それぞれの道を見据えながらダンスの成長を続けていく「ワンダンス」8巻です。

7巻までのダンスバトル篇が終わり、それぞれが自分の考えるダンスの練習を進めていく巻となっています。


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「俺たちもしかしたら 行く道が違うかもしれないね」

これまで一緒にダンスの道を目指そうと話していた二人、カボの勝手な思い込みと、吃音症がゆえの言葉足らずのせいで微妙にすれ違い始めるのが見てて辛い。

だけど、このそれぞれの道を進み始めていることが、おそらく今後の二人の同じ道を歩むことの糧となる展開だと思われるのでグッドです。


カボはカボでダンスバトルがしたく、ブレイキンの練習をしていくことになります。光莉は光莉でアッセイさんのナンバー、いわゆるショーの練習をしていくことになります。

これら全く違う種類のダンスをそれぞれ習得していくことが、このあとの大きな布石になるのでしょう。


その過程が面白いのが「ワンダンス」なんです。特にカボのブレイキンに掛ける練習の意気込みや、その最中に入る邪魔への対処の見どころが凄くて、思わず見入ってしまいます。

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ダンス描写がカッコいいんだよなあ。。。


光莉の方も、新しい人たちと一緒にダンスをすることになり、しかもそこでは有象無象の1人と認識されてしまう始末。しかし即興ワンムーブをすると一気に空気が変わります。

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この描写もカッコいい。一気に周囲の目を釘付けにしてしまうほどのパフォーマンスをとても上手に表現出来ています。こういう空気で楽しむ作品でもあるんですよね。


まるでダブル主人公みたいな展開になってきましたが、どちらもキャラがきっちり立っているからこそ成立していると言えるでしょう。本当に面白い、早く続きが読みたい。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


1~5巻の感想はこちら(ダンスものに外れ無し?高校生ダンスの傑作)
6巻の感想はこちら (カボのダンスは対象全てをリスペクト)
7巻の感想はこちら(カボの上昇志向が見えてくる熱い展開)

ワンダンス(8) (アフタヌーンコミックス)
珈琲(著)
講談社 2022-06-22T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥748