ。
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だからこそ、いっぱい食べて太ってもらいたいわけです。自由に食材を得られない状況下だけれでも、耕一くんが頑張れば頑張るほど都田さんを耕一くん好みにしていけるのです。これはやってやるしかありません。

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ここでタイトル回収。1話目でここまで表現してくれるとわかりやすくて非常にグッドですね。

このように、野食を食べなければならない状況設定があり、さらに共に行動する相手にも思惑がありと、話のベースがしっかりしているんです。いやいやでも食べなければならないしね。そこに毎回当然のように様々な食材が出てくるのが本当に凄い。構成がホント上手だと思います。おまけにこの野食をしてること自体が謎の伝染病に対しても関わっていくのが実に見事です。

ただ、虫食も当然出てくるので苦手な人にはあまりオススメできないかなとは思います。そうでない人には断然オススメ。これだけ設定とストーリーがレベル高くて、更に野食がしっかり描かれているのはそうそう無いと思います。

惜しいのは4巻完結なんですよね。もうちょっと読みたかったというのが本音。ネタ切れなのか打ち切りなのか。実に惜しい。


眠気覚め度 ☆☆☆☆



異剣戦記ヴェルンディオ - 戦乱の世の辺境の地にて酒場を開く

「Helck」の七尾ナナキが描く新作「異剣戦記ヴェルンディオ」は戦乱のファンタジー世界にて酒場を開く傭兵クレオと謎の亜人コハクの物語です。

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なのですが、メインが酒場経営ではないところがこの作品の紹介の難しいところ。

正直に言ってしまうと、1巻の時点では何がしたいのか全くわからないです。
酒場経営と言いつつ、話の主軸は「異剣」と呼ばれる、特殊効果を持ち使い手を選ぶ剣となります。
この「異剣」を使えば火を発生することが出来たり使い手の能力を飛躍的に上昇させることが可能であり、この戦乱は「異剣」が中心となって広がっているのです。

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それが「異剣戦争」。タイトルの「異剣戦記」はここから来ているのですねー。この戦争を生き抜くには異剣を手に入れる必要がある、そのためにはまず異剣から来てもらう、だから酒場をやるんだという流れで酒場を開くこととなります。正直酒場との紐付けは弱いかなあと。人を呼びこんだところでどうやって異剣を手にするかはまだ作中では考えていないということで終わっていますし。

その割には酒場経営するために野菜を作ったり井戸を掘ったり酒場の小屋を作ったり実際に営業してみたりと、その辺りの描写は細かくて読んでて面白いです。これ異世界系で酒場をやるという発想が先にあってあとから異剣とかの設定を考えたのかな。話を膨らませるためにとか。

酒場辺りの話とか酒場に来た酔っ払い女騎士の話とかは色々面白いのですが、やはり何がしたいのかよくわからないというのが率直な感想です。そもそも戦乱の世界になっている理由が不明だし(それが異剣が原因なのかな?)、何よりコハクが主人公に執拗につきまとって守ろうとするのが全く説明されていないし。

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登場から一貫してコハクはクレオを生かそうとするのですが、その理由は一切語らず。そもそもこのコハクの存在自体が全て謎。この辺りが解明していくのはいつになるのやら。

世界観もクレオ周辺の話しか出てきてないので町並みや庶民の暮らし等も推測できず。酒場経営して異剣を集めてそのあとどうしていくのかもまだ計画されておらず。謎だらけで何もわかりません。

なのにそれなりに面白いと思って読めてしまうのが不思議だなあこれ。絵はHelckの初期から見ると格段に上手くなってるし、話の間も上手い。この感じでまだまだ続き読みたいと思わせてしまうのは素直に凄いと思います。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


2巻の感想はこちら (酒場要素どこ??)
3巻の感想はこちら (酒場要素が戻ってきて話も展開して面白くなってきた)



 

ゴールデンカムイ 5巻 - 変態殺人鬼辺見和雄、谷垣の戦い

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辺見和雄、絶頂に至る!!

