まさかの烈海王の師匠が骨で出てきた「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」5巻です。

これまではとにかく烈海王無双してるだけでしたが、烈海王の師匠という強敵が出てきたりそれに巻き込まれることでストーリーが動いたりしてきました。

また、原作リスペクトも相変わらず沢山出てきて、原作ファンをニヤリとさせます。

例えば今回、烈海王が「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」の作中でおそらく初めて(検証してませんごめんなさい)顔面を殴られるシーンがありますが、バキで度々出てきた表現がされています。

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それが、顔面を殴られるシーンをまるで高感度カメラで撮影したかのような大コマの連発。記憶にある限りでは、オリバとバキがやりあった時には少なくともこの表現があった気がします。主にまぶたが浮かび上がるのが特徴ですね。

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あとは火を点けるシーンも原作マンマですねこれ。こういうのはきっと、原作の使いたいシーンを考えてからネーム考えてるんだろうなあ。この仕事何気に楽しそうであるw

また、「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」の面白いところは、烈海王が作中でも成長を続けてることです。次々と出てくる現実世界ではありえなかった敵を倒していくことで、過去に対峙した強敵達を思い出し、彼らの技を次々と繰り出していきます。

5巻では、郭海皇が使っていた消力を使いこなしてしまったり、克己が使っていたマッハパンチをを使いこなしたりしています。マッハパンチは原作でもどこかで烈海王が使っていたような気がしないでもないですがたぶん気のせいでしょうそうでしょう。


そんなこんなで、正直5巻でまた面白くなりました。4巻はストーリーがないような感じでどうかなこれってトーンダウンしていたんですが、5巻の面白さが続くならまだまだ期待できそうです。


眠気覚め度 ☆☆☆


1巻の感想はこちら(どうしてこうなった。。。)
2巻の感想はこちら(最後の方でようやく面白くなってきた)
3巻の感想はこちら(こういうのでいいんだよ)
4巻の感想はこちら(これぞ異世界転生烈海王無双)
6巻の感想はこちら(まだまだ原作リスペクトが続きまくります)
7巻の感想はこちら(デュラハン戦の大一番が始まるぞ)


バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 5
陸井栄史(著), 猪原賽(著), 板垣恵介(著)
秋田書店 2022-06-08T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥594



おまけ

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このシーンで殴りかかるのは烈海王短気過ぎでしょwww