サバイバル

肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~ 1巻 - 昆虫女子が繰り広げる昆虫食

虫が苦手な人はそっとブラウザを閉じることをオススメする「肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~」です。

テーマはそのままです。昆虫女子高生が虫を調理して食べる漫画です。

ここで読めます。


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「…って克服ってもしかして 虫を食べるって話になってます?」

虫嫌いの教師が、昆虫人なる生徒の「虫料理研究部」を作りたいという願いを聞くところから始まります。もうまずね、「昆虫人」ってのがよくわからないと思うのですが、人間のように進化した昆虫らしいんです。正直なところ、なぜこんな意味不明な設定をしたのかはわかりませんw

しかもこの「昆虫人」たち、別に虫を食べる必要などないんです。普通に人間と同じご飯で生活出来るし、外見、特に頭が虫っぽいだけで、他は人間と一緒なんです。虫を食べるというテーマであれば「桐谷さん」があるので、特にこの設定いらないんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう。


それはともかく、虫料理です。本作の特徴として、昆虫食の特徴である「見た目がNG」に全面から改善を取り組んでいます。

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「『コオロギ豆腐ハンバーグ』!完成です!」

ね、見た目は普通なんです。もちろん調理工程では大量のコオロギをすり潰すシーンがありますが。というかこれならコオロギ入れなくてもいいんじゃないかと思うのだけど、それを言っちゃあ漫画が成り立たないかw

そしてこの作品でも他の虫食もの同様に、大抵の人間は食べたがりません。だけど結局食べてみて「あら美味しい」と持っていくのが定番ですな。偏見持たずに食べれば意外と美味しいのでしょう。見た目さえなんとかすればたぶん食べられる、はず。。。


だけど、3話で取り扱ってるカメムシの香味油は正直勘弁願いたいw カメムシというのも駄目だけど、結局香りがパクチーなんであれば、最初からパクチー食べればええやんw というか中国でネギ代わりに使われるパクチーに辟易したからパクチー好きじゃなくなったしそもそもいらんがw (これは個人の感想)

パクチーをうめぇうめぇ言って食べる人の気が正直しれないんだよなあ。そんないいものでも無いですよ、パクチー。臭いし。臭いのがいいんだろうけど、好きな人は。中国行ったら多くの料理に使われるからパクチー好きな人は中国に行ってみたらいいアルよ。


というわけで、虫食を全力で推し進める「肉食JKマンティス秋山」です。これは好み分かれるだろうなあ。苦手な人は駄目だと思う。いくら絵柄の可愛さで騙そうとしてもやってることは虫食だしガッツリ虫出てくるし。決してつまらないわけでなく、面白い部類なので惜しい。


眠気覚め度 ☆☆☆


肉食JKマンティス秋山 ~むしむし料理研究部!~ 1巻 (ブレイドコミックス)
有野金吾(著)
マッグガーデン 2021-10-08T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥660


ソウナンですか? 10巻 - エピローグ巻になりソウナンですか?

完全にエピローグ巻となった「ソウナンですか?」10巻です。9巻で遭難救助され、10巻はほまれが学生生活に遭難してサバイバルする巻となります。

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「普通の女子高生に私はなるっ…!!」

元々サバイバル知識が潤沢で、ほまれがいたからこそ無人島サバイバルを乗り切ることが出来たわけですが、逆にほまれは普通の学生生活に不慣れであり、今度は無人島生活を共にした仲間たちに様々な女子高生知識を教わることなります。

こういう、環境が変われば立場が変わる関係というのは良いものです。お互いが尊敬しあい、成長を促せる。まさか「ソウナンですか?」にこんな感動をもらえるとは思いませんでした。悔しいけど少し涙腺が緩んでしまった。


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「人生はサバイバルだ」

パパも良いこと言うわー。

そんなこんなで、10巻は一般的に言われるサバイバルはしません。普通の女子高生生活、そして帰ったあとのエピローグが全てです。これまで読み続けたファンに向けられたエピローグとも言えるでしょう。

ですので、10巻まで読み進めた人はサバイバル要素が無くても満足いく最終巻となります。いないと思いますが、10巻をサバイバルものとして読み始めた人は肩透かしを喰らうかも。

うん、ここまで書いてもう一回ざっと眺めてみたけれども、何回読んでもこれがサバイバルマンガだと思えないくらい普通の女子高生生活してるなあw


というわけで、9巻までのサバイバルと10巻のエピローグを持って「ソウナンですか?」は完結しました。

ネタは面白いけど絵柄のパンチがどうしても一般受けしにくかった岡本健太郎氏の原作と、さがら梨々先生の絵柄が抜群にマッチして、可愛い女子高生がとんでもないサバイバルをする素敵な作品だったと思います。


作者の裏話が公開されていますので、10巻まで読んだファンの皆様は必見です。


眠気覚め度 ☆☆☆


9巻の感想はこちら(遭難終了しソウナンですか?)


