眠気覚め度 ☆

バキ道 17巻 - 何しに出てきたの宿禰くん??

祝!バキ道完結!の「バキ道」17巻です。短かったな、今までで一番短かったな。

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なんだろうなあ、この展開。いいのかなあこんな結末で。17巻も掛けて描きたかったのってこんな結末なんだろうか。

最後の最後で刃牙と宿禰が正式にやって終わりになります。なりますが、バトルの面白さは10巻の小結と戦った時の方が20倍は面白いです。あの小結戦ですら単なるいじめだったのに。

なんというかもう、刃牙を強くしすぎたんじゃないだろうか。グラップラー時代の良い戦いする刃牙は何処へ行ったのだろうか。

格闘漫画としての面白さが全くなくなっています。バキはもう長い間、格闘漫画ではなくてバキというジャンルを確立しているので、格闘漫画として捉える事自体が間違っているのですね。

格闘漫画が読みたいなら、今は「ゆうえんち -バキ外伝-」の方が「バキ道」よりも5万倍は面白いのでそちらをおすすめします。


あと、巻末にグラップラー刃牙のリメイクとして初代最初のシーンが掲載されています。原作に割りと忠実に、そして大胆にリメイクされており、食べたはずの梅干しも有名な炭酸抜きコーラの解説をした人物も無くなっています。解説は独歩ちゃんに。それでいいんだ。。。

ホント、色々残念だったなあ。「バキ」の終盤も「範馬刃牙」もなかなかひどかったけれど、「バキ道」はこれまでで一番ひどかったなあ。※「刃牙道」は割りと好きでした。


次作の「刃牙らへん」は、この「バキ道」17巻の後半で作中言及されていました。

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相撲いじめしてたメンツが刃牙らへんかあ。この刃牙らへんが一体どういうことをしてくれるのかなあ。

もうこのメンツ同士がぶつかってほしいのだけど、果たしてそうなるのだろうか。。。


眠気覚め度 ☆


1巻の感想はこちら(いまさら相撲編が始まるのかと思ったけどとんでもない強キャラに期待していた。期待していた。)
2巻の感想はこちら(いくらなんでもオリバが可哀相でしょこれ。。。)
3巻の感想はこちら(腑に落ちない御老公が1話に2回も見れてしまいます)
4巻の感想はこちら(このまま刃牙と宿禰がやれば展開が全然違っただろうに)
5巻の感想はこちら(相撲いじめを開始する前の相撲によるポッと出キャラいじめ)
6巻の感想はこちら(超強力な過去キャラとの相撲いじめ開幕)
7巻の感想はこちら(達人渋川剛気と武神愚地独歩による相撲いじめ)
8巻の感想はこちら(天才喧嘩士花山薫による相撲いじめ)
9巻の感想はこちら(愚地克己と烈海王による相撲いじめ)

10巻の感想はこちら(相撲篇いつまでやるの?)
11巻の感想はこちら(相撲いじめ完了、横綱の扱いがあまりにも酷い)
12巻の感想はこちら(ジャックハンマーって強キャラのクセにいまいちパッとしないよね)
13巻の感想はこちら(ジャックハンマーが美味しそうに宿禰を食べます(物理的に))
14巻の感想はこちら(蹴速が出てきたけど求めてるのはそういうのじゃないんですよ)
15巻の感想はこちら(何しに出てきたの蹴速くん??)
16巻の感想はこちら(小指無いだけでこんなに差がつくのはよくわからないけどオリバ素敵)


バキ道 17 (少年チャンピオン・コミックス)
板垣恵介(著)
秋田書店 2023-09-07T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.1
¥475


バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 1巻 - どうしてこうなった。。。

「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」を読むくらいなら、こちらの同人版を読みましょう。

肝心の「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」の感想は、烈海王が異世界に行ったのに1巻時点でバトルはしない時点でお察し。転生した瞬間にゴブリンに襲われて無双したり、いきった冒険者に中国武術を嘗めた発言したりするだけで面白いと思うのにどうしてこうなったのか。

おまけによりによって展開遅くてそんなに面白くない最近の原作に寄せた構成にしてるのが最悪。バキが読みたいんじゃなくて異世界もので大暴れする烈海王が読みたいんですよわたしゃ。それを見事に表現してるのが前述した同人版列海王異世界転生です。こっちは烈海王ネタのやりたいこと全部やっててものすごく面白い。

似たようなものだとライドンキングかなあ。ライドンキングの方が200倍は面白いと思う。


眠気覚め度 ☆


2巻の感想はこちら(最後の方でようやく面白くなってきた)
3巻の感想はこちら(こういうのでいいんだよ)

4巻の感想はこちら(これぞ異世界転生烈海王無双)
5巻の感想はこちら(原作リスペクトが続いて原作ファン歓喜)
6巻の感想はこちら(まだまだ原作リスペクトが続きまくります)


バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 1
陸井栄史(著), 猪原賽(著), 板垣恵介(著)
5つ星のうち4.1
¥594

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 9巻 - 17歩の恐怖が再び!遅々として進まないワンポーカー!!

和也がひたすら上乗せするかどうかだけで終わった1冊!!

相変わらずひでえなこの展開。 この引き伸ばし方は逆に感心するわ。
和也がQを出して、果たしてカイジはKなのか、他のカードなのか、それを探りながらもカイジはレイズしていき、それに乗るかどうかで悩んで終わり。

こういうので悩むのはまあいいんだけど、やり方がちょっとなあ。相変わらずただ長いだけなんだよなあ。
もう完全に福本伸行のお家芸的な感じ。13巻まで続けるために無理やり伸ばしてるんだろうか。

というか、今回のような和也側がひたすら悩む展開ってまずカイジ勝つでしょ。 
問題はこの勝負終わったてもまだ決着じゃないことかな。例え勝っても残りの勝負でどうなるのか。

なんにせよ、くだらないと思いつつもやっぱり読んじゃうがカイジなんだよなあ。


ってか帯でネタバレすんなや!!
※カイジは電子版待たずに紙版で買っています。 


眠気覚め度 ☆


ベスケ・デス・ケベス - ドスケベ女子にしか現れない悪魔

「ゆいか様のスケベ心の化身です…!」

ドスケベの化身、ケベスを中心にエロいギャグばかりやってるのにどうも絵柄からエロさを全く感じないので単なる滑稽なだだ滑りギャグとなっているのが「ベスケ・デス・ケベス」です。

もうひたすらしょうもない下ネタギャグ。
ドスケベの化身であるケベスが主人公のゆいかに様々な方法を使ってラッキースケベを実行し喜ばせようとするのですが、ひたすらゆいかはそれを拒否。しかし表面では嫌がっているものの、その本心では。。。というのが一連の流れとなっています。

それを繰り返すのかと思いきや、3話からは「男子の股間に飢えしドスケベ」の座光寺かえでを筆頭に他のケベスを従える人たちの集団「ケベスクラブ」が出てきてより一層混乱の渦中に。
ケベスを従えるケベスホルダーはいずれも歴史に名を残す女帝であり、ケベスラッシュ世代を制した女子が次世代の女帝として君臨するとか、その戦いが「ベス・ゲーム」と呼ばれたりとか、もうなんでもありです。

とまあ、そんな感じで色々本筋のストーリーを展開しつつも、基本は前述した下ネタギャグです。
正直、これを受け付けなければ読み進めることが出来ません。


そして、私は受け入れることが出来なかった。。。 


ごめんなさい、最後まで読めなかったです。
どうもギャグが受け付けなくて、読んでて面白くないなって。
スピリッツでやってるるみちゃんのなんたらを下ネタにして主人公をツッコミにしたというかそんな感じというか。
人にはやはり相性というものがあるので、楽しめる人には楽しめるだろうし、無理だと思う人には無理なのです。
残念。


眠気覚め度 ☆


もっと!抱かれたい道場 - インディーズレーベルが放つこの漫画がひどい!

出版業界というものは商売である。商売である限り、企業は利益を追求しなければならない。
それがゆえに、雑誌で連載されたにも関わらず、最終的に単行本が発売されないものが多々存在する。

一方、同人、いわゆる自費出版で本を出すという方も世の中にはいる。
個人で運営する限り、もちろん儲けるためという人もいるだろうが、多くは自己顕示欲、自己満足ゆえであると思う。

連載したにも関わらず単行本を出すに至らなかった漫画家と、その作品をどうしても世の中に知らしめたいと考えた個人、双方の意見が合致した時、それはインディーズレーベルからの出版という発想に相成ったのである。


というわけで、知る人は知る、知らない人は覚えてね、の「おおかみ書房」から出版された「もっと!抱かれたい道場」の紹介となります。
この作品、もともとはヤングチャンピオン烈で連載されていたのですが、1巻の売れ行きが芳しくなく2巻の発売が断念されたものです。
ですが、「おおかみ書房」によってこの度めでたく発売されることになりました。
なんとこれ、1000部限定生産。個人で対応してるからね、仕方ないね。自分の家に1000冊も同じ本があったらそりゃ場所も占有するし在庫も抱えられないもんね。
しかもそのほとんどがネットの口コミで売れに売れてほぼ完売状態。
現在おおかみ書房には在庫が無く、委託先の店にある在庫分しか残っていないとか。

