アニメが始まった「その着せ替え人形は恋をする」1話の感想となります。Amazon Primeに来たのでよかったよかった。

その着せ替え人形は恋をする

アニメを視聴しながら、Kindleで原作を見て比較して見ていましたが、非常に面白く楽しんで観ることができました。既に3回も観てしまったので、そういうことだと思います。


これ人気出るんじゃないかな、作画丁寧だし、原作の雰囲気を決して損なわず、かつ足りない部分はしっかりと補ってまさに原作をアニメ化してアニメならではの表現をふんだんに盛り込んだものとなっています。

原作の見開きで表現される見せ場のところは原作準拠で表現してるし、そこに至るまでの表現とそのあとの表現もしっかりと丁寧に描写されています。これなら原作を知らない人でも十分に原作同様の面白さを楽しめるものとなっているでしょう。

そして個人的には、海夢も五条くんもまさにイメージ通りの声質でキャラに抜群に合っているところがもの凄くポイントが高いです。きちんと演技にメリハリがあるし、キャラの特徴である通常の声の他にハイテンションやローテンションの印象もバッチリだし、何より五条くんが素になるところとかホントにぴったし。


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「「聖ヌルヌル女学院お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2」の黒江雫たん!」


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「なんですって?」


ここも1話のオチとしてしっかり表現されたのがホント良かったw 五条くんのテンションもイメージ通りでぴったりw


1話が凄く面白かったのでこれは期待できますね。



そしてアニメを観て改めて思いました、この作品が面白い理由は、やはりキャラがきちんと立っていることが大きいんですねー。

海夢は言わずもがなのマイペースで自分のやりたいこと好きなことに全力だし、自分が好きなものが一番大事という信念を持っていて決してブレません。なので五条くんに色々無茶を言ってしまうところもあり、振り回しがちとも思えますが、そこはしっかりとフォローするし無理をさせたら謝るしめちゃめちゃ感謝もします。なのでとても良い子なんです。

それに対して五条くんも、好きなもののトラウマは持っていますが、その実本人の意思は相当に固く、自分が好きなこと、自分が自信を持って打ち込んだことには一切妥協しません。

それが1話目でも見られた海夢の自作衣装への辛辣なツッコみであり、このあと出てくるコス衣装への思い入れになっていくわけです。

時には海夢もドン引きしてしまうほどの入れ込みよう見せる姿は、五条くんが非常に真面目で真摯に好きなことへ打ち込む姿勢を如実に表していて、こちらももの凄くカッコいい立ったキャラであることを理解させてくれます。

そんな2人が主人公だからこそ「その着せ替え人形は恋をする」は面白いんだろうなと改めて思った次第です。



これはホント続き楽しみだなー、どこまでやるんだろ。何にせよ期待大です。




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その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
福田晋一(著)
スクウェア・エニックス 2018-11-24T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥330




漫画原作の感想はこちら

8巻の感想はこちら(五条くんの心の扉が開いた音が聞こえる)
9巻の感想はこちら(五条くんが今までで一番の恐怖を感じる巻です)