ソウナンですか?(10) (ヤングマガジンコミックス)
さがら梨々(著), 岡本健太郎(著)
講談社 2022-04-06T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥726

 

魔女と騎士は生きのこる - 正統派ファンタジーサバイバル

村を滅ぼしたのが森の魔女だと思って全力で殺しに掛かったら魔女のせいではなかったところから始まる正統派サバイバルファンタジーの「魔女と騎士は生きのこる」です。読んだ感想として、素直に面白いです。

ここで読めます


まず、前置きもほとんどなく主人公が狩りから村に帰ったら村人が全員死んでます。スタートからスピード感があるヘヴィさです。この最初の状況説明にド直球でハードな展開をつきつけてくる素直さが素敵です。

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「生き残った我が領民たちをお前が代わりに導くのだぞ」

辺境伯だった父に代わり領民を導けと託されるものの、既に領民の息は無く。ドン底から始まる物語ってそこから立ち直る為にあれやこれやを試行錯誤していく過程が面白いんですよね。


で、冒頭で前述したとおり、この状況を作り出したと思われる魔女のところへ行くのですが、実は魔女の仕業でもなんでもなく、むしろ領民たちに正しい死を与えてくれる存在になります。そうして、そこから始まる魔女と、生き残った数人の領民とのサバイバル生活がいまのところメインテーマです。

そのサバイバル生活も、領民たちを養う領主の苦労という形で表現されます。

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当然領主であるアグレディオスだけの力ではこの生活を生きのこることは出来ず、領民同士で助け合って生活をしていくことになります。

このあたり、領主の息子であり騎士としての生活は送ってきたけれども、普通の生活に関する知識が無かったり、料理ひとつとっても満足に出来なかったりと、特徴が出ているのが面白いです。生き残った領民の子供も、漁師の子供だからこそ魚を獲ったり捌いたり出来たりするのがまたリアル。


また、ファンタジーならではの敵も出てきたり、それに対する様々な戦法を取ったりとバトル観点での面白さもあります。しかもいつまでも付きまとう生き残るためのサバイバルの必要性。そのあたりの組合せがうまくて、続きをどんどん読みたくなってしまうものです。面白い。

そしてその中でメインとなってくる、魔女との関係。殺そうとしたもののなし崩し的に一緒にいることになったこの魔女が、特異点として作中にいます。人間のものごとを理解していない魔女。人間の行動を理解していない魔女。ふとした瞬間に魔法を使う魔女。このあたりの謎がひとつも解明されず、まだまだ謎は謎のまま展開していきます。


サバイバルファンタジーとして非常に面白いですし、サバイバルがなくてもそれだけで十分面白いファンタジーものとして読めるくらいの重厚さがあります。

しかも単に重いのではなく、キャラにも可愛さあり、クスッとするような笑いありで、気楽に読める要素も満載です。飛び抜けて面白いとまでは言わないですが、これは安定した面白さで続いていきそうです。

この手のものって、大抵最初の設定とか固有名詞とか多くてなかなか入り込みにくかったりするものだと思いますが、それが最初のドン底からの始まりで全てを賄っているとも言えるでしょう。設定を語らなくても読めばわかるようにしている展開は見事です。次巻も期待します。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


魔女と騎士は生きのこる (1) (角川コミックス・エース)
新川 権兵衛(著), 近本 大(その他)
KADOKAWA 2022-02-04T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥634

 

モンキーピーク the Rock 9巻 - 洞窟サバイバルこれにて完結

最終巻となりました「モンキーピーク the Rock」の9巻です。「モンキーピーク」からの因縁にケリが着きます。

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8巻で洞窟から脱出し再び山の中で猿と対峙することとなった早乙女。洞窟の中で見つけた「鬼猿丸」を服用し、痛みに負けるなといわんばかりの気迫で因縁の猿と真正面から立ち向かうことに。

この「鬼猿丸」、非常に都合の良い薬で、「忍者と極道」のヘルズクーポンの如く超人的な力を発揮します。

正直なところこの展開はいかがな物かとは思いました。確かに猿とかいう化物を出してきている時点でなんでもありなんですが、そこに人間の知恵で戦う早乙女たちがやはり面白かったと思うのです。自衛隊の強さも一般人には無い訓練の賜物なわけで、猿と戦えてるのにも納得出来ました。

それが最後はクスリで覚醒ってのが少しなあ。アレだけ怪我しててこれ以上どうやって戦えるのかというのも確かにそうですが。なんにせよ、洞窟内で人が死にすぎたからこうするしかなかったということでしょうかね。もう少し生きてればもっと違う展開にもなったような。


そして怒涛の伏線回収が繰り広げられます。猿の結末、猿を管理していたものたちと早乙女たちの関係、内閣調査室の高橋と騙っていた人物との対峙等々。こんなに詰め込むなら洞窟でだらだら戦ってないでそういうところ掘り下げればいいのにと思ったり。

それとも「モンキーピーク the Rock」のテーマ自体があくまで洞窟内のサバイバルパニックホラーだったのかな。そうなら8巻までの路線は間違いじゃないですね。暗闇でライトが無くなることに脅えたり、洞窟を進む為のリスクを負ったり、水食料不足に苦しんだり。

しかし思い返すとあくまで猿との戦いがメインでしたね。猿も野生という定義ではないのがまた話をしにくいというかなんというか。あくまで人が管理していた猿だし。ということは間接的に人間対人間であったと言えるのだろうか。


どうしても「モンキーピーク」との比較になってしまうのですが、「モンキーピーク」は猿をテーマにした人間同士の争いだったのに対し、「モンキーピーク the Rock」は人間対猿がメインだったのがやはり面白さとして劣ってしまうかなと。

「モンキーピーク」は突如として猿に襲われる恐怖から、登山を続けなければならないことの恐怖、水や食料がなくなることへの恐怖とそれによる対立、内部に猿の仲間がいるのではないかという人狼的な疑心暗鬼が非常に上手くできてました。人としての弱さや人間としての愚かさ、追い詰められた人間の知恵と勇気が詰め込まれていました。

それが「モンキーピーク the Rock」では相手が猿であるため概ね人間達は方向性が一致しており、その中の対立がややあるものの、全員が洞窟を抜けるという意識がありました。なのでそれでは物語として物足りないと感じてしまったのかなと。

あくまで「モンキーピーク」の続編であり、「モンキーピーク」で語られなかった猿の詳しい話やいきさつを補助する為の物語(しかもわかるのは8巻くらいから)なので、猿をメインにした以上人間関係の話を膨らませるのも厳しかったのでしょうか。洞窟内部のサバイバル自体は面白かったので惜しい。


ですので正直なところ、「モンキーピーク」の方が断然面白かったというのが率直な感想となります。「モンキーピーク the Rock」が面白くないわけではないので、「モンキーピーク」を読んでまだ続きが読みたい、そのあとどうなったか知りたいという人にはオススメ出来ます。


これで完全に終わりなのかな?一応最後の場面でまだ続編が作られそうな雰囲気は見せていたけどどうなることやら。まだ続編が出てくれるなら間違いなく購読継続することでしょう。それくらいには面白いんですよ、「モンキーピーク」シリーズは。



眠気覚め度 ☆☆☆


7巻の感想はこちら(人間同士の対立が始まったけどちょっと話が弱い気がする)
8巻の感想はこちら(遂に黒幕登場、話はクライマックスへ)


モンキーピーク the Rock 9 モンキーピーク the Rock
志名坂高次(著), 粂田晃宏(著)
日本文芸社 2022-01-19T00:00:00.000Z
5つ星のうち5.0
¥594








余談とネタバレ感想



最後の生き残りに賭ける一歩でも前へのシーン、感動シーンのはずなんだけど、ここに描かれてるの早乙女以外全員死んでるんだよなあと思ったら何故か笑ってしまったw  ちゃっかり安斎もいるのもまた面白くてw

そしてたった4ヶ月であれだけの怪我を治してまた山に登るとか正気かよw 




モンキーピーク the Rock 8巻 - 遂に黒幕登場、話はクライマックスへ

猿の大群に襲われながら洞窟を逃げ回る「モンキーピーク the Rock」の8巻です。8巻の最後でついにクライマックスと書いてあったので、9巻か10巻くらいで終わるということでしょうか。

