コメディ

ゴゴゴゴーゴーゴースト 2巻 - オムニバス的な復讐劇を展開しつつしっかりストーリーが進んでいるのが上手い

合コンで正社員の引き立て役に使われる契約社員の明智ウシロが正子を利用して復讐をする「ゴゴゴゴーゴーゴースト」2巻です。

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「笑われる側の気持ちが分かったかしら これで懲りればいいんだけど」

こういった日常の復讐劇が続きます。なので基本は1話完結みたいな展開の繰り返しになってきて、少し食傷気味かなと思ってくるところ。

と思わせて、ほとんどの話で少しずつ話が大きく動き始めてます。この見せ方は上手いなあ、話のテンポの腰を折ること無く、しかしストーリーは前進していくという、いきなり読んだ人も楽しめるし話を追っている人も楽しめる展開です。

ストーリーの進展も大きく2つあり、ひとつは金玉を潰そうとしてる相手が徐々に絡んでくる話と、もう一つは正子との関係、すなわち人間と幽霊が仲良く付き合っているけどその行く先にはという話です。

メインの復讐劇を進めつつも幽霊と歩むことの異常さと危険さに言及していて、これ単独でも十分面白いものだと思います。そこに毎回しっかり事件を発生させて復讐劇をしていくのだから、これネームがきっと大変ですよ。それだけ話が濃いので、そりゃ面白くなりますよねと。

おまけに、幽霊との話が「青野くんに触りたいから死にたい」に近いものが出てきていて、こっちでも似たような話が展開するんかーいとなってきます。人間と幽霊は相容れなく、人間が呪い殺されるというのは幽霊ホラーものの定説なのだろうか。

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「南無阿弥陀仏ビンタ!」

困った時に頼るのは物理ってのはお決まりの流れで笑ってしまった。何気にネタも凝ってて面白いんですよ。

1巻の時はちょっとやり過ぎな感じがしていて、これは悪い影響も受ける人が出てくる作品かもなあと思ったのですが、2巻を読む限りではそんなことは全然思いませんでした。むしろ程よいくらい、次はどんなクズが相手になるのだろうかと楽しみになるほどです。


面白いなあ「ゴゴゴゴーゴーゴースト」。これ絵柄とかノリがなんかに似てると思ったら「トクサツガガガ」に似てるんだ。「トクサツガガガ」好きな人にはもしかしたら合うかもしれません。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


1巻の感想はこちら(世の中の自分勝手な人達を祟ってスカッとしよう)


ゴゴゴゴーゴーゴースト 2 (BRIDGE COMICS)
蛭塚 都(著)
KADOKAWA 2022-05-07T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥653


トクサツガガガ(1) (ビッグコミックス)
丹羽庭(著)
小学館 2014-11-28T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.3
¥693




ダンダダン 5巻 - 予想通りの展開だけど面白さの水準が高くて素晴らしい

毎回これぞ少年漫画の王道と高評価している「ダンダダン」5巻です。

5巻も王道ド真ん中でしたねえ。4巻から登場したキャラがそうなるんだろうなと思っていたらやっぱりそうなりました。仲間を集めるフェーズなんでしょう、着々と悪霊集めが捗っている気がします。

しかし、特に悪霊集めをしようとしているわけではないのに、勝手に事件に巻き込まれて集まってくるのが面白いところ。アクロバティックさらさらからの流れのせいで必然的に新キャラはその傾向を探ってしまいます。

ただ、そんな予想できるド真ん中を突っ走りつつも、しっかりと話しの軸が設定されていて奇妙で気持ち悪くて愉快で不快なオカルトもとい人間描写されるところが、ダンダダンを面白くしている要素なのでしょう。

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5巻の素晴らしいところは敵の対象が人間になったことでしょう。これまでは悪霊だったり宇宙人だったりでしたが、今回はこの異様な人間たちです。

ある種の宗教に陥り、自分たちがやっていることが完全な正義だと認識して、オカルンたちを巻き込んでいく姿は、まさしく人間の汚い部分を描写しています。

こういう如何にも人間臭いの好きなんですよねえ。人間の傲慢だったり悪意だったり、綺麗事で済まさない展開がホント好き。それにイライラしたり、頭に来たり、ひどい目にあってスカッとしたり、色々と感情を揺さぶられるのが人間臭いことの面白さだと思います。


