ここ数年、電子書籍が段々と普及してきていると思います。
それというのも、やはり通販最大手のAmazonが電子書籍販売に大きく乗り出していることにより、
新規電子書籍ユーザがより参入しやすくなっているからというところが大きいでしょう。
正直、私は通販サイトは主にAmazonしか使ったことがなく、 かつそれだけでも十分満足していました。
というのも、通販で買うのは近場で見つからない漫画やゲーム、CD/DVDくらいしかないからというのもありますが。

Amazonが電子書籍を展開する前から、様々な電子書籍並びに電子コミックは展開されていたと記憶しています。
だがしかし、その中身はそれこそその電子コミック限定の作品だったり、
はたまたマイナーな作品だったり、どうにも食指が動かないところだったような気がします。
過去のことであり、私も使用したことが無いので、詳しくは調べていません。記憶便りです。

とはいえ、そこに参入したAmazonは、既存の作品をどんどん電子書籍化していきました。
現在、コミックだけでも10万冊以上の作品が展開されています。
あくまで電子化されてるのは出版社や作者が許可したものに限られていますので、
もちろんどんな作品でもあるというわけではありません。
それでも昨今の作品は多くが販売されていますし、また時間とともに過去の名作も次々と追加されています。
ですので、作品の数ということでは、ゆくゆくは紙媒体コミックと大差無いものになっていくでしょう。 

となると、紙と電子の媒体のメリット/デメリットの差異さえ考えなければ、電子書籍に乗り換えも十分にありだということです。
まあ、その差異こそが、紙ユーザを電子媒体に移行させない理由だとは思いますが。 


私は1年半程前に基本的な漫画購入は全てKindleの電子書籍に切り替えました。
それまで大体1ヶ月に20~30冊の新刊を買っていたのですが、その生活を5年ほど続けた結果、
余裕で1000冊を超えていました。本棚も飽和に飽和を重ね、住む部屋によっては床が抜けることも危惧する必要があったでしょう。
引越しを機に、半分ほどを人にあげたり売ったりしました。それでも500冊ほど残っています。
どうしても手放したくないものだけ選んでもこの数。そして結局引越してからも荷解きされず、ダンボールに眠ったままの漫画たち。

Kindle購入後、毎月以前と同じ数かそれ以上購入していますが、電子書籍なのでもちろん場所をまったく取りません。
また、Kindleひとつを持ち歩くだけで全ての電子書籍を持ち歩くことになります。
つまり、紙媒体から電子書籍媒体になったことで本のスペースが無くなり、管理もデータで可能になるということです。

私としては、これだけでも十分に大きなメリットになりました。
まだまだメリット/デメリットはありますが、続きは次回にでも。