2022年07月

アニメ 惑星のさみだれ 4話 感想

東雲半月が登場して序章が閉幕に向かっている「惑星のさみだれ」アニメ4話の感想です。

Amazon Primeはこちら (惑星のさみだれ)

第4話は2巻の9話から11話までの内容となっています。いつものごとく余計だと思われる範囲はガッツリ切り取られてる感じです。大筋の話は当然問題ないです。

にしても、原作でもさみだれと夕日の魔王コンビ会話は違和感ありありだったけど、アニメになると尚更こいつら頭おかしいんじゃないかってくらいに見えてしまうなwww


20220730_000

半月がさみだれにオススメ漫画借りるところ、最初から「魔法少女マジカルマリー」になってました。「あみちゃんとネズミ」はここ以降出てこないので妥当な変化点です。


20220730_001

半月と氷雨さんの出会いシーン、氷雨さんのこのセリフはカット。このあとの夕日がお腹を下すシーンもカットされてるので不要となったのでしょう。とはいえ、このセリフがあるからこそ夕日が朝比奈家に十分馴染んでるという表現だったので、カットはちょっと残念。


20220730_002

このシーン、原作まんまなんですが、アニメはなんか迫力無いですね。漫画の方が強弱わかりやすく盛り上がります。


次は大学の学食で氷雨さんと三日月と夕日が会うシーンなんですが、火渡妹がいないせいで氷雨さんが夕日にだる絡みしてる雰囲気になっています。超能力戦士のくだりがないのがなんともなあ。

20220730_003

そのあと三日月の話になりますが、この三日月の特徴的なシーンはカット。このあと三日月の異常性は出てくるものの、この笑顔に関してはそんな掘り下げられてるわけでもないからカットしちゃったのかな。ここが無いと三日月の怖さがわからないとも思うのだけども。


20220730_004

きちんと出てきた必殺技のくだり。原作6巻の大事な大事なシーンに向けた伏線なんですよねこれ。あのシーン、どうやって表現するのかなー、漫画的な表現の極みみたいなものだから、アニメでは難しいんじゃないかと思ったり。


20220730_005

朝比奈父親が小説家だったり朝比奈母親が医者だったりの話はばっさりカット。夜な夜な夢の中で夕日とさみだれが会っているという話もまるカット。この設定、今後どうやって活かされていくんでしょうか。


20220730_006

酒のシーンは18の数字が20に変更。これはアニメ化ゆえだろうしなあ、「ぐらんぶる」も全員20歳以上に変更されていたし、仕方ないか。

20220730_007

氷雨さんの「潰れてもらうぞ」のセリフも「無理するなよ」という違う意味のセリフに改変。遠慮なく接してくる弟ポジションから心配される弟ポジションの立場に変わってしまった夕日の存在。これやっちゃうと、やっぱり氷雨と夕日の関係性がいびつになってしまっているような。前にも書いた気がするけど、後半は氷雨に出番無いからいいのかなあ。


20220730_009
「大人が笑うのはな 大人は楽しいぜって子供に羨ましがられるため 人生は希望に満ちてるって教えるためさ」

半月の名言発動。こういう人生観とかが実は「惑星のさみだれ」の主題だったりするんですが、果たしてアニメだけ見てる人はそんなところまで理解出来るように作られているだろうか。だがしかし、こういうところが表立って出てくるのはこのあたりからだし、むしろ序章が終わって人数増えてからがメインなのでまだいいのか。


てなわけで、半月登場で一気に話が動き始めた4話でした。が、正直まだまだアニメクオリティとして物足りないところ。このあとバトルシーンとかめちゃめちゃ多くなっていくわけですが、いったいどうなることでしょう。

5話は2巻の次の泥人形戦までですかね。6話から三日月の話が始まりそうな気がする。2巻範囲の面白いところは次からなので期待しましょう。


余談ですが、今回もノーパン(チラ)でした。
20220730_008
このシーンくらいパンツ見せてもええやろ。未成年だからダメとかあるのかい??