そして何より王道の面白さを引き立てているのがその展開の速さでしょう。だらだらと間延びした展開は一切なく、必要なことが次々と起きていきます。なので非常にテンポが良く、一気に読み進めてしまいます。やっぱりテンポが良いというのは作品を面白くする重要なファクターなんですね。

特にバトル要素も多分に含んだ「ダンダダン」はバトルの展開がスピーディなのもあり、話自体がとても早く進む傾向にあります。

それに対して、導入だったり人物描写、状況描写は丁寧にすることで、必要なことはしっかりと伝えて、話のスピードは落とすことなく一気に展開していきます。その点が非常に好感触。きちんと1冊ずつ大きく話が展開するのがお見事ではないでしょうか。


もう十分に知名度を稼いでいる作品だと思うのですが、やはり評判通りその面白さは折り紙付きだなと思う次第です。普段あまり集英社の作品、特に最近のジャンプ系は読まないのですが、「ダンダダン」はどうしても読みたくなってしまう。面白い。

当然次巻も期待です。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


1巻の感想はこちら(これは必読!間違いなく人気が出る!)
2巻の感想はこちら(非常に高水準の作品、実に面白い) 
3巻の感想はこちら(少年漫画の王道とはまさにこの作品でしょう)
4巻の感想はこちら(宇宙人のお約束を全面で使う演出がお見事)


ダンダダン 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
龍幸伸(著)
集英社 2022-05-02T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥502


ダンダダン 4巻 - 宇宙人のお約束を全面で使う演出がお見事

各所で絶賛まさしくこれぞ少年漫画の王道を突き進む「ダンダダン」4巻です。

率直に言って面白かったです。何より展開が早くてサクサク進むのがいいですよね。バトルも駆け引きがわかりやすくてパパッと進むし、シナリオ会話も詰まってて話が展開するのが早いし。その中に詰め込まれてるギャグや恋愛だったりの要素もまたグッド。

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このシーンのこの展開はホントに腹を抱えて笑ってしまったwww

戦った宇宙人を気遣ってあげる優しさも素晴らしいし、そこから牛に繋がる話の持って行き方素晴らしいし、何よりこのページに至るまでの流れが考えつくされていて完全にやられましたw

このシーンっていわゆるキャトルミューティレーションで、一般知識なわけじゃないですか。ということは宇宙人のお約束なわけですよ。確かに相手は宇宙人だし、牛乳が必要だしって展開になったものの、いきなりこれが出てくるとは思わないじゃないですか、いくら想像出来たとはいえ。ここが本当に上手かったなあ。


それと、これまで宇宙人やら妖怪やらが一挙に出てきてオカルトSFでもうごちゃまぜになってたところに、妖怪と宇宙人の関係性が解き明かされてきたのがいいですね。下手に伏線を隠したままにし続けるんではなくて、出すべき情報はしっかり出す、この読者との駆け引きも上手いなあと。

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「宇宙人の科学技術を以てしても妖怪には勝てない そこでジブン達のような特殊な人間を襲って研究して妖怪に勝つための技術を研究しようとしてるんですよ!!」

なので、共通の敵ではなくてあくまでも妖怪対宇宙人という構成。ターボババアやアクロバティックさらさらが味方についてるのもそういう背景があるからです。

但し、妖怪も素直に力を貸してくれてるわけではなく、なんやかんやあって相手に一度は勝たないとならない。なんだよFFシリーズの召喚獣かよ。悪魔会話じゃ駄目なんかい。

ということは、4巻で出てきた次のお話も、相手が妖怪なら新キャラが仲魔になるパターンなのかな?で、そういう流れがしばらく続くんだろうか。もしそうならいつ終わるのか全くわからんな。。。

とはいえ、4巻まででこれだけ濃厚な展開がされてるので、話が続いてもこのスピードで展開されてくれれば全然飽きずに読み続けられそうです。下手な尺延ばしなく、このままの勢いで走り続けられたら間違いなく傑作になるなあこれ。


いやあ、面白かった。5巻も楽しみですな。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


1巻の感想はこちら(これは必読!間違いなく人気が出る!)
2巻の感想はこちら(非常に高水準の作品、実に面白い) 
3巻の感想はこちら(少年漫画の王道とはまさにこの作品でしょう)
5巻の感想はこちら(予想通りの展開だけど面白さの水準が高くて素晴らしい)


ダンダダン 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
龍幸伸(著)
集英社 2022-03-04T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥502