前作「モンキーピーク」が山登りの開けた空間にも関わらず逃げ場が無いという状況から、今度は洞窟という逃げ場の無い閉鎖空間に閉じ込められているので、絶望感は今作の方が断然上ですね。

さて、「モンキーピーク」の頃からそうでしたが、今作もまあ人の命が軽い軽い。なんだかんだ毎巻誰か死んでるのではないでしょうか。この巻でもまた死人が出ます。それが「モンキーピーク the Rock」。

ただ、7巻で内部の内輪揉めがあったものの、8巻では全面的に猿が相手です。なので単にバケモノ相手という表現が正しいでしょう。「モンキーピーク」の時のように中に人間が入っているのではなく純粋に猿なのでサバイバルホラーという面が強いですね。

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そしてこの8巻、遂にというかようやくというか、猿側の人間の素性が明らかになってきます。そういう意味では、もの凄く大きな展開がされたと言えるでしょう。

ただ残念なのは、猿側の人間が新キャラであること。誰か黒幕がとかではなく、そもそも別キャラが出てくるのはどうもねえ、もう少しそっちの方に掘り下げがあったらよかったんだけど。

「モンキーピーク」でもいきなり最終盤にポッと出キャラが出てきて、如何にも怪しそうだったらやっぱり怪しくてすーぐいなくなりましたよね。そんな出し方だったら使い捨てにしかならんのに。

「モンキーピーク」はそういうキャラがいても、最後まで仲間同士の対決になってて良かったです。正しい選択をする冷血漢の安斎がきっちり争ってくれたのが本当に良かった。

それに対して、「モンキーピーク the Rock」はほとんど死んでしまっているし、生き残りの中では黒幕になるようなキャラも残ってないので、8巻で出てきた黒幕が本当にこのまま最後の敵になりそうなんです。その辺が惜しいなあ。たぶん行方不明になってる高橋と繋がってるんだろうけど、なんだかなあ。

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そしてこの境地に至っても思い浮かぶ安斎。安斎は良キャラでしたね、こうして続編でも早乙女の意思に残ってしまっている。何気に一番人間臭いキャラって安斎だったんじゃないかと思うんですよ。歪んでいるとはいえ、自分の信念に従った正義感をもっていたわけだし、過去の失敗が実はトラウマになっていたりもするし。早乙女や宮田達のような強い人間よりもよっぽど安斎の方が人間染みてるよなあ。

冒頭で書いたとおり、そろそろクライマックスらしいです。8巻で黒幕も出てきたし、モンキーピークの物語もようやく結末に向かうのかな?そもそも「モンキーピーク the Rock」のような続編が出てくることすら想像してなかったので、もしかしたらまだ続編が出たりするのかも?いずれにせよ、なんだかんだ読み続けてしまっているので次巻も楽しみです。


眠気覚め度 ☆☆☆

7巻の感想はこちら(人間同士の対立が始まったけどちょっと話が弱い気がする)
9巻の感想はこちら(洞窟サバイバルこれにて完結)


モンキーピーク the Rock 8
モンキーピーク the Rock 8
posted with AmaQuick at 2021.12.18
志名坂高次(著), 粂田晃宏(著)
日本文芸社 2021-12-18T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.0
¥594

 

ソウナンですか? 9巻 - 遭難終了しソウナンですか?

表紙のほまれが乳袋のおっぱいでか過ぎでこんなでかくないやろと思った「ソウナンですか?」9巻です。

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と思ったけど、作中でも結構でかいですね。

8巻で船を作っていよいよ島を脱出したけれども、ひょんなきっかけでほまれが海に落ちてはぐれてしまったところの続きからとなります。

9巻は主にほまれ以外の3人がほまれを救出すべく知恵を振り絞る巻となります。頼りっぱなしだったほまれがいなくても次々と案を出して動いていく3人達、遭難当初から成長したものです。

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北斗七星と北極星から時間を割り出すのもサバイバルならでは。知らないと出来ない対応、知識というものは身を助けるとはまさにこのことですね。

