ロボットアシスタントと共存する世界はまるで我が子を持つ家族の様に

あのうさくんが書く優しい世界、それが「ヤコとポコ」です。

うさくんといえばやっぱりギャグ漫画!! (にゃん天堂 - 次々と出てくる突飛なゲームに爆笑必死抱腹絶倒!!)

この作品、とにかく世界観が優しいです。

動物型のロボットは2足歩行で歩くし、言葉も理解して会話も成立します。
このロボット、かんぺきモード、てきとうモード、ダメモードの3種類からタイプが選べるのです。

かんぺきモードは何事もそつなくビシバシ完璧にこなすお手伝いロボット。 
てきとうモードはそれなりに働くけれど足りないところも色々ある、一番馴染みやすいロボット。
ダメモードはもうやること為すことダメ。だけどそこが愛嬌があって可愛い、愛玩具ロボット。 

そんな世界観で、ロボットアシスタントのポコと共に生活していく漫画家のヤコの2人を描いたのが「ヤコとポコ」になります。

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先ほども書いた通り、とにかく世界観が優しい。
ヤコのポコを育てる目はまさに我が子を見るまなざしだし、
ポコが他の女の人に可愛がられていたら嫉妬丸だしになるし、
ポコはヤコのために一生懸命だし。
とにかくほっこり出来る作品です。

まさか、あのうさくんがこんな作品を描けるとは。
あのにゃん天堂やマコちゃん絵日記でばりばり全開ギャグを描いたり、
花のズボラ飯であんな下品なご飯を描けるうさくんがこんな作品を描けるとは。
(マコちゃん絵日記はそれなりに良い話も多いけど)

ホント、そういう作品です。ほっこりしたい人には是非!


眠気覚め度 ☆☆☆


花のズボラ飯の感想はこちら (花のズボラ飯 3巻 - ドラマ版 孤独のグルメ のセンスがそのまま流入してきた?)
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