うすた京介節完全復活!いつも通りのシュールなギャグでフードファイトだ!

奥さんの「ラブデスター」と一緒にジャンプ+で連載中の「フードファイタータベル」はうすた京介の最新作です。

フードファイタータベル (ジャンプ+)
ラブデスター (ジャンプ+)

いつも通りのシュールギャグで、フードファイトはある意味おまけ、テーマにはなっていますがあくまでギャグがメインです。

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この感じもいつも通り。マサルさん以降でこういう表現やってたっけ?すごい久しぶりに見た気がする。


さてさて、内容はタイトル通りでフードファイトです。大食い系のテレビ番組が流行ったのはもう15年近く前ですし、個人的大傑作の「食いしん坊!」も既に5年以上前の作品です。果たして「フードファイタータベル」は次なる大食いブームのきっかけになりえるのか?







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ならねーかこりゃ。


あくまでギャグベース。真面目なフードファイトではないです。理屈とかどうでもいいから食べることでとにかく圧倒するのがこの作品となります。つまり、フードファイトを謡っていながら今後リアルなバトル漫画にはなりえない、そういう流れになるでしょう。まあマサルさんでもセクシーコマンドー大会は完全に有耶無耶だったしね。そういう意味では絶対にギャグベースから外れることは無いであろうある意味安心な作品とも言えます。

とにかく笑いを目指して、






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食べる








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食べる






 
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 食べる








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食べる









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食べる










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食べる






そんな作品です。

率直な感想として、最初の数話はいまいちかなーと思ってました。ギャグもみえみえでそんなに面白くなかった。
ですが読み進める内に徐々に徐々にその世界観に慣れていき、最後のほうでは展開が想像できるのにページをめくるワクワク感が止まりませんでした。
なんというか、前述したように安心してギャグが読める。予想できるのに、その予定調和が心地よくてスッと心に入ってくる。そんな安心感に満ち溢れた素敵な1冊です。


それにしても、夫婦で同じところで連載とかすごいな。フォローし合ってとかじゃなくてそれぞれで仕事場使ったりとかしてるのかな。アシも別々だろうし。


眠気覚め度 ☆☆☆