「GIANT KILLING」も59巻まで来ました。長いな。Kindle導入前のところまでは手放してしまったけど、たぶん何回も読むものでもないからいいかな。。。

58巻が椿が立ち直るところで非常に良い終わり方をしていたので最高の巻でした。その次と来るのでさすがに58巻よりもちょっと面白さは落ちるかなというところですが、安定しています。そういう意味では「GIANT KILLING」って割とずっと面白い。ド安定。59巻続いてずっと面白いのは本当に凄いことです。

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58巻で感極まって泣いてしまった椿から始まる59巻です。話は遂にリーグ戦終盤へ。第30節時点で3位のETUですが、上位層はほとんど勝ち点差が1しかなく、残り4節でいくらでも結果が変わる状態です。

長かったなあ、ここまで。途中で椿の世界篇が入っていたとはいえ、本当に長かった。14年以上掛けてようやくリーグ戦が終盤です。まさかここまで長くなるなんて誰が想像したでしょうか。それこそ、この1年の話ではなくて、何年かにわけてリーグ優勝していくのかと思っていた時期もあったので、この長さは本当に凄い、色んな意味で。

ただ、やはり安定した面白さはずっと継続していると思うのですよ。それこそ、自分も何回も読み返すほどはまっているわけではありませんが、新刊が出る度に読んでしまいます。「GIANT KILLING」に関しては初期からついていけてる読者も多いのではないでしょうか。自分もその1人です。

59巻は残り3節の最初、4位のジャベリン磐田との対戦です。リーグ初期は圧倒的敗北を喫した相手である磐田、今度はETUを立ちはだかる敵として、全力で仕掛けてくるわけで、ETUが挑戦される立場になります。そこで磐田があれよあれよと対策を練っているわけで、いつもの調子なら前半は大いにやられるところですが、どうやら今回はそうもならない雰囲気です。

とはいえ、いつもそう簡単に終わらせない、それならば対戦自体を省略するはずですので、まだまだ60巻以降で盛り返してくれるのでしょう。

なんですが、、、正直ベースな話、椿の世界選手権レベルの話を見てしまったあとだと、どうも国内リーグ戦の勝負が見劣りしてしまうような。椿遠征篇は結構楽しんで読んでた派のため、そっちの方をメインで描いてくれても面白そうだなとか思ったり。

リーグ戦が終わったら「GIANT KILLING」自体は完結して、椿の海外篇とか始まる想定だったりしないですかね?全然ありそうだなそれ。一応「GIANT KILLING」の主人公は達海だけど、プレイヤーの主人公は椿だし。既に椿が達海を喰ってるレベルで活躍しちゃってるしなあ。

というわけで、59巻まで来てようやく終盤に差し掛かってきた「GIANT KILLING」です。終わるまでまだ1年か2年くらいは掛かりそうですね。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


60巻の感想はこちら(面白さを牽引する椿大介が何よりも最大のGIANT KILLINGである)