エロ本です

「かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~」は「かみくじむら」を舞台にしたIFストーリーです。「かみくじむら」自体はどうしようもない主人公と救いようのないストーリー設定であり、かつ主人公の傲慢さもちっぽけで本当にただただクズ人間を描いたものでした。

そんな「かみくじむら」のIFストーリーは、主人公がクズのまま、村人が何故か協力的で誰も死んでなくて村おこしをしているお話です。

そんな中、村で作成販売している「パパローション」。それを外界に売りつけ、購入した大見武士の過去作品キャラがローションえっちするというオムニバスになっています。

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ローションをテーマにいろんなえっちをするといえば「ろーてく」だったか「ろーぷれ」だったかどちらかでも似たようなことをしていましたね。(どっちもだっけ?)



というわけで、過去キャラがいっぱい出てきて、しかも幸せそうにローションえっちをします。そう、IFストーリーなので、過去作品もグッドエンド後幸せそうな関係が見れるのです。

自分としてはゲスキャラがゲスがゆえにその報いを受ける結末が好きなのでこういう流れはそれほどでもないのですが、好きな人も多いと思います。本編で散々な目にあったからこそとか。



最初はまずここからです。
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完全に忘れてました。「KISS MY ASS」のキャラです。この作品そもそも大見武士作品に定番のえっちシーン自体がなかったような気がします。記憶違いかもしれません、もう一度読み返したわけではないので。。。

ただ、テーマが痔であり、ひたすら痔の解説をしてた記憶はあります。なんでこのキャラ達が恋愛関係になったのかもあまり覚えていないです。この女の子が若い頃から痔で、それを共感したりしてなったんだったかなあ。

過去にも感想書いてますね。
KISS MY ASS - 痔






続いて「わたしのふしだら」から。
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アラサーのお姉さまが若返って高校生とえっちする作品です確か。若返る代わりに性欲が異常に高くなるとかじゃなかったかな。間違ってたらごめんなさい。同じ世代の婚約者ともえっちしてました。そして若返ることにひたすら夢中になってとんでもない結末になってたはず。

そもそも「ぼくらのふしだら」に対しての「わたしのふしだら」なんですよね。「ぼくらのふしだら」が高校生の女の子が主人公だったのに対して、「わたしのふしだら」はアラサーと。懐かしいな、読み直すかな。






そんな「ぼくらのふしだら」が次に登場です。
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この作品、非常に好きでした。この美菜実ちゃんがね、究極のエゴイストの自己中で他人を次々に犠牲にしていくのがホントたまらないんです。

「わたしのふしだら」と同様に、性欲を犠牲にして能力を手に入れるという内容です。その内容というのが、時間を操れる能力。それを使って次々と自分に都合の良いことをしたり、他人を犠牲にしたり、他人の命に手を上げたりしてしまうわけですね。いやー、たまらない。

これに関しては、過去に感想も書いてますね。
ぼくらのふしだら - 等価交換となる対象は性欲
ぼくらのふしだら 2巻 - 性欲と引き換えに時を止める少女、その結末

またこれ、性欲を解消するために幼馴染の男の子を利用するのですが、いつも本番だけはせずにオーラルだけで終わってるのです。そのもどかしさや、幼馴染の信一くんが不憫で不憫で良かったです。

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美菜実ちゃんも可愛いしなあ。このキャラホント好き。

そしてその悲惨な結末からハッピーな流れになってるところとか、こういうのはファンサービスというかファン感激というかね。好きな人は好きでしょうでこんなところに当てはまってくるとは。「かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~」内でも、美菜実ちゃんの悪い性格とか垣間見えてグッド。





お次がこれ、「ちょろこいぞ!休刊さん」より。
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残念ながらこれだけ未読でございます。






そして最後、あと最初と途中にも挟まってますが、「かみくじむら」からのキャラです。
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「かみくじむら」は設定は面白いんだけどちょっと惜しいかなというのが率直な感想でした。主人公がクズなのはいいんだけど、魅力が無かったのが致命的だった気がします。





というわけで、「かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~」は過去キャラも沢山見れるえっちな漫画です。正直シナリオも無いようなものなので、普通のエロマンガと大差は無いと思います。

特に、エロを見るものというよりも過去キャラを愛でるものという側面が強いです。大見武士ファン以外はそんなにという感じかも。

逆にこの作品から入ったなら、是非とも過去の作品を読んでみていただきたいものです。特に自分のオススメは「ぼくらのふしだら」です。ホント好きだった「ぼくらのふしだら」


あと作者のあとがきで、どうしても描けなかった「ミナのあるシーン」をPixivで公開しています。まあ、商業紙で描くのは厳しいだろうなというもの。こちらです

それと、もっと詳しい内容を知りたい方はアキバBlogさんでも公開されてますのでそちらをご確認ください。
※アキバBlogさんいつもお世話になってます!



眠気覚め度 ☆☆☆