この巻では、特に測量系の数学をよく使ってます。時間を使って距離の計測とか、水平線の先に見える距離とか。やはり数学は役に立つのだなあ。


元々、原作者である岡本健太郎氏の「山賊ダイアリー」が大好きで読み始めた「ソウナンですか?」ですが、本当にサバイバル色が強くて良い作品です。

9巻では水分を取る為に魚の目玉だけ吸うとかカモメの生き血を飲むとか、まるで直ちに病気になるのではないかと思うような行動ばかりです。そういえばちょっと前では水分補給の為に泥水を肛門から摂取するとかもありましたね。

正直生き延びる前に体調不良で倒れるのではないかと毎度思ってしまいます。ディスカバリーチャンネルのエドも溜まった雨水にあたっていた気がします。屈強な男でも身体を壊すのだから、本来は彼女達も倒れてておかしくないはず。

そんな状況も、漫画ならではの圧力もありどうにか元気に脱出を続けます。そうして遂にほまれと合流し、最後にはあっさりと救出されて9巻は終了です。

え、次巻予告見ると学校生活に戻ってるんだけど、本当に遭難が終わりなの?遭難の終わりが漫画の終わりじゃなくて?ここから一体どう連載が続くんだろう。エピローグかな?

それとも、サバイバルの無理のツケが来て、体調不良からの学校生活復帰への遭難?もしくは、学校に馴染めない ほまれ がどう学校生活を送っていいか悩んでしまう遭難?予告を見るとどうやら後者っぽいけど。

続きはどんなサバイバルになるかわかりませんが、ひとまずは脱出おめでとう巻の9巻となりました。


眠気覚め度 ☆☆☆


10巻の感想はこちら(エピローグ巻になりソウナンですか?)


ソウナンですか?(9) (ヤングマガジンコミックス)
さがら梨々(著), 岡本健太郎(著)
5つ星のうち4.8
¥726
 

モンキーピーク the Rock 7巻 - 人間同士の対立が始まったけどちょっと話が弱い気がする

好きなんですよ「モンキーピーク」。志名坂高次が描くシナリオが好きなんですよ。壊れていく人間関係、疑心暗鬼、追い詰められた人間の狂気。色々と展開に無茶はあったものの、読んでて面白かったです。

そしてその続編である「モンキーピーク the Rock」ももう7巻まで来ました。なんだけど、「モンキーピーク」ほど面白くはないというのが、ここまで読んだ率直な感想です。

7巻は、というあらすじを簡単に書こうとしましたが、そういや洞窟に閉じ込められて猿に襲われて状況変わってないやと気づきました。ずっと極限状態で襲われて怪我して人が死んでの繰り返しです。

が、この7巻でいよいよ人間関係の対立が明確になっていきます。
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「人間の命より猿の命を重んじる!」

この赤崎の存在が、前作との大きな違いでしょう。大量の猿がいる洞窟に閉じ込められた状態で、猿に襲われながらも出口を探しているのに、猿を絶対に殺してはいけないという愛護派。この状況下における最大の敵となり得ます。

そもそも、前作「モンキーピーク」と今作「モンキーピーク the Rock」の大きな違いというのが、人間同士のサバイバルサスペンスから、人間対猿のサバイバルバトルになってるところなんですよ。

「モンキーピーク」では、猿どころか会社の登山というイベントの時点から全て仕組まれている、人間対人間の争いでした。しかもその過程で人間同士の派閥が出来上がり、登山に対する装備や食料、水の争いが発生していました。そこが実に面白かった。

それに対して、「the Rock」は本当に敵が猿なんです。いやもちろん、この大量の猿が存在する巣に閉じ込めた人間はいるわけで、裏では人間対人間なのはそうなのですが、洞窟内の現状としては人間対猿の構図であるわけです。意思疎通の出来ない相手であり、猿側の思考が何かあるわけではないのが少しつまらないところ。単なる人間対動物です。

そしてこの7巻で、遂に人間同士の対立が明確になったというわけですね。そういう意味では面白くなるはずなのですが、相手が赤崎と他1名というのがなんとも。これならレンジャー部隊と争い続けた方が面白かったかも。

あとは傍から見てると、争ったところで脱出出来ないなら意味が無いのではと思ってしまうのがね。「モンキーピーク」は猿に殺されるという恐怖で山を登り続けることしか出来ず、だからこそ派閥が出来ても双方が山を登るしかないというところは一貫していたのが、わかりやすいとともにそれしか方法が無いというどちらの意見も納得が出来る内容でした。