ゴゴゴゴーゴーゴースト - 世の中の自分勝手な人達を祟ってスカッとしよう

社内不倫がバレて社会に居場所が無くなり、生きるのが辛くなった女性が図らずも死に瀕したら突然守護霊と称するオネエ系幽霊が現れて元不倫相手を祟ろうという話の「ゴゴゴゴーゴーゴースト」です。

いきなり情報量多くて書いてる自分も混乱しています。尚、最初の数話はオンラインで読めます。

ゴゴゴゴーゴーゴースト - pixivコミック


尚、Amazonから引用するとこのような紹介です。

社内不倫で弄ばれた傷心ダメОLの明智ウシロ。彼女の前に突然現れたのは、オネエゴースト・正子。自暴自棄になっているウシロに正子が出した提案とは? おかしな2人の、奇妙でイケイケな祟り生活が始まる!

あんまり変わらないですね。



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「アンタ 今 死にかけてるから…」


一流企業に就職した明智ウシロは社内不倫がバレ、文字通りウシロ指を指されて退社し、三流企業に再就職して慰謝料を毎月払う日々を送っています。

三流企業といえど形態は契約社員。正社員登用の約束も反故にされ、ひたすら独りでやるせない生活を送る日々を過ごし人生にヤケクソがちになっています。

そのストレスから胃薬と酒を毎日煽るような日々となっていて、ついつい胃薬オーバードーズしてしまい、そのまま倒れて頭を打ち死に掛けるわけですね。そこで表れたのが守護霊と言い張る幽霊、正子なのです。


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「アンタの守護霊なんだから」


この不思議な現象を素直に受け入れたウシロ、もういっそのことこのまま死んでもいいかなと言ってしまうところを、この正子が「そういうことなら生きるっきゃなくない?」と復讐を提案します。

「私があいつを祟るから アンタ生きてみなさいよ」

段々とその気になってきたウシロは、思わずその祟りの内容を確認します。

「祟りってのはいったい…何するつもり?」



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「あの男の金玉ひとつ潰しちゃおうと思って~」



そんな彼女?たちの祟り生活が「ゴゴゴゴーゴーゴースト」なんです。幽霊なので見えない正子がウシロの代わりに気に喰わない相手にあんなことやこんなことしてしまう、スカッと系のお話です。

話の展開は面白いし、対象となる相手はこの上なく気に入らない相手が多かったりするので、現実の嫌いな相手に渇!が繰り返されることとなります。

尚、1巻時点では金玉潰しません。それどころか不倫相手がほとんど話に出てきません。その前に身の回りで起こる問題に対応していくのがメインのお話です。


こういうショートストーリーを繰り返すのは面白いですが、あまり長く同じ展開が続き過ぎると飽きも来てしまうので、徐々に正子の過去や秘密であったり、不倫相手との展開をしてほしいところではあります。とはいえ、まだ1巻なので全然良し。面白いです。


ただ、ウシロと正子の行動基点が全て負の感情なので、面白さを感じつつも気づかずに読み手の心を抉っていく可能性が高いので用法容量を守って正しくお使いください。

人間、負の感情に惹かれるものであり、人の不幸だったりスカッと話を好む人も多いのですが、それらは負の感情に基づいており極めて非生産的です。そもそもスカッとする原因に遭遇しなければ不幸にもならないわけなので。他人の怒りや不幸は蜜の味と言えど、それにあてられて自分が病んでいては目も当てられません。

そういった意味で「ゴゴゴゴーゴーゴースト」は負の感情が強く、気をつけないと読んだ人を歪ませるかもなあという印象を持ちました。読んだだけでそういう感情を発生させる作品というのはとても上手い漫画だということなんだろうけど。


ですので、面白くてオススメですが取り扱いにはご注意ください。



眠気覚め度 ☆☆☆☆


ゴゴゴゴーゴーゴースト 1 (BRIDGE COMICS)
蛭塚 都(著)
KADOKAWA 2022-01-08T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥653




余談
主人公が「明智」で主人公の会社の女先輩が「織田」と「徳川」かあ。となると正子は「北条」なのかな。



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そしてこの胃薬「胃が痛くなるほど頑張る私が好き」っていうキャッチコピーが大好きw

ウシロが「喧嘩売ってんのか?」と読者の気持ちを代弁するのもまたグッドwww



 