1話の感想はこちら
2話の感想はこちら
3話の感想はこちら
5話の感想はこちら
6話の感想はこちら
7話の感想はこちら
8話の感想はこちら
9話の感想はこちら
10話の感想はこちら
11話の感想はこちら
12話の感想はこちら
13話の感想はこちら
14話の感想はこちら
15話の感想はこちら
16話の感想はこちら
17話の感想はこちら
18話の感想はこちら
19話の感想はこちら
20話の感想はこちら
21話の感想はこちら
22話の感想はこちら
23話の感想はこちら
24話の感想はこちら
25話の感想はこちら


惑星のさみだれ (2) (ヤングキングコミックス)
水上悟志(著)
少年画報社 2006-09-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.7
¥495


野人転生 5巻 - 第1部完ッ!!

ノーチートノースキル異世界転生で頑張る「野人転生」5巻です。

これまでの情報より、冒険者のレベルには上限があり、そこを越えるためには死を覚悟してランクの高いモンスターを倒さなければならないことが明らかになりました。

そのレベル上限の壁はほとんど多くの冒険者は越えることが出来ないほどの高い壁になっており、逆にそれを越えることが出来れば一流の冒険者になることが出来るというものです。

20220728_004

4巻ではパーティメンバーにレベルの壁を越える提案した野人。彼らはその決意を元に、その日暮らしで続けていた冒険者生活を一時的に止め、高ランクモンスター討伐に全てを賭けます。


20220728_003

討伐相手はロックリザード。パーティ最強のゴンズはあくまで止め刺し、野人、アル、キモンの3人でよってたかってロックリザードをいじめて行動制限する作戦に。


20220728_005
「これが敵の真の姿か!!!」

このロックリザードの特徴が結構面白くて、なかなか見ごたえのある戦いになってます。岩蜥蜴と書いてロックリザードと読ませるくらいなので、さぞや装甲が岩の如く硬いのだろうと思いきや、単にそれだけでなく高ランクモンスターらしい奮闘っぷりです。


そうしてロックリザード討伐を終えて町に生還した野人たちの元に現れるのがさらなる災厄であり、町を追われることとなった野人は再び森へ帰還するところまでがエピローグ。

30話のタイトルがエピローグなので、え、これで終わっちゃうの?と思いましたが、作者の後書きによるとあくまでも1部完であり、まだまだ続くとのこと。面白いのでこれからも期待です。


眠気覚め度 ☆☆☆


3巻までの感想はこちら(ノーチートノースキル転生で生き残れ)
4巻の感想はこちら(ノーチートなのに人間からも狙われるのが素敵)
6巻の感想はこちら(第2部スタートで早速追われる野人が最高)
7巻の感想はこちら(人の悪意に巻き込まれまくる展開が最高)


野人転生(5) (電撃コミックスNEXT)
小林 嵩人(著), 野人(その他)
KADOKAWA 2022-07-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥730


アニメ 異世界おじさん 4話感想

原作準拠だけど抜群に面白い「異世界おじさん」4話の感想です。

Amazon Primeはこちら

4話は原作2巻の11話12話の範囲です。10話を飛ばしたのはあとからまとめてやるからでしょう。

11話といえば藤宮さんの小学生時代と裸Yシャツで迫るシーンです。正直異世界話の方が面白いのですが、藤宮さんも人気キャラなので原作でも人気のある話でしょう。

20220728_000

にしても原作以上に巨乳を主張して描かれているなあ。巨乳キャラだっけ?いや決して小さくはないけれども。そういえばエルフもメイベルも貧乳だからそれに対する巨乳キャラだったんだろうか。

あと相変わらず間の使い方といい演出の使い方といい、本当にお上手。原作準拠なのでどうしてここまで面白いアニメ仕上がるのだろうか。今期見ているもう一つの作品の方もこれくらいクオリティ高く作ってほしかったのが本音。


12話は読者大好きエルフさんの最高な回です。原作でもトップレベルの人気話じゃないでしょうか。

20220728_001

思わず吹き出すエルフさん。このシーンもかなりデフォルメされていて、クールなエルフさんの意外なおマヌケ側面を非常に丁寧に描画されていて最高にグッドです(それをベストと言う)。

前回の結界にぶつかるシーンでブッサイクな顔も描かれているし、ホントエルフさん愛されているなあ。

そしておじさんが子安さんなのホントいいなあw 酔った時のキャラとかやっぱり上手いし、おじさんホントにこういう喋り方とか声しそうでピッタリ過ぎるwww

ただ2巻はこの話も面白いけど、次の13話のメイベルとの話が一番面白いんですよね。第5話でやってくれるんだろうか。コロナの影響で放映が遅れるらしいけど、今から既に楽しみです。


そしてまさかの2巻おまけマンガがエンディング途中で挿入されるとサービスにびっくり。

20220728_002

コミックで読んだ時もめちゃめちゃエロかったし、1巻のおまけはアニメでまだやってないので、てっきりおまけマンガはやらないものだと思っていました。これはビッグサプライズ、最高でした。

ただ、微妙に表現が割愛されたので、そこを全部丁寧にやってくれてたらベストだったのにのう。


1話の感想はこちら
2話の感想はこちら
3話の感想はこちら
5話の感想はこちら
6話の感想はこちら
7話の感想はこちら
8話の感想はこちら
9話の感想はこちら
10話の感想はこちら
11話の感想はこちら
12話の感想はこちら
13話の感想はこちら


異世界おじさん 2 (MFC)
異世界おじさん 2 (MFC)
posted with AmaQuick at 2022.07.28
殆ど死んでいる(著)
KADOKAWA 2019-04-22T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥481


恥じらう君が見たいんだ 4巻 - 恋愛要素を重点的に表現していくのか?

見られて果てる女子高生は今回その姿を見せなかった「恥じらう君が見たいんだ」4巻です。

20220725_001
見られて果てるのではなく、自分から責めて果ててました。
なるほど、そういうプレイもありなのか。是非お願いしたいところ。

ところで話は撮影の話から、本庄さんの性癖に近い人を探したいですの方向に発展していきます。

20220725_002
「ハプバーに行きたいです」

ハプニングバーってあれですよね、会員制の店で、中は普通のバーっぽくなってるんだけど何故かプレイルーム的なものがあって、バーの中で同意したもの同士が最後まですることも可能っていう。

そういうのに今まで縁がなかった自分としてはにわかには信じられない存在なんですが、そういった性に奔放な人たちも多くいるのでしょう。怖いやら羨ましいやら。

というわけで、ハプバーに潜入していきます。

20220725_003
「ねえ‥ジュニア あのふたりさ~ ヤッちゃうかもね?」

ハプニングバーだから!その場にいるこれまで全く無関係の相手とも!ヤッてしまうかもね!

とまあこんな感じなんですが、どうも話の本筋が映像を撮るの方ではなく、監督と女優の恋愛はするのかしないのかというところにフォーカスされています。

そして4巻の内容を読んでくと明らかに恋愛の方向に向かっているんですよねえ。どういう方向に持っていくんだろ、描きたかったのは恋愛なんだろうか?読みたいのは恋愛ではなかったんだけどなー。まあ、絵が上手くてえっちぃからそれだけで十分価値あるのだけどw


眠気覚め度 ☆☆☆


1巻の感想はこちら(ファインダー越しに観る同級生のエロス)
2巻の感想はこちら(破滅願望性癖は下着売りで絶頂に達する)
3巻の感想はこちら(女子高生から一転、女教師をフォーカスに収める)
5巻の感想はこちら(ラブコメ路線に変更かな?)


恥じらう君が見たいんだ(4) (ヤングマガジンコミックス)
甜米らくれ(著)
講談社 2022-07-20T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥726


GIANT KILLING 61巻 - 大一番開幕に向けての幕間巻

61巻まで来て遂にリーグ戦最終戦が見えてきた「GIANT KILLING」61巻です。長いけどよく飽きずにここまで読めたなあ。

リーグトップの鹿島ワンダラーズと次節戦うことになっているリーグ2位のETU、鹿島が勝てばリーグ優勝決定、ETUが勝てばまだ優勝はわからなくという状態で、その戦いに向けた両チームにそれぞれフォーカスを当てた巻となります。

20220725_000
「このモチベーションこそが俺達の最大の武器だ 俺達はコイツで鹿島の伝統に立ち向かう」

この発言、達海がこの1年のETUを振り返ってのものなのです。

常にJ2降格の瀬戸際で切羽詰まっていたETU。達海が監督としてから全員で立ち向かってきたリーグ戦。それら全てが、決して奇跡の積み重ねなどではなく、彼らが勝ちたいと思ってやってきたからこその成果なのだと。

その成果が幻ではないことを誰よりも自覚しているのがETUの選手たち一人ひとりであり、今の自分たちは決して鹿島に負けてなどいないと自負出来るほどのモチベーション。それこそが最終節に向けたETUメンバーの最大の武器であると。