このマンガがすごいでも2位になり、個人的にも大推奨中のゴールデンカムイ5巻、前半は超絶変態殺人鬼辺見和雄との死闘、後半は谷垣と第七師団の謀反者達とのバトルになります。

この辺見和雄、相当な変態で、死に抗う姿を見ること、その窮地に立たされることに快楽を覚える一線を越えた超級変態性癖の持ち主です。その情熱たるや凄まじいものでもうそれはまさに恋。執拗に、執拗に杉元に殺されるために杉元を殺そうとします。その殺されそうな時の抵抗、そこに辺見和雄は最大級の快楽を得るのです。

いやあ、変態だったなあ。到底理解できない変態。真の変態。そして素晴らしい度肝を抜かれるような結末でした。


そして以外だったのが谷垣対第七師団の謀反者との戦い。当初は杉元を追うものとして、次はエゾオオカミを狙うマタギとして、そして今回は第七師団の謀反者から逃げるため谷垣の戦いが繰り広げられるわけです。
その内容もまた良かった。圧倒的不利な状況下からの大逆転。まさかまた今回も北国の自然を使って対抗することになるとは、やはりエゾを舞台にした漫画ならではですね。ってかこういう使われ方もう3回目くらいじゃないか?活躍しすぎだろうにw


そしてゴールデンカムイにはおなじみの食事シーン!!

ニシンの街小樽ならではの、
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ニシン漬け!
慣れ寿司、飯寿司みたいなもんなのかなこれ。ニシンの切り込みとかが好きな自分にとってはこれが大好物になることうけあい。これ、クセになるんですよ、発酵食品だから万人には受けないと思うけど。



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シャチの竜田揚げ!!
ひょんなきっかけで獲ることが出来た海の神レプンカムイの唐揚げです。
クジラみたいなものなので味は保証付き、絶対美味いだろこんなの。



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子持ち昆布の串揚げ!!
絶対美味い。数の子と昆布の組み合わせとか最高に違いない。
今回実は子持ち昆布そのものって見たことが無かったので画像検索したんですが、あんなにびっしり昆布にくっつくものなんですね。ニシンすごい。ニシン釣りした時もメスで数の子だった時は最高に美味いんだよなあ。オスで白子でも満足できますけど、数の子の大当たり感がホントたまらない。




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イトウの刺身!!
え、これ本当に大丈夫?川魚だよね?寄生虫とかすごいんじゃ。鮭だって一度冷凍にして虫殺してからじゃないと食えないくらい虫すごいんだからイトウだってそうなんじゃないか?ルイベなら良さそうだけどこれは怖いなあ。



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イトウの塩焼き!!
豪快な被りつきはたまらん。やっぱ鉄板とかじゃなくて網とかこうやって串焼きにして脂と水を落としながら焼くと魚は最高ですな。逆にちゃんちゃん焼きみたいな鉄板の味噌焼きはどうも臭さが気になってダメ。だからこの焼き方は絶対に美味い!!




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イトウの目玉!!
おっきい。。。




あとアイヌ語のオソマこと見た目がうんこに見える味噌を克服したアシリパさんが食べることに段々抵抗が無くなって海の神であるシャチを食べる際にも
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「そもそも人を殺して食べたヒグマをウェンカムイと呼んで必ず討ち取りこらしめるのは、人の弱さを知って人肉の味をおぼえた危険なヒグマを野放しにしないためだったりするんだきっと。だからヒグマ以外はウェンカムイとは言わないんだ多分」

と、アイヌの教えを都合よく解釈するようになってきたのが素敵。こういう適応力が高い子は好きですよ。日本人の文化にも触れることで色々な考え方、適応していき発展させるのはホント前向きで素晴らしい。




というわけで、いつも通り美味そうだし戦闘もキビキビしてて臨場感があって面白いしギャグとシリアスのバランスも秀逸だしで最高な5巻でした。ホント面白いなこの漫画。5巻まで来ても面白さが落ちるどころかさらに面白さが増してる。次も楽しみ!


