ゲーム

ハイスコアガール DASH 3巻 - ヴァンパイアセイヴァー祭り

ヴァンパイアセイヴァーを語る「ハイスコアガール DASH」3巻です。

これ、作中の時間は2008年だったんですね。PSPをプレイしているのはまあ、時代は違えどありえるかなと思いつつ、作中の秋葉原描写で「ハルヒ」だの「すもももももも」だのの名前が出てきたのでおや?と思ってました。

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ヴァンパイアセイヴァーの稼働が1997年なので、約10年後の話だったわけですか。いまならスパ4とかブレイブルーあたりをプレイしている感覚なのかな。ゲームの進化スピードは鈍化してるので、もう少しイメージが違うかもしれませんけれども。


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そして作中でヴァンパイアセイヴァーのシステムの授業をする小春ちゃん。考えようによっては時代錯誤もいいところ作品なんですよねこれ。現実世界の10年前の話だし、作中世界でもヴァンパイアセイヴァーリリースから10年経ってるし。

一体誰が読むんだよと思えるくらいの時代のずれっぷりなわけですが、やはり当時プレイしていた年代とかにはずばりと突き刺さる内容ですし、共感を覚えやすいものでしょう。だからなんだかんだ面白いんだろうなこれ。


2巻から話が続いたヴァンパイアセイヴァーの対戦も3巻で決着します。格ゲー描写もしっかりしてるし、きっちり対戦の駆け引きも描かれているし、何より作中で小春ちゃんが説明した内容が活かされています。つまり面白い。

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極めつけは小春ちゃんの超絶プレイまで魅せてくれるサービスっぷり。下手に人間ドラマとかケンカシーンとか描かないで、ひたすら格ゲーに立ち向かう彼らの描写だけでものすごく面白い作品に仕上がると思います。このまま突っ走って欲しい。

なんだけど、どうやら次巻は過去編も始まりそうで、果たしてどうなることやら。いずれにせよ楽しみになってきました。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


2巻の感想はこちら(今回は格ゲー一本で行くのかな?)


ハイスコアガール DASH 3巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
押切蓮介(著)
スクウェア・エニックス 2022-06-23T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥660


ハイスコアガール DASH 2巻 - 今回は格ゲー一本で行くのかな?

「ハイスコアガール」から時は流れて2007年、屈指の人気キャラだった日高小春が中学校教師となって生徒達と共に格ゲーに興じる「ハイスコアガール DASH」の2巻です。

この書き方だとまるで遊びでヴァンパイアやってるみたいやな。今回、なんだかんだ話が全体的に重いんですよね。生徒を不良から救う為に仕方なく長年培った格ゲーの腕前を見せ付けたり、生徒は生徒で家庭内事情だとか不登校だとかいじめだとか色々問題あるし。校長は校長で典型的な嫌な校長だし。金八先生かよ。

「ハイスコアガール」はあくまで春雄と大野のゲームを通じた恋愛要素がメインだったので基本的に明るい感じでしたよね。それに対して、恋が成就しなかった小春が教師生活のストレスを味わいながら偶然再びゲームの世界に入っていくという形の為、どちらかというと社会風刺が強めなストーリーに。
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にしても、舞台の2007年の時点で、既にゲーセン事情はよろしくなくなっていたような。やはり1990年代後半が勢いづいていたイメージがあります。2007年だとゲーセン行ってもシューティングしかやってなかったな。

そんな時代背景の中、プレイに上がるのは「ヴァンパイアセイヴァー」と「ヴァンパイアハンター」。これはもう、作者の押切蓮介が一番描きやすいからなのでしょう。ちょうどその年代らしいし。何よりこのあたりのゲームを描くのが本当に楽しそう。好きなゲームを夢だった漫画でテーマにして話を描けるというのは、数少ない選ばれし漫画家がなし得る夢なのではないでしょうか。

というわけで、そんな「ヴァンパイアセイヴァー」を中心に生徒始め色々な人が巻き込まれていくこととなります。今回は小春は師匠的立場で生徒に教えていき、実際に成長を描くのは生徒という形なのかな。既に挑戦される腕前になった小春の代わりに、生徒が主人公になったと言っても過言ではないでしょう。なるほどこれは格闘ゲームを中心とした中学生の成長譚だったか。

ちょっと方向性は変わったけれども、「ハイスコアガール」から続く面白さは顕在です。「ハイスコアガール」が好きだった人、特に日高小春に肩入れしてた人には合うと思います。かくいう私も。


眠気覚め度 ☆☆☆

 



余談
「ゆうやみ特攻隊」の頃から押切蓮介ファンになり、「ミスミソウ」が最高に面白いと思って、それからありとあらゆる作品を読んで来ました。その流れで「ハイスコアガール」も読んでた次第。

なんだけど、最近はちと面白さが減少気味かなと思ってちょっと距離を置いているところ。「ピコピコ少年」がそんなでもなかったのがなあ。「サユリ」と「椿鬼」は好きだった。「焔の眼」がうーん。「妖怪マッサージ」はえっちだった。

「もののけ!くわいだん部」も「ジーニアース」も未読です。「ジーニアース」は1話だけ読みましたがやりたいことが「焔の眼」と同じなら様子見かな。

アヴァルト 1巻 - これはゲームか現実か

西暦12094年、地球はかつてのゲームと同じ世界になった?
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というような、ゲーム直撃世代にはたまらない設定が「アヴァルト」です。宇宙の衛星ステーション内で1万年のコールドスリープから目覚めたら、いつの間にか地球が1周まわって新しい文明が始まり、それがなんと過去に散々プレイしたゲームの世界だという。

モノは試しに当時のアカウントでログインすると、そのまままるで現実世界と同じ感覚でゲームの中に入ってしまうという、まさに夢のような展開です。これが平和な世界になっていたらどんなによかったことか。


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この世界に絶対な力を持ち君臨している、神と呼ばれている「アヴァルト」。彼らは決して人類の味方などではなく、その世界を監視しているのみの存在。一体何故このような事態になってしまっているのか、謎だらけのまま1巻は終わってしまいます。

設定としてはこんな感じなのですが、不可思議なこの世界だけでなくそのプレイ基となる宇宙ステーション側の話もしっかりと描いているのはグッドです。残った食料の話とか、この地球の謎を解かないとそもそもが宇宙ステーションから帰還は出来ないこととか、妙にリアリティのある設定になっています。

あとは割りと簡単にズッパズッパと斬り殺されていくのでスプラッタ苦手な人にはダメかも。それが問題ないなら全然いけると思います。個人的に好きな遠投投石器も出てきたしね!

1巻時点では何も始まっていないに等しいので、この先の展開次第というところでしょうか。とりあえず抑えておく方向です。


眠気覚め度 ☆☆☆

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