この話、これまで60巻もの長い間付き合ってきた読者達にも非常に理解出来る話なのが「GIANT KILLING」の凄さなのだと思います。

思い返すとこれまでのETUは、達海とぶつかり合いながら、その時の課題をひとつずつ乗り越えながらここまで登りつめました。彼らが奇跡を起こしたわけではないことは誰よりもETUの戦いを見続けてきた読者が理解しているのではないでしょうか。

これだけの長い期間連載しているのにも関わらず、しっかりとその面白さを連綿とつなげてここまでやってきたのが本当に素晴らしい。長期間連載作品は大抵中だるみがあったりするものですが、個人的には特に失速することなくずっと面白さを保ってきたと思います。

そしていよいよ最終戦。おそらく数巻に渡る戦いになるでしょうが、これが本当に最後に戦いになるのではないでしょうか。楽しみです。


あー、なんか遂に終わりが見えてきて感無量です。ずっと面白いんだけど、さすがにもう一度読み返すかと言われたら厳しいなと思うのがこの作品でした。その終わりがもうじきということで最後まで楽しみですね。

これでリーグ戦終わってもストーリーは終わらなかったらどうしよう。。。いやいや、さすがに椿編とかで別タイトルになるでしょw


眠気覚め度 ☆☆☆☆


59巻の感想はこちら(リーグ戦も遂に終盤)
60巻の感想はこちら(面白さを牽引する椿大介が何よりも最大のGIANT KILLINGである)


GIANT KILLING(61) (モーニングコミックス)
ツジトモ(著), 綱本将也(その他)
講談社 2022-07-22T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥715


2022年週刊ビッグコミックスピリッツ34号ざっくり感想

2022/07/25 週刊ビッグコミックスピリッツ34号のざっくり感想となります。
あれ、先週合併号で休んだと思ったら読める作品多くなっている。間隔空けた方が掲載作品安定するなら、これもう隔週刊化した方がいいんじゃないのか?

それでは今回も適当にいってみましょー。


■アオアシ
  葦人がこの成長してしまうと、もうユースの連中とプレイ出来るレベルではなくなるのでこのあとはJリーグ編が始まるんだろうか。

■ヘブンの天秤
  メガテンのロウ側の話みたいになってきた。

■九条の大罪
  犬飼くん登場からぶっ飛び過ぎ。

■私の息子が異世界転生したっぽいフルVer.
  旦那もヘラってたかー。

■結婚するって、本当ですか
  なんだこの展開www

■おとなのずかん改訂版
  この話ほぼアフロ田中で見たしアフロ田中の方が面白かったですね。

■茜色のコンポーザー 改め アカネノネ
  茜色のコンポーザーの方がタイトル良かったのでは。。。

■プラタナスの実
  2010年か、、、最近に思えるけどもう12年前なんだよな。。。

■土竜の唄
  あと数秒で爆発ってところで登呂月の回想かーい。これたぶん10週くらい続くで。

■二月の勝者 -絶対合格の教室-
  短期間で何回も同じ学校受けるの非常につらそう。

■15分の少女たち -アイドルのつくりかた-
  過去の雨宮さんの働き見ると小林くんの努力とかうんこにもなってないんだけどこんなんでいいんか?

■レ・セルバン
  なんか凄いことが起きてるのはわかるんだけど何が起きてるのか全然わからんwww

■くーねるまるた ぬーぼ
  ローストポーク安上がりで美味しく作れていいよね。

■ダンス・ダンス・ダンスール 
  最後のページ怖すぎる。。。

■君は放課後インソムニア
  初日から先輩と一緒に帰ろうとする後輩などいない。

■気まぐれコンセプト
  正真正銘のナイトプールとか絶対エロ展開しかないでしょ。



週刊ビッグコミックスピリッツ 2022年34号【デジタル版限定グラビア増量「十味」】(2022年7月25日発売) [雑誌]
週刊ビッグコミックスピリッツ編集部(著), 小林有吾(著), 浄土るる(著), 真鍋昌平(著), かねもと(著), シバタヒカリ(著), 若木民喜(著), イトイ圭(著), 矢田恵梨子(著), 東元俊哉(著), 高橋のぼる(著), 高瀬志帆(著), かっぴー(著), 戸井理恵(著), 濱田浩輔(著), 高尾じんぐ(著), ジョージ朝倉(著), オジロマコト(著), カレー沢薫(著), ゆうきまさみ(著), ホイチョイ・プロダクションズ(著)
小学館 2022-07-25T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.5
¥449