木根さんの1人でキネマ 9巻 - シン・エヴァ語りはみんな頷く内容でしょう

社会でまともな大人の仮面を被った映画大好き人格破綻者、木根真知子が今日も自分だけの正義の映画評論ナイフを振り回す「木根さんの1人でキネマ」9巻です。

今回の大きなトピックはなんと言っても「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」でしょう。やはり知っている映画だと読み応えが変わりますね。

なお、私は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を観ていませんし、原作も読んでいません。「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は3回映画館で観ました。それを前提とした感想となります。


「鬼滅の刃」の話は、みんなが観てる映画なのに何故観てないの!?日本歴代興行収入1位になるほど人気なのに何故!?「千と千尋の神隠し」より上ってことだよ!?と、いわゆるキメハラをキメられる回です、木根じゃなくて佐藤が。

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世の中のキメハラに真っ向から文句を言う回とも言えます。というか毎度この課のメンバは映画でどっちが上とかどっちが下とか繰り返してますが学習しないなあ。学習したら漫画としてのお話として成立しないから仕方ないけれども。

興行収入が1位だからみんな観ないとおかしいとか、いやいや面白い映画は他にもいっぱいあるんだから映画好きなら他のものも啓蒙するべきだとか、結局数字だけ見てサブカルエリート気取りたいだけだとかもうケンカ腰が止まりません。

普通こういう関係性になってしまうのであれば、絶対職場の雰囲気悪いはずなんだけどな。自己中で傲慢な人間ばかりとか壊れちゃうでしょ。それともそういうメンバばかりだからこそ何故か上手くいっているのだろうか。謎過ぎる。

正直「木根さんの1人でキネマ」ではこのメンバが出てくるのはあまり好きじゃなかったりします。主張ばかり強くて話し合いするつもりない相手とは厳しい。

というわけで最終的には佐藤が説教していつも通り終わるわけです。いやあ、世の中、自分の周りにはそういう人がいなかったからいいですが、こんな風に主張されたらきついですなあ。映画だったりなんでもそうですが、周囲が騒いでいようがいまいが、自分が観たいものを観るのが一番健全です。強要される謂れはないんやで。



そしてお次は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」ですね。3回見た内訳は以下となります。(記憶だけで書いてるので、作中の名前とかと違ったらごめんなさい)



■1回目
公開当日にたまたま会社休んだため、朝一で映画館に。当然混んでて、中頃の座席へお茶1本を手に着席。周囲も埋まっていくので用意には離席出来ない状態で上映開始。

最初のパリ戦で量産型エヴァを次々と撃破していく姿に思わず笑ってしまい、必死に笑いを堪えながらシンジが村に到着。トウジやケンスケとの再開に親の様な気持ちになって「立派になったなあ」と思い涙腺が緩む。

そのあと黒波が村に馴染んでいき、言葉を覚え、優しさや嬉しさを覚え、それに心を溶かされたシンジの「なんでそんなに優しいんだよ」の台詞に一筋の涙。この辺りで膀胱に違和感を覚える。

南極作戦開始、ヴィレが暴れてるあたりでおしっこがしたくなると明確に意識する。そこでそういえばこれ150分という長編だったと気づく。

南極点?でアスカとマリが量産エヴァを次々に倒して撃破エフェクトが出まくるところにやはり笑いが止まらない。尿意も当然止まらない。口寂しいのでちびちびお茶も飲むのがまた尿意に拍車を掛ける。

ミサトさんがシンジに会って母親のようなことをするところで再び一筋の涙が流れる。尿意がだんだん腹痛っぽくなってきた。ゲンドウとシンジの親子喧嘩開始したあたりでまったく映画に集中出来なくなり、あと何分で終わるかだけを考えるようになる。

でっかい綾波が出てきたけどまだ終わらない。

ゲンドウの回想シーンが出てきたけどまだ終わらない。

シンジがみんなを解放していくけどまだ終わらない。

大人になったシンジにマリがいちゃつき始めて「マリエンドかよwww」と思い、ようやく終わるぞーと少し気が緩む。膀胱はもう痛みを感じ始めている。

スタッフロール開始、誰か立つだろうからと期待するも、さすがは公開日上映一発目から参戦している生粋のつわもの共、誰も立ち上がらない。おしっこしたすぎて貧乏ゆすりが止まらない。

