おそらく最後の日常パートとなる「ハコヅメ」22巻です。アンボックス入れたら実質23巻目です。
ハコヅメはそろそろ1部完結として、一旦連載終了が示唆されています。22巻の巻末予告でも触れられており、どうやら23巻から始まるロング編を最後にするのだとか。
これ、話によると作者の泰三子氏が、体力のあるうちに描きたいテーマがあるからとのことです。なるほどそれなら納得、終わってしまうのは寂しいですが、次回作も期待しましょう。
というわけでですね、シリアスなロング編を目前として、22巻は日常パートが詰め込まれています。しかも、キャラの恋愛要素を中心に描かれていて、1部としてキャラたちをくっつけて終了しようとしているのではないかと思います。
まずは復帰したと思ったら同期とゼロ日交際結婚した桜。これまで全く浮いた話なく、源一筋かと思いきや、あっさり結婚してしまいました。源、惜しい女を手放したね。
次に如月部長が追いかけ続けてる川合、いつの間にか単なるイケメンではなくふとした時にイケメンを思い出すまで気持ちが膨らんでいます。源、せっかくキスまでしたのに手に入らなかったね。
そして前々からうっすら気配はありましたが、今回確立してしまった山田聖子ちゃんルート。20巻で山田が2分間大事な人と話す時間を考えた時、迷いなく聖子ちゃんに行った時点でもうそういうことだったのかな。源、聖子ちゃんが一番ありそうだったのに後輩に取られちゃったね。
最後にずっと初期から続いている源山田ルート。山田は仕事で源は尊敬しているけど、私生活ではクソほども尊敬してないんですよね。しかも山田は聖子ちゃんルート入っちゃったし。源、男でもよかったのかもしれないけどそれも叶わないね。
あと何気に、中富課長と松島ルートが見え隠れしていました。源、惚れてもいないのに勝手にフラれた気分だね。
そういった恋愛要素の合間に、たまに事件を対応する話も挟まれています。22巻で特徴的だったのは学校内でのSNSによる誹謗中傷事件。
この話、最初読んだ時は、途中の展開で一瞬わけがわからなくなって最初から読み直しました。まさか漫画でこういう叙述トリックを使ってくるとは。笑いありの恋愛話に紛れ込んだまともな話だし、展開にも思わずゾクッとしました。やはり話が上手い。
そして何気に宮原部長の息子が初登場。今回警察官になりたくないって言ってるけれど、読者はみんな彼が警察官になるって知ってるんですよね。川合が警察学校長にって展開の時に仕込んだネタをここで回収してて微笑ましい。
17巻より、宮原教官。17巻といえばアンボックス直前巻か。。。感慨深い。。。
そんなわけで、おそらく最後となる気楽に読める「ハコヅメ」です。次巻からは大期待のロングシリーズ。1部もどんな結末を迎えるのか楽しみですな。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
ハコヅメ3巻の感想はこちら(川合先生初登場の似顔絵特別捜査本部)
ハコヅメ4巻の感想はこちら(黒田カナ伝説はここから始まった)
ハコヅメ5巻の感想はこちら(とにかく笑える内容盛り沢山)
ハコヅメ6巻の感想はこちら(伝説の笑ってはいけないお誕生日会が収録されたハコヅメの最高傑作巻)
ハコヅメ7巻の感想はこちら(煽り役としてパーフェクトな聖子ちゃんが見れます)
ハコヅメ8巻の感想はこちら(これ警察学校で習ったやつだ!)
ハコヅメ9巻の感想はこちら(色々な話が詰め込まれている、これぞハコヅメ)
ハコヅメ10巻の感想はこちら(迷惑防止条例と強制わいせつの違いが勉強になります)
ハコヅメ11巻の感想はこちら(1巻の伏線を見事回収、この日の出会いを何度も後悔することになる)
ハコヅメ12巻の感想はこちら(同期の桜完結、川合の成長を感じられる最高の展開)
ハコヅメ13巻の感想はこちら(アンボックス事件のカップルが登場)
ハコヅメ14巻の感想はこちら(奥岡島事件発生篇)
ハコヅメ15巻の感想はこちら(奥岡島事件解決篇)
ハコヅメ16巻の感想はこちら(1巻で出てきたキャラが再登場する感動の成長譚)
ハコヅメ17巻の感想はこちら(アンボックスを読んだ後に読むと非常に切ない)
ハコヅメアンボックスの感想はこちら(警察の負の感情を全力で主張した傑作)
ハコヅメ18巻の感想はこちら(即ハメあんあん激イキスクール)
ハコヅメ19巻の感想はこちら(20巻を読むために覚悟させられる巻なのではないか?)