魔のおまけ:セクシー杉元
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こんなん笑うに決まってるわwww



4巻の感想はこちら (ゴールデンカムイ 4巻 - 三つ巴の勢力図が確立し始めた怒涛のエゾサバイバル)
6巻の感想はこちら (ゴールデンカムイ 6巻 - 札幌殺人ホテル)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆

ゴールデンカムイ 4巻 - 三つ巴の勢力図が確立し始めた怒涛のエゾサバイバル

今回のメイン食材はオオワシ

今年に入ってから人気沸騰中のゴールデンカムイ、当然ながら山賊ダイアリー好きの私にとって狩猟して食べるというのがピンポイントで面白さを刺激してくるので大好きな作品です。

この作品の凄いところは、明治時代の北海道のアイヌ民族をテーマに北の大地の狩猟生活をしながら、北海道に眠る金を巡って3つの勢力が対立しあっているということを両立していることです。
面白さとしては、それぞれ単品でも十分にイケるものだと思うのですが、それが両方無理なくストーリーを展開するのですから面白いに決まっています。
これはもう、2倍の面白さどころではなく、面白さの2乗くらいになってます。

勢力同士の対立も雪国ならではの戦いだったり(スキーで追跡したり、川に落ちたり)、
しっかりバトル物としても成立してるし、
狩猟と実食シーンは言わずもがな動物の習性から狩りの方法、そして食べ方まで丁寧に書くから凄く面白く、美味そうに見えるし、
正直文句がつけるところが無いです。
(ぶっちゃけ絵の上手さから、山賊ダイアリーよりも狩猟シーン面白いかもしれない)

また、アイヌの文化史の側面もあるので、内地の人間である杉元とアイヌ人のアシリパの間で文化交流の様なこともしてるので、そういった歴史物としての見方も出来ると思います。
味噌をひたすらウンコだと言い張って食べないアシリパとか、
狩猟動物の脳ミソを生で食べる習慣を受け入れるのに覚悟がいる杉元とか。

あとは道産子としては小樽のニシン御殿の由来が知れたりとかそういった面でも親しみやすいのかも。

既に人気出ててあまり紹介するまでもない作品かもしれませんが、未読の方は必見です。
うーん、時間があればこれも狩猟成果と実食でまとめたいな。 


5巻の感想はこちら (ゴールデンカムイ 5巻 - 変態殺人鬼辺見和雄と谷垣の戦い)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆
  

山賊ダイアリー 5巻 狩猟成果と実食

オレなんでも食えるようになった気がします

サバイバル度が上がった山賊ダイアリー5巻、狩猟成果と実食のまとめとなります。

今までのまとめはこちらから

山賊ダイアリー 1巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 2巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 3巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 4巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 6巻 狩猟成果と実食

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:タラの芽の天ぷら
■味:うん!!モッチモチだ

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:ヤブカンゾウのおひたし
■味:柔らかいしクセがない

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:タンポポとツナのマヨネーズ和え
■味:タンポポって世界で一番マヨネーズに合うんじゃないか?

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:イタドリの梅肉和え
■味:シャキシャキしておいしい

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:葉ワサビの醤油漬け
■味:早く食いてーなーあれに白メシ……くうっ……!!

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:ツクシの卵とじ
■味:感想無し

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:コシアブラのおひたし
■味:感想無し

■獲物:春の山菜パラダイスその1
■調理:ノビル(生)酢味噌和え
■味:感想無し

■獲物:すごく若々しいタケノコ
■調理:その場で生で
■味:青臭くてあまりおいしいとは思わないのですが……

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:ワラビの刺身
■味:このヌルヌル感がいいな

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:クズの天ぷら
■味:モチモチしてる

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:ハニンジンのおひたし
■味:苦いな、食えたもんじゃないぞ