アニメ 異世界おじさん 3話感想

原作準拠だけど抜群に面白い「異世界おじさん」3話の感想です。

Amazon Primeはこちら

3話は原作2巻の8話9話の範囲です。ほぼ原作準拠です。しかしこのあたりしっかり原作が面白いのでアニメになっても面白い。

20220723_006

時折ガチの戦闘シーンを描く「異世界おじさん」ですが、おそらくこの結界破りシーンが初のガチ戦闘シーン。アニメではエルフの突撃シーンをとても丁寧に描き下ろしていて、非常に見ごたえがあるシーンになっています。

剣を取り出すところから、封印された魔物に突撃するための準備シーンもかっこいいし、いざ突撃しても非常にかっこいい。そして再封印された壁にぶつかるシーンがアニメで追加されてて、しっかりギャグアニメとしての良さを描いています。必見。


20220723_007

叔母さん登場シーンも原作に忠実で、原作の間もしっかり表現していて非常にグッド。出来が良いなあ。

前回不安視した子供時代藤宮さん登場シーンは原作よりもひどい表現していて笑ってしまった。小学生といえどこの美少女がここまでひどい子供だったとかありえんでしょと思うのだけどもw


20220723_008

あとガーディアンヒーローズの解説シーンはほぼカットなのは尺の都合なのか別の事情なのか。しかしこの設定、ホントに配信してる女性だったらありそうで笑ってしまう。


いいですね、アニメも絶好調ですね「異世界おじさん」。何よりもアニメスタッフがこの作品を愛している感が伝わってきて観ていて気持ちが良いです。オープニングが何より気合入ってるしなあ。

比較用に2巻を読みながら視聴していて、思わずそのまま2巻をずっと読んでしまいました。読み返すとやっぱり2巻のメイベル登場シーンは抜群に面白いので、その話が出てくるまで期待しながら待ちます。たぶん5話になりそう。


1話の感想はこちら
2話の感想はこちら
4話の感想はこちら
5話の感想はこちら
6話の感想はこちら
7話の感想はこちら
8話の感想はこちら
9話の感想はこちら
10話の感想はこちら
11話の感想はこちら
12話の感想はこちら
13話の感想はこちら


異世界おじさん 2 (MFC)
異世界おじさん 2 (MFC)
posted with AmaQuick at 2022.07.23
殆ど死んでいる(著)
KADOKAWA 2019-04-22T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.8
¥481


秘匿夫婦~クピドの悪戯~ 2巻 - 真面目な話をしたいのかくだらないアホエロマンガにしたいのかそれがわからない

イケメンヤリチンと冴えない童貞が入れ替わった「秘匿夫婦~クピドの悪戯~」2巻です。

1巻でもそうだったのですが、真面目な話が展開されたと思いきやエロでアホな展開が繰り広げられる、そんな構成となっています。

20220723_009
「お おCHINPO…」

これですよ?処女のレイコさんが冴えないフジサワカツヤと一線を越える越えないの瀬戸際で出てくるセリフが「おCHINPO」ですよ??最後まではダメといいながらお互いに口でしたりしてるのに出てくるセリフが「おCHINPO」ですよ???こんなん笑うしかないやろwww


そして話はヤリチンフジサワカツヤの兄弟や幼馴染に妻を紹介する流れに。外側である富士澤勝也をよく知っている近親者たちと遂に接触することになり、果たして冴えないフジサワカツヤとレイコはどうなってしまうのかという展開になっていきます。真面目です。

20220723_010

どうやら富士澤家は3人兄弟、長男次男は会社の取締役をしており、末っ子の勝也は好き放題しまくっているせいか落ちこぼれ扱い、働かなくてもいい関連企業に席を置いて好きにやらせようという方針のようです。