これ、実は相当すごいことなんですよ。たった1000部と侮るなかれ、そこらへんの書店に並ぶことなくほぼ通販だけで売り切ってるわけですから。
しかも1冊1400円。普通のコミックの単価が500円とすると、実質3000部相当の売り上げがあったことになります。
人気作品ならいざ知らず、大手出版から発行されるマイナーコミックの売り上げといい勝負しているのではないでしょうか。(詳しく調べてはいませんが)
それだけ売り上げることが出来たのもおおかみ書房のブランドゆえということでしょう。

実は今、増刷を考えているようで、販売を受け付けています。
買うならいまだけ!これを逃したら一生手に入れる機会は無いぞ!

おおかみ書房の通販ページはこちら



というわけで、肝心の中身に触れていこうと思いますが、、、


こいつはひでぇ!!

前もって大々的に宣伝されていたから中身はある程度予想はしていたものの、ホントにひどい(良い意味で)。
全力で頭おかしいギャグを繰り返す。それが「もっと!抱かれたい道場」
どんな風にひどいかは上記の通販ページから垣間見ることが出来ますが、そんなもんじゃねえぞ。
おそらく耐性が無い人は読み進めることに嫌悪感を覚えるレベル。逆に寛容な気持ちを持ってそのひどさが面白さに感じられる人にはたまらない作品だと思います。

さすが、「中身がひどい代わりに本の装丁はとことんこだわって良いものを選んだ」と言っているだけはあります。

はっきり言って、この本を全面的に薦める人は本気で悪意を持って薦めてるんじゃないかと疑うレベルです。
これ、わかる人にしか絶対受け付けません。一般人に薦めてる人は頭おかしい人で間違いありません。
そもそも、一般人に受けようなんて思っていないから、まともな内容である必要も無いんですよ。一般人に受けているなら普通に2巻が発売されていたわけで、そうじゃないからインディーズレーベル出版になったのですから。

が、にも関わらず発売されるに至ったということは、つまりそういうことなんです。
一般人には受け付けなくても、ニッチなファンにはピンポイントで突いてくる作品なんです。
かくいう私自身もそこそこひねくれているので、こういったスタイルの作品は大好きです。
むしろ、そういった層だけを狙い打ちにしている作品です。それだけの作品です。いやあ、ホントひどい。


どんなひどい作品か、少し作品の中身を見ていきましょう。
なんと、次のような女の子が出てきます。

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あれ?

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ん?

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ひどくないぞ!むしろ可愛いぞ!


と、このように前情報とは違って女の子は可愛いです。
正直これ、一番びっくりしました。なんと、ひどいと言われている「もっと!抱かれたい道場」は女の子はこんなに可愛いのです。

女の子だけじゃなくて、可愛い男の子もいますよ。


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ほらね!ほら、思ったよりもひどい絵じゃないでしょ!
ということは!一般人にも!読ませて良い内容!!(ひどい手の平返し)
こんなに可愛い子達とイケメンが出る「もっと!抱かれたい道場」は素晴らしい作品です!


まあ、彼ら彼女らも

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とか、

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とかなっちゃうんですけどね。



というわけで「もっと!抱かれたい道場」でした。
もう一度貼りますが、確実に手に入るのはいまだけなので、買うなら通販サイトからすぐに注文を!

おおかみ書房の通販ページはこちら



真面目にこの漫画の感想言うと、ひどかったなあこれ。だけど女の子とかこんなに可愛く描けるのになんであえてひどい方向で突き進むんだろう。
ただ単に売れる為の漫画なら描けるんだろうけど、あえてそれをやらないのは信念なんだろう。
自分みたいなニッチな作品が好きならオススメできるけど、普通の人には絶対薦められないのが惜しい。


眠気覚め度 ☆


賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 8巻

おそらくラストはお互い全て吐き出してのレイズ合戦やこれ。
17歩やボタンプッシュよりは面白いな。割ときちんと駆け引きしてる。
とはいえこれほとんど一回負けたみたいなもんだからなあ。
こうなっちゃうから命賭けちゃダメなんよ。負けなくなるから。
せめて指とか1050年地下行きとか賭けてくれたらまだ負ける目があってハラハラ読めるのに。

眠気覚め度 ☆

今のイチオシ!
ちょっと前のイチオシ!!
結構前のイチオシ!!
それなりに前のイチオシ!!
スピリットサークル完結!!
タイムリープサスペンス!!
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漫画もいいけど山賊もね!
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