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:クレソンサラダ
■味:感想無し

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:タケノコの煮物
■味:感想無し

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:フキの煮物
■味:感想無し

■獲物:春の山菜パラダイスその2
■調理:コゴミを茹でたものマヨネーズ和え
■味:感想無し

■獲物:水田の用水路で捕まえたアメリカザリガニ
■調理:茹でて醤油マヨネーズで
■味:エビとカニの中間のような味で特有の旨味があります

■獲物:川原でサバイバル, アカミミガメ1匹、ウシガエル1匹、トノサマガエル1匹、アメリカザリガニ2匹、マムシ1匹
■調理:鍋でごった煮
■味:鼻に抜ける強いカメ臭

■獲物:赤木さんがゲットしたヌートリア
■調理:焼肉
■味:スルメのようなダシのうまさが肉についています 「うん、やっぱりネズミ系だね」

■獲物:ヒヨドリ6羽
■調理:ヒヨドリの春雨スープ
■味:すごくやさしい味です、離乳食のようですね

■獲物:シカ
■調理:通販で買った鋳鉄鍋で焼いたシカ肉のロースト
■味:熱が均一にしっかり入っていて、ぼくの料理がワンランク上に感じられるおいしさです



山賊ダイアリー 4巻 狩猟成果と実食

人生で先にオスを食べていたらイノシシはまずいものだと思っていたかもしれません

そんな発情期のオスイノシシを食べた山賊ダイアリー、4巻の狩猟成果と実食のまとめとなります。

今までのまとめはこちらから

山賊ダイアリー 1巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 2巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 3巻 狩猟成果と実食
山賊ダイアリー 6巻 狩猟成果と実食

■獲物:罠で一網打尽にしたスズメ
■調理:丸焼き
■味:脳ミソがうまいんじゃ、頭をこうカリッと割って中身をチュルッ…‥と


■獲物:ガレージの壁の下に生えていることに気づいたけど見なかったことにして山に採りに行った自然薯
■調理:トロロイモごはん
■味:苦労して掘りましたが一瞬で食べてしまいました


■獲物:崖をラペリングしてナイフ(値段高め)を無くしてまで回収したハト
■調理:未調理
■味:未実食


■獲物:人の罠に掛かっていたもらいものの発情期のオスイノシシ
■調理:焼肉
■味:噛んでいるとナフタレンのようなツンとした刺激臭があります、このにおいのせいでイノシシの風味が台なしになっています


■獲物:アジ釣りの休憩中に投げていた竿に掛かったシャコ
■調理:茹でて
■味:うわっ腐ってる…!!


■獲物:ムクドリ
■調理:塩焼き
■味:岡本君が口つけたのはちょっと……


■獲物:いままで獲ったイノシシ全ての頭
■調理:イノシシ頭のフルコース:シシタン
■味:牛タンよりずっとおいしい!


■獲物:いままで獲ったイノシシ全ての頭
■調理:イノシシ頭のフルコース:脳ミソ
■味:見た目も味も白子

■獲物:いままで獲ったイノシシ全ての頭
■調理:イノシシ頭のフルコース:ほほ肉のステーキ
■味:うまいけどちょっと固いね

■獲物:いままで獲ったイノシシ全ての頭
■調理:イノシシ頭のフルコース:小間切れ肉のシシカレー
■味:「岡本君!!ご飯もうねぇよ!!」「5合炊いたのにもうないの!?」「大丈夫冷凍うどんがある!!カレーうどんにしよう!!」「勝手に開けるんじゃねえ!!」