20220723_011
それにしても長男33歳ってこれ絶対33歳の顔じゃないよなあ。若く見積もっても40代後半、50代と言われてもおかしくないのでは。


それに対してなのか、勝也の旧婚約者であり幼馴染の椿芽は23歳とは思えない容姿。
20220723_012
これで23歳です。作中でも小学生?と揶揄されていますが、23歳らしいです。若いというか幼いというか。でも中身は色々と情事を知っている年相応どころか30代以上なんじゃないかと思うくらいです。まあ、漫画だからええねん。


そんなこんなで妻を紹介したりなんやかんやあったりとそれなりに真面目な話も展開されます。そこはシナリオとしてもそれなりに練られてるので面白いんです。だけどまーた2巻の最後でセックスバトルが始まります。

20220723_013
対戦相手は女子プロレスラーのスティンガー・モー。作者曰く、知る人は確実に昭和生まれである「ダッダーン ボヨヨンボヨヨン」のCMの人がモデルらしいです。


20220723_014
対戦が待ち遠しすぎて勝手に筋トレ始めちゃったらしいです。このスティンガー・モー、下の口の異名は「戦車殺し(タンク・バスター)」で、たった20秒で相手を噛み砕くことができるという。

こんな恐ろしい相手ですが、中身がヤリチンではないことを悟られないために、冴えないフジサワカツヤがまたしてもその身体に備わったテクニックを披露することに。


20220723_015
「挿入(インサート)さえきまっていればワタシの勝ちだった」って?

なんなんだこの決め台詞w カッコいいこと言ってる風だけどここまでの展開がアホ過ぎてひたすら笑ってしまうwww

こんな感じなので、いくらまともにシナリオ展開しようとしても、途端にアホエロ漫画になるんです。これおそらく、作者は本当に楽しく描きたいことを描いてるんじゃないかと思います。ベテラン作家だからこそ出来る好き放題なんじゃないかと。そうでないとこの支離滅裂は説明がつかんw いや、漫画ゴラクだからこその展開でもあるのか?w


というわけで、真面目そうに見えて頭カラッポでも全然読める「秘匿夫婦~クピドの悪戯~」2巻でした。これくらいアホに吹っ切れてくれるとどんなシナリオ展開しても良さそうなので本当に気楽に読めますね。


眠気覚め度 ☆☆☆


1巻の感想はこちら(新シリーズは私達入れ替わってる)
3巻の感想はこちら(アホエロマンガにしたいということがわかりました)
4巻の感想はこちら(乳首を食いちぎったら本当のバトルじゃないか)
5巻の感想はこちら(アホエロと絡めたシナリオ構成が素晴らしい)


秘匿夫婦~クピドの悪戯~ 2
北崎拓(著)
日本文芸社 2022-07-19T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.5
¥683


【第2類医薬品】ダダンII 50mL×3
ピップ
ピップ 2010-04-01T00:00:01Z

¥442



アニメ 惑星のさみだれ 3話 感想

巷の評判が微妙になっている「惑星のさみだれ」アニメ3話の感想です。

Amazon Primeはこちら (惑星のさみだれ)

第3話は1巻の6話から1巻ラストまでの内容となっています。東雲半月登場までです。

巷の評判が微妙なのは正直擁護出来ないかなというのが、3話を観た上での感想となります。半月登場シーンはともかく、夕日と祖父のやり取りのところ、どうして泥人形の戦いを挟む形にしてしまったのか。

20220723_002

この夕日が感情を剥き出しにして泣きじゃくるところから、一気にノイに騎士の願いを依頼するところまでの流れって、原作通りの勢いがあってこそのものだと思うんですよ。それが間に泥人形の戦いを挟んでしまったせいでテンポが悪い。

なんだろう、やりたかったのは祖父が危篤になってるところを表現した上の方が良いと思ったからなのかなあ。夕日が子供のように泣きわめいて、だからこそノイとの関係が強固になって、トカゲの騎士として関係が強くなったからこその泥人形戦だったとも思うのですけど。

そして微妙だなあと思ったのがもう1点、夕日が崖からの飛び降りるところの掌握領域連発するところは、原作で詳細に描かれていないとはいえ雑な作画だなと思ってしまいました、残念。加えて、原作通りなのですがこの時の夕日はなんて説明口調なんだw


あとは気になった原作差分をちらほらと。

20220723_001

小石とのドッキリイベント関連発言はオールカット。氷雨とのドッキリイベントも特に言及されなかったし、こういったメタ発言絡みのところは全部切るのでしょう。こういうのが面白いところでもあったんだけどなあ。