それに対して、「the Rock」では単に「猿を殺さないで」だけなのが。高橋は生きて帰って猿の生態で大儲けする意思があるけれど、赤崎は最終的に洞窟の中で死んでもいいと思ってるように見えるのが残念。その信念が全く共感出来なく、早乙女達を邪魔してるだけなのが勿体無い。「猿を殺さないで」じゃなくて「金の為に猿を生かせ」の方がまだ人間臭くてわかりやすかったのに。

というか、赤崎は洞窟に閉じ込められてからホント気に入らなかったな。どうにか生き延びようとする早乙女達の邪魔しかしないわけだし。ヘイト生むためのキャラだとしたら良いキャラしてます。

そんな人間同士の対立が始まった「モンキーピーク the Rock」7巻でした。正直、とっとと洞窟からは抜け出して人間同士の話をメインに見たいところです。猿と戦い続けてもあんま面白くない。


眠気覚め度 ☆☆☆

8巻の感想はこちら(遂に黒幕登場、話はクライマックスへ)
9巻の感想はこちら(洞窟サバイバルこれにて完結)

モンキーピーク the Rock 7
志名坂高次(著), 粂田晃宏(著)
5つ星のうち4.2
¥594
 

コンビニ・オブ・ザ・デッド 100日後に救助されるコンビニ店員 - 100日メソッドとゾンビメソッドの融合

100日後に○○する△△メソッドを使ったゾンビものが「コンビニ・オブ・ザ・デッド 100日後に救助されるコンビニ店員」です。

ここで読めます。コミック版はこの内容+αです。

ゾンビサバイバルというだけで一定の面白さが確保されているゾンビメソッドと、去年彗星の如く現れてアイスバケツチャレンジの如く急速に忘れられた「100日後に死ぬワニ」の100日後に○○する△△メソッドの融合実験体といえます。後者も毎日更新ということで個人的にはレベルの高いメソッドだと思っていますので、面白い×面白いは当然すごく面白いのに違いありません。

うーん、まあ感想としてはつまらないとは言わないですが、両手を挙げて面白いと絶賛するかと言われると難しいかなあ。100日メソッドで時間が毎日進んでる割には1日でやるようなことを数日に分かれたりしてることもあるので中途半端かなと思ったり。この辺はワニの方がしっかりしてた気はする。

あとはテーマが前半と後半で変わってきたのがなんとも。後半の話をするなら100日メソッド全然関係なくやった方が面白かったのでは。対して、前半の100日メソッドも100日である必要性はというのが。1日単位で大きく変化するような内容ではなくて数時間単位だったりそれこそ連続だったりするようなものもあるのが。ということは、100日メソッドが上手く生かしきれていないのかもしれないです。惜しい。

話自体が面白くないのかといわれると、そこはゾンビメソッドが活きてるので十分面白かったりします。難しかったのはコンビニに閉じこもってるがゆえに話の発展させ方が難しかったのではないかと。だからこその後半テコいれの気がしないでもないです。かといって、100日後メソッドを使わなかったらtwitterで流行ってコミック化までいけたかというとそこはなんともというところ。

売り出すためにもまずは人の目につくことが重要で、そのためにはSNSを有効活用するのが大事なんですなあ。それと100日メソッドは抜群の相性なのかもしれません。


眠気覚め度 ☆☆☆



ワンダーランド 2巻 - 小さいサイズの人間というものはこうも非力なのか

猫の大群に襲われる恐怖!!

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「スプライト」の石川優吾が送るミクロサバイバル「ワンダーランド」の2巻は徐々にこの謎現象の原因が明らかになってきたり、色々なその背景が見えてきた2巻でした。

いやあ、いいですね、この人間の無力感。次々と蹂躙される感じ。それでもアルコールやロケット花火を使って対抗する人間の知恵。サバイバル感が出てますなあ。下水道をラジコンの船で下ったり、そこでネズミに襲われたりもして、ホントミクロ世界ならではの展開になっています。

また、このミクロ世界が地域限定というのがいい感じにアクセントになっています。こういったサバイバルものだと普通は世界的に同じことが発生していてどうあがいても絶望というのが定説になっていますが、これを局所的なものにすることでミクロ世界と普通の世界のそれぞれの視点からの物語になっています。この2つの視点をどのように絡めていくのか期待ですね。


1巻の感想はこちら (ワンダーランド - スプライトの石川優吾が描くミクロサバイバル)

眠気覚め度 ☆☆☆

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