ハコヅメ20巻の感想はこちら(アンボックス級のシリアス話が一貫した傑作巻)
ハコヅメ21巻の感想はこちら(虎松譲二事件完結!大事件の事後処理といつものギャグパートが再開します)
ハコヅメはそろそろ1部完結として、一旦連載終了が示唆されています。22巻の巻末予告でも触れられており、どうやら23巻から始まるロング編を最後にするのだとか。
これ、話によると作者の泰三子氏が、体力のあるうちに描きたいテーマがあるからとのことです。なるほどそれなら納得、終わってしまうのは寂しいですが、次回作も期待しましょう。
というわけでですね、シリアスなロング編を目前として、22巻は日常パートが詰め込まれています。しかも、キャラの恋愛要素を中心に描かれていて、1部としてキャラたちをくっつけて終了しようとしているのではないかと思います。
まずは復帰したと思ったら同期とゼロ日交際結婚した桜。これまで全く浮いた話なく、源一筋かと思いきや、あっさり結婚してしまいました。源、惜しい女を手放したね。
次に如月部長が追いかけ続けてる川合、いつの間にか単なるイケメンではなくふとした時にイケメンを思い出すまで気持ちが膨らんでいます。源、せっかくキスまでしたのに手に入らなかったね。
そして前々からうっすら気配はありましたが、今回確立してしまった山田聖子ちゃんルート。20巻で山田が2分間大事な人と話す時間を考えた時、迷いなく聖子ちゃんに行った時点でもうそういうことだったのかな。源、聖子ちゃんが一番ありそうだったのに後輩に取られちゃったね。
最後にずっと初期から続いている源山田ルート。山田は仕事で源は尊敬しているけど、私生活ではクソほども尊敬してないんですよね。しかも山田は聖子ちゃんルート入っちゃったし。源、男でもよかったのかもしれないけどそれも叶わないね。
あと何気に、中富課長と松島ルートが見え隠れしていました。源、惚れてもいないのに勝手にフラれた気分だね。
そういった恋愛要素の合間に、たまに事件を対応する話も挟まれています。22巻で特徴的だったのは学校内でのSNSによる誹謗中傷事件。
この話、最初読んだ時は、途中の展開で一瞬わけがわからなくなって最初から読み直しました。まさか漫画でこういう叙述トリックを使ってくるとは。笑いありの恋愛話に紛れ込んだまともな話だし、展開にも思わずゾクッとしました。やはり話が上手い。
そして何気に宮原部長の息子が初登場。今回警察官になりたくないって言ってるけれど、読者はみんな彼が警察官になるって知ってるんですよね。川合が警察学校長にって展開の時に仕込んだネタをここで回収してて微笑ましい。
17巻より、宮原教官。17巻といえばアンボックス直前巻か。。。感慨深い。。。
そんなわけで、おそらく最後となる気楽に読める「ハコヅメ」です。次巻からは大期待のロングシリーズ。1部もどんな結末を迎えるのか楽しみですな。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
ハコヅメ3巻の感想はこちら(川合先生初登場の似顔絵特別捜査本部)
ハコヅメ4巻の感想はこちら(黒田カナ伝説はここから始まった)
ハコヅメ5巻の感想はこちら(とにかく笑える内容盛り沢山)
ハコヅメ6巻の感想はこちら(伝説の笑ってはいけないお誕生日会が収録されたハコヅメの最高傑作巻)
ハコヅメ7巻の感想はこちら(煽り役としてパーフェクトな聖子ちゃんが見れます)
ハコヅメ8巻の感想はこちら(これ警察学校で習ったやつだ!)
ハコヅメ9巻の感想はこちら(色々な話が詰め込まれている、これぞハコヅメ)
ハコヅメ10巻の感想はこちら(迷惑防止条例と強制わいせつの違いが勉強になります)
ハコヅメ11巻の感想はこちら(1巻の伏線を見事回収、この日の出会いを何度も後悔することになる)
ハコヅメ12巻の感想はこちら(同期の桜完結、川合の成長を感じられる最高の展開)
ハコヅメ13巻の感想はこちら(アンボックス事件のカップルが登場)
ハコヅメ14巻の感想はこちら(奥岡島事件発生篇)
ハコヅメ15巻の感想はこちら(奥岡島事件解決篇)
ハコヅメ16巻の感想はこちら(1巻で出てきたキャラが再登場する感動の成長譚)
ハコヅメ17巻の感想はこちら(アンボックスを読んだ後に読むと非常に切ない)
ハコヅメアンボックスの感想はこちら(警察の負の感情を全力で主張した傑作)
ハコヅメ18巻の感想はこちら(即ハメあんあん激イキスクール)
ハコヅメ19巻の感想はこちら(20巻を読むために覚悟させられる巻なのではないか?)
ハコヅメ20巻の感想はこちら(アンボックス級のシリアス話が一貫した傑作巻)
ハコヅメ21巻の感想はこちら(虎松譲二事件完結!大事件の事後処理といつものギャグパートが再開します)
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(22) (モーニングコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.10.28
泰三子(著)
講談社 2022-10-21T00:00:00.000Z
¥726
講談社 2022-10-21T00:00:00.000Z
¥726
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(17) (モーニングコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.10.28
泰三子(著)
講談社 2021-06-23T00:00:00.000Z
¥715
講談社 2021-06-23T00:00:00.000Z
¥715