13巻までの刃牙と見紛うばかりの迫力で最高潮の盛り上がりを見せた戦乙女闘宴が終わり、すっかり普通のエロ漫画に戻ってきた「はぐれアイドル地獄変」14巻です。

いやあ、通常営業に戻りましたね。真面目な格闘を描いた反動なのか、描きたいエロを全力で描いているように見えます。高遠先生吹っ切れてるな。

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と思いきや、13巻までと同レベルの格闘戦を描いたりするんだからステキ。

エロと闘志は隣り合わせと言いますか、死と性欲は隣り合わせと言いますか、人間の欲望のままに描きたいことを描いている14巻とも言えるでしょう。なので欲を満たすにはぴったりです。

とはいえ、14巻の半分は「はぐれアイドル地獄変」で、もう半分はスピンオフとも言える各キャラの外伝で構成されており、8割以上はエロで埋め尽くされています。「はぐれアイドル地獄変」の2割が上述した格闘シーンなくらいです。

ですので、戦乙女闘宴が始まるまでの「はぐれアイドル地獄変」が好きだった人には間違いなく受けるでしょうし、もしも戦乙女闘宴から入った人は(そんな奇特な人はいない気もするがw)もしかしたらあまり受け付けないかも?

いやそんなわけないな、戦乙女闘宴でも途中は我慢ならなかったのかドエロ描写しまくってるところあったしな。

つまり、何が言いたいかというと、本当にいつも通りの「はぐれアイドル地獄変」なのでいつもどおり読めますw

正直画像貼れるところが皆無なくらいエロ描写ばかりです。エロ好きの人は是非ご一読を。


長編も終わってどうなることかと思いましたが、まだまだ次に向けて模索中、というかエロ分の小休止という感じの14巻でした。15巻からどうなるのかな、そもそももう戦乙女闘宴以前がどんなストーリーでもってたのか忘れてしまったな。機会があったら読み直すか。


眠気覚め度 ☆☆☆


13巻の感想はこちら(非常に読み応えのあった戦乙女闘宴完結)
15巻の感想はこちら(そういえばこういう作品でしたね)
16巻の感想はこちら(最終巻でいいんですよね?)


はぐれアイドル地獄変 14
はぐれアイドル地獄変 14
posted with AmaQuick at 2022.03.28
高遠るい(著)
日本文芸社 2022-03-28T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥663