アニメ「その着せ替え人形は恋をする」5話の感想となります。

その着せ替え人形は恋をする


まさかのジュジュサマ初登場シーン全面カットでした。6話で出てくるのは間違いないでしょうが、4話と5話に挟まる形で表現されていたジュジュサマカットはどうやって出してくるのか見ものですねー。

おそらく、6話の前半で海夢が帰るシーンの後に挟まるのではないかと予想。


そして5話はファン必見、誰もが待ち望んでいた「奇麗」発言のシーンで締めでした。原作でも屈指の名シーン、面白さを急速に昇華させて大量ファンの獲得に成功したであろう素晴らしいシーンです。

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原作では「奇麗」という言葉に対する五条くんの発言シーンモノローグのみで構成されていたのですが、アニメではその反応までの間と、五条くんがこれまで海夢の為に頑張ってくれたシーンが追加されています。

単に「奇麗」の言葉が深いというだけでなく、五条くんがこれまでしてくれたことを思い返してその意味を精一杯頭フル回転で考えてるのがホントによかった。海夢が恋に落ちたことの裏づけも強化されてますしね。

もうとにかくこのシーンが素晴らしくて、ここだけ5回くらい繰り返して観てしまいました。アニメ作る側も、ここがこの作品の一番のシーンだとしっかりわかっていて、全力で表現していたように思えます。

そのせいで本編の他シーンがほとんど頭に入ってませんwww


ところでこの時点の五条くんの思いはどうなってるんだろうなあ。おそらくまだ恋という自覚は無くて、一緒にいて楽しい、特別な存在という感じなんだろうなあ。

それに対するように、これまでそういった雰囲気を一切見せなかった海夢が急激に恋愛脳になっていくのが「その着せ替え人形は恋をする」の良いところなんですよね。

こういうギャルと根暗男子みたいな組合せ作品は数あれど、明確に女の子側の心境を描くものは少ない気がします。そしてこうなったあとの海夢が見ててホント可愛くて楽しいのがいいんですよ。6話とかニヤニヤ止まらない人続出するんじゃないだろうか。


あと原作比較しながら見てるとついつい続きを読んでしまって8巻まで全部読み直したんですが、五条くんがなんだかんだで男の子なのがホントいいw 真っ当な男子高校生だということをしっかり思い出させてくれるw おかずには困らんだろうしなあw



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その着せ替え人形は恋をする 2巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
福田晋一(著)
スクウェア・エニックス 2018-11-24T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.9
¥660



漫画原作の感想はこちら

8巻の感想はこちら(五条くんの心の扉が開いた音が聞こえる)
9巻の感想はこちら(五条くんが今までで一番の恐怖を感じる巻です)