終わりの文字と共に劇場内ライトアップ。慌てず騒がず、流れに沿ってトイレに向かう。

トイレ混んでる、待ち時間発生、地獄。

ようやくおしっこ排出。1分弱放出を続けるおしっこに我ながら呆れる。

というわけで、後半はおしっこした過ぎて全然集中できなかった1回目でした。



■2回目
前回の反省を活かし、途中でトイレに行ける席を選択。レイトショーだったので席もちらほらしか埋まっておらず、難なく良いところの通路側を選択。

やはり最初のパリ戦で笑ってしまう。陽電子砲撃ってくるやつギャグでしかないでしょアレ。

やはりシンジの「なんでそんなに優しいんだよ」で泣く。

南極作戦開始直前あたりで、ここから戦闘始まるからーと考えトイレに行く。後半に向けての準備を万端にする。当然だがトイレもガラガラなのでゆっくりまったりしっかりたっぷり放出。

やはりミサトさんとシンジの会話に泣く。

前回ほとんど理解出来なかった後半を大体わかった気になって終了。スタッフロールもじっくり観れた。



■3回目
来場特典がついたこともあり、もう一回観てもいいかなと3回目の鑑賞。おしっこ対策は万全だ。

パリ戦でマヤのケツ エロいなあとため息をつく。そしてやっぱり陽電子砲で笑いを堪える。

アスカとマリがエヴァに移動してる途中でシンジにちょっかいかけるあたりで、このプラグスーツもケツもエロいなあと感心する。あと乗り込む時の虹色に光る演出はパチンコでシン・エヴァテーマに使われたら絶対確定演出に使われるだろうなとほくそ笑む。

銃でシンジを撃とうとしたミドリと、撃ってしまったサクラが座り込んでしまった時のケツがエロいなあと感慨深くなる。あまり難しく考えたことなかったのだけど、冷静になるとエロい格好し過ぎだよねエヴァって。

3回目のゲンドウ回想シーンで、改めてゲンドウが一番子供のままだよなあと色々とわかった気になる。

マリと成長したシンジがいちゃついてるシーンで「乳のでかくていい女」発言にシンジの成長度合いを確認する。その後スタッフロールまでしっかり観て終了。


というわけで、「木根さんの1人でキネマ」でもシン・エヴァ感想戦をしてて楽しかったです。過去の劇場版の感想コマがそれぞれあって、Qではコマ全体が「?」で埋まってしまってホント笑ってしまった。あとはやっぱりカップリングに納得行かない人は多かったんでしょうねえ。それをベースに話も展開してました。


「木根さんの1人でキネマ」は安定して面白いです。昨今映画評論漫画が妙に流行っている気がしますが、個人的にはこれが一番好きかなあ。映画をテーマにしつつ、しっかりキャラの掛け合いがあるところとか。

他には「邦画プレゼン女子高生邦キチ!映子さん」はテーマにしてる映画が特殊なので別物として面白いですね。違うベクトルなので甲乙はつけるべきではないです。



眠気覚め度 ☆☆☆☆


木根さんの1人でキネマ 9 (ヤングアニマルコミックス)
アサイ(著)
白泉社 2021-12-24T00:00:00.000Z
5つ星のうち5.0
¥660





ダンダダン 3巻 - 少年漫画の王道とはまさにこの作品でしょう

非常に高水準で、バトルあり、ホラーあり、SFあり、恋愛あり、キ○ガイありの「ダンダダン」3巻です。3巻も引き続き面白いです。

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前巻から続いた金玉争奪戦の末、その手に取り戻した金玉です。まだ片玉ですが致し方なし。

そして何よりも、このアクロバティックさらさら戦の結末といいその後といい、2巻からは想像もつかない展開になっていました。その流れが本当に見事。

戦いの結末は、まさかの展開。単なる悪霊ではなく、思念が強力な地縛霊としてのアクロバティックさらさらの成り行きは涙無しには読めません。ある意味少年漫画の王道やなこれ。

そしてその後の展開ですよ。まさかのアクロバティックさらさらが愛羅と共に戦うことに。敵だったものが味方に。これこそ少年漫画の王道です。

2巻時点ではアクロバティックさらさら自体が単なる悪霊という認識だったのと、そこからまさか味方になるまでの展開なんて読めやしません。

更に愛羅も混ぜた三角関係っぽい恋愛展開も始まるし、要所に込められるギャグもいちいちしっかりしていて面白い。キャラの個性が立っているからこそこの面白さも引き出せるのかなと。

そこに加えて、狂気染みていてどこか憎めない敵が出てくるというのがまたグッド。完全に頭はおかしいのだけどどこか憎めないのです。しかも年代がバレるような台詞回しもしてくるので尚更共感してしまう。

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「にじゅ~よじかんたたかーえまっすーか ビジネスまーん」

とかね。このあと「たいぐーアパカッ」とか言い出すしね。もうピンポイントで読者狙ってきてるよね。


と、これまでの話をまとめますと、結局この「ダンダダン」は少年漫画の王道をしっかりと踏襲しつつ、SFやオカルトという要素をちりばめることで、やはり非常に高水準の作品に仕上がっていると思うのですよ。

1巻や2巻の感想の時からも書いてきていますが、これだけ面白い要素を詰め込んでいる上に画力も高いので、面白くならないわけがないのです。変に気取ったりカッコつけたりしてないところがさらに拍車を掛けてます。これは人気出るわけですよ。誰が読んだって間違いなく面白いもの。


今や既に認知度が高いので、私が改めて紹介しなくてもと思うのですが、読んだら色々書きたい感想が出てきてしまうのだから仕方ないですね。それだけ「ダンダダン」は面白いです。自分が中学生とか高校生だったらきっとこれを年度代表作に選ぶだろうなあ。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


1巻の感想はこちら(これは必読!間違いなく人気が出る!)
2巻の感想はこちら(非常に高水準の作品、実に面白い)
4巻の感想はこちら(宇宙人のお約束を全面で使う演出がお見事)
5巻の感想はこちら(予想通りの展開だけど面白さの水準が高くて素晴らしい)


ダンダダン 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)
龍幸伸(著)
集英社 2021-12-03T00:00:00.000Z
5つ星のうち5.0
¥502

 

ダンダダン 2巻 - 非常に高水準の作品、実に面白い

ホント面白いなこれと思わせてくれた「ダンダダン」2巻です。超人気漫画なので多くの人が既に認知してるであろうこの作品、自分も例外なく面白さを体験しています。

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まずホラー要素がしっかりホラーしてるのが非常にグッド。キャラ達のコミカルなやり取りをしつつ、奇妙な幽霊だったり不気味な妖怪だったりも見事に描写されてます。

更にバトルシーンも駆け引きあり、口論あり、その中にもしっかり笑えるネタもありといった感じで、単純に妖怪バトルものとしても面白いのですよ。

おまけに、1巻の序盤であったようなラブがコメディしそうな展開もきっちり回収してくる始末。で、それらが全て高水準。こんな贅沢な作品は中々無いと思います。絵も上手いし、ごちゃごちゃ戦ってても何をしてるのかわかりやすいし、本当に漫画としてレベルが高いです。

加えて、コメディシーンで文字が多いタイプのやり取りが個人的に凄くマッチします。1ページのほとんどが文字を埋め尽くすくらいで描かれていても、それがキャラ同士としてのやり取りとしてテンポ良く読めるのです。

「ハコヅメ」とかもそうなんですが、こういう会話が多いものは内容が面白くないと絶対に成立しません。それが見事に成立していて、文字が多くても非常に楽しく読めるのです。会話が多いということは、話の密度が多いということでもあると思います。自分は話の濃さに重点を置くタイプですので、こういった作品の方が好みです。

逆に、雰囲気重視の大ゴマ連発のようなものはそんなに得意ではなかったり。最近だとオジロマコトの「君は放課後インソムニア」とかですね。絵の雰囲気を読んだり行間を読んだりする類の作品であり、面白いとは思いますが、私の好みとしては合わないかなと。

そういうわけで、「ダンダダン」は非常に自分に刺さる作品なのです。本当に面白いです。


話自体も非常にグッド。予想通り、ターボババアを倒したところでターボババアが残り続けているし、ちんちんが無くなったので取り返したと思ったら今度は玉が無いってのが、ネタとしてバランスが取れているなと。

ホラーといいつつコメディ要素強めなので、変に命が取られるとかの鬼気迫ったものでなく、ちんちんやタマタマが対象になるというのが、話を難しくし過ぎず、リアルにし過ぎず、軽い空気のまま話を展開させる良い設定だと思うのです。

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美少女が拾った金の玉が正真正銘キンタマだっていうのが、真面目になりすぎずコメディに落とし込む感じで実に面白い。

好きだなあ、こういう展開。本人達は至って真面目なのだけど、傍から見たらギャグにしか見えないとか。真面目にふざける感じがしてホント好き。


2巻も非常に楽しく読めました。3巻も楽しみです。2巻の続きが無料公開されてるらしいけど、まとめて読みたいので3巻まで我慢します。


眠気覚め度 ☆☆☆☆☆


1巻の感想はこちら(これは必読!間違いなく人気が出る!)
3巻の感想はこちら(少年漫画の王道とはまさにこの作品でしょう)
4巻の感想はこちら(宇宙人のお約束を全面で使う演出がお見事)
5巻の感想はこちら(予想通りの展開だけど面白さの水準が高くて素晴らしい)


 

ダンダダン - これは必読!間違いなく人気が出る!

ジャンプ+で発表された時に1話を読んで、これは面白いと思った「ダンダダン」です。
ここで読めます:ダンダダン

何が面白いかというと、とにかく勢いが凄い。設定が細かくてキャラも凄く立ってて、話の展開もスピード感が抜群。しかも文字が多いのに何故かスラスラ読めて、ページをめくるのが次々と楽しくなります。おまけに話もしっかりしていて、これは相当構想を練った上で描き始めたのだろうことが容易に想像できます。

というのも、内容的には1話が読切で終わっていいくらい濃い内容なのに、その話が全然そのまま続くんですよ。高倉健でしっかり落ちてるのにそれがスタートになってるくらいで。

さらに、最初の敵と言ってもいいターボばあちゃんですが、このターボばあちゃんの設定ってこのまま最後まで持って行きそうな構成なんですね。これが凄く良い。

こういう話ってありがちなのが幽霊だったり宇宙人だったりの設定が最初に出てきて、一番最初は出てきた敵をやっつけて終わりだと思うんです。が、この「ダンダダン」はおそらく最初の敵が宿敵になって最後まで共存していきそうなのです。

これはもう「うしおととら」ですよ。「うしおととら」は名作、つまり似た構成である「ダンダダン」も名作である。これが証明されるはず。(もう既に10数話まで出てるみたいで、その時点でターボばあちゃんとケリ付いてたら推測外れ。単行本派なのでコミック出るまで待ちます)

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ターボばあちゃんに呪われて、その代わりにとてつもない力を発揮できるようになるというのがすごく好き。強さに犠牲を払っている感がたまらないですね。しかも綾瀬の力が無いとターボばあちゃんの呪いを抑えられず、力を緩めるとすぐに乗っ取られるというのがまた良い。

絶対これ、この力と共存していつも命を狙われつつ、他の敵を倒していくという流れになりそうなんですよ。

これはまさに「花の慶次」の慶次と捨丸の関係ですよ。(捨丸は慶次の男っぷりに惚れて、いつか自分の手で殺したいという野望を持ったまま慶次の配下になっています)

おまけにこのターボばあちゃん自体が、エセ霊能力者の綾瀬祖母が認める超凶悪な悪霊だというのがまたグッド。最初から最強の敵なのです。

こういうのでいいんです、徐々に敵が強くなっていくとかいらないんです。最初が最強、そして紆余曲折あって最強の存在をやり過ごしながら強くなり、最後には最強を倒してしまう。これぞまさしくジャイアントキリングではないですか。この思い切りの良さ、スケールの大きさが本当にたまらない。

既に多方面で人気沸騰中だと思うのですが、これは間違いなく人気が出るはずです。ジャンプ系の作品はあまり手を出さない自分が手を出してしまっているのだから間違いない。話も複雑なのにわかりやすいし、やはり勢いがものすごい。変に深読みも必要なくて、すっきりと読める。漫画読み必読だと思います。

ホントこれは次巻が待ち遠しいです。次もまだまだ期待!既に19話まで書いているようで、2巻も10月に発売予定です。であれば、年内に3巻もあるかな?楽しみで仕方ない!

※2021/08/17まで、2巻以降の部分が全て記事冒頭のリンク先から読めるようです。すぐに続きが読みたい方は是非。自分はコミック派なので一旦我慢します。こういうのは、一気にまとめて読む方が面白いはず。


眠気覚め度 ☆☆☆☆☆


2巻の感想はこちら(非常に高水準の作品、実に面白い)
3巻の感想はこちら(少年漫画の王道とはまさにこの作品でしょう)
4巻の感想はこちら(宇宙人のお約束を全面で使う演出がお見事)
5巻の感想はこちら(予想通りの展開だけど面白さの水準が高くて素晴らしい)


 
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