■獲物:マガモ
■調理:大事な日に食べようと思ったが我慢できずに翌日ゴマみそ鍋
■味:カモのダシが利いてて野菜がうまい


■獲物:キジと山で採れたナメコ
■調理:キジ鍋
■味:うん、いいな、白菜いれるか


■獲物:かっぱ寿司のイクラで釣ったアマゴ
■調理:塩焼き
■味:渓流魚のかぐわしい香りがたまりません、皮にも上品な旨味があります



実はこの4巻にはスーパーの駐車場で大暴れしたイノシシとさーちゃんこと佐々木さんの激闘が掲載されているのですが、それが本当に面白くて必見です。



山賊ダイアリー 3巻 狩猟成果と実食

「赤木さんはネズミ食べた事あります?」
「最近はないなぁ~~」
「最近は…?」


はい、ドブネズミを仕留め損なった後の会話です。
いやいや、ドブネズミは本当にやばいでしょうよ、病気とか。。。

それでは、そんな3巻の狩猟成果と実食まとめ、いってみましょう。


■獲物:以前獲った猪肉
■調理:野菜炒め
■味:うんめぇ…


■獲物:カモ (狩猟方法不明)、自生していたヒラタケ
■調理:カモ肉のシチューとキノコ(自生していたヒラタケ)のパスタ
■味:ズルズル、ムシャムシャ


■獲物:罠で捕獲した鹿
■調理:漬け込みスペアリブ、鹿の刺身、鹿ステーキ
■味:スペアリブ:タレのおかげで青臭さがハーブみたいに感じる。 鹿の刺身:オレは『好きな刺身は何?』って聞かれたら間違いなく鹿って答えるね。 ステーキ:ニンニク効いてるな…


■獲物:池で釣った顔の皮下で寄生虫がうごめくブルーギル
■調理:ブルーギルフライ
■味:骨が多くて、クセのない白身魚だが皮の魚臭さが気になる


■獲物:アキ君とマサムネ君と3人でクーラーいっぱいに釣ったブルーギル
■調理:皮剥きブルーギルフライ
■味:餌の魚肉ソーセージの方がおいしいと思う


■獲物:冷蔵庫がいっぱいになったので一斉処分しようとしたヒヨドリ、ハト、イノシシロース、添え野菜の川の中洲で採ったクレソン
■調理:イノシシ燻製ワサビ添え、ハト燻製、ヒヨドリ燻製、クレソンサラダ
■味:こじゃれたレストランやバーの味だ…旨すぎる…


■獲物:イノシシ
■調理:元日のお昼に食べるイノシシのチャーシューをいっぱいのせたインスタントラーメン
■味:うん!!チャーシュー旨いな!!しかし物悲しいものがある…


■獲物:野生の渋柿
■調理:渋柿の塩漬け
■味:渋みは抜けており、絶妙な塩味と発酵感があります


■獲物:カモ
■調理:すりごまと味噌ベースのカモ鍋、セリを大量に入れて
■味:うまい!!カモいい出汁だすなぁ!でもおじや8杯は食い過ぎだ…


■獲物:キジバト
■調理:事故ってカブがイカれて山に取り残されたので未調理
■味:
事故ってカブがイカれて山に取り残されたので未実食


■獲物:キジバト2羽
■調理:ハト南蛮、手羽とモモ肉の唐揚げ甘酢がけ
■味:2羽入れたのが良かったな、肉に脂っ気がないのが残念な気分……


■獲物:生きてる牛をついばむカラス討伐
■調理:シチュー
■味:マトンのクセが許せるなら気にならないレベルだろ?


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポン
■調理:スッポンの生き血トマトジュース割り
■味:血とトマトジュースの味


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポンの中から出てきた卵
■調理:そのままパクリ
■味:少ししょっぱい生卵、白身はゼリー状でなかなかの珍味


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポン
■調理:身と内臓をぶつ切りにしてスッポン鍋
■味:獣肉の臭みや魚の生臭さなどは全くなくプリプリしています


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポン
■調理:一緒に鍋で煮た甲羅
■味:ぬるぬるしていてコラーゲン100%って感じです


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポン
■調理:スッポン鍋のスープ
■味:ほとんど塩のみの味付けでこの深い味!! 爬虫類って実は一番いいダシを出すんじゃないでしょうか


■獲物:炎天下の中2時間20分粘って釣ったスッポン
■調理:寝付けず口が舌がスッポンのダシを求めてきたのでやむえず夜中に作ったスッポンスープのうどん
■味:ズルズルズルッ ぷはー うめぇ…


とにもかくにも、最後のスッポンがインパクト大でした。
高級食材とはいえ、どうも抵抗感はぬぐえませんが、一度は食べてみたいものです。
 

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