20220723_004

小石との1ヶ月半がアニメでは十数ヶ月へ。夕日の年齢設定が18歳ではないらしいのでその違いでしょう。18歳じゃなくなったのはおそらく飲酒シーンがあるから。そうなってくるとさみだれと夕日の年齢差が2歳じゃなくて4歳以上になってるということ。

であるなら、子供の頃に出会っていたところのシーン、どうするんでしょう。子供の頃の2歳差でも多少大きいのに、4歳差とか遥かに年上に感じてしまうような。


20220723_003

東雲半月登場シーンの着地失敗したら面白かったのにのシーンはカット。まあ、ここは致し方なし。


20220723_005

そして極めつけはやっぱりノーパン(チラ)。スカートめくりはするもののノーパン。ノーパンなんですよこれが。

あと、このシーンで上手いと思ってたのは、次の瞬間さみだれが無表情なのにすかさず殴り掛かるところだったんですが、アニメだは恥ずかしがるさみだれが挟まりました。そうじゃないんだよなあ、そういう間じゃないんだよなあ。原作の良いところを潰してしまっているよなあ。


ここに来て色々と酷評してしまいましたが、原作も1巻のうちはそこそこの面白さで半月登場以降で一気に加速するのでこれからでしょう。現に、続きが気になって2巻に手を出したら一気に読んでしまったしやっぱり面白い。

4話はどこまでかなあ。2巻の内容を2回でやるのか3回でやるのか。楽しみです。


1話の感想はこちら
2話の感想はこちら
4話の感想はこちら
5話の感想はこちら
6話の感想はこちら
7話の感想はこちら
8話の感想はこちら
9話の感想はこちら
10話の感想はこちら
11話の感想はこちら
12話の感想はこちら
13話の感想はこちら
14話の感想はこちら
15話の感想はこちら
16話の感想はこちら
17話の感想はこちら
18話の感想はこちら
19話の感想はこちら
20話の感想はこちら
21話の感想はこちら
22話の感想はこちら
23話の感想はこちら
24話の感想はこちら
25話の感想はこちら


惑星のさみだれ (1) (ヤングキングコミックス)
水上悟志(著)
少年画報社 2006-01-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥495


惑星のさみだれ (2) (ヤングキングコミックス)
水上悟志(著)
少年画報社 2006-09-27T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.7
¥495


望郷太郎 7巻 - 貨幣の次は民主主義選挙

500年後の世界を舞台に人類史をやり直している「望郷太郎」7巻です。冷静に考えるとこれもある意味異世界転生だな。。。

6巻で遂にマリョウの国へ辿り着いた舞鶴太郎たちですが、そこは上級国民下級国民が厳密に定義された貨幣経済の世界でした。中には最古の職業と言われる売春婦の宿があったりと、まさしく村ではなく国家が形成されています。

そしてそこの国王妃となっていたプリ。パルの妹であり、かつてはマリョウに奴隷として売られた娘が王妃となり、さらに王位継承権を持つ子供の親となっていました。

作中で語られていましたが、太郎と会ってから既に3年。作中の時間は流れていたようです。過去のプリの面影はなく、太郎やパルにも厳しい、国を守る国母としてのプリがそこにはいました。

というわけで、因縁のマリョウ国でプリと共に色々と画策していくのが7巻の大きな流れとなります。


20220722_000
「下級も含めたマリョウ国民全てが投票する……「選挙」で選ばれた者だけだ」

なんとマリョウの国は封建制度ではなく既に民主主義のレベルに達している国家でした。おまけに選挙で選出された議員たちにも派閥があり、議員内の多数決で物事が決まる権力争いまで発生している始末。近代史レベルにまで成長しているのは驚きです。

しかも派閥のひとつは初代マリョウ国王を軸とした宗教まで発生している始末。人をまとめるために使われる宗教。人が集まり、町が集まり、国家が出来れば、宗教が発生するのも必然なのでしょう。

そんなマリョウの国では、これまで太郎が訪れた村々では適うはずもありません。遥かに先を行く国家社会はやはり周りの小国家を蹂躙していくのだなあ。


そして選挙に勝つために舞鶴太郎が取った手段がこれです。

20220722_001
紙幣の流通

貨幣といえど、今は原石のマーを加工した石による貨幣経済です。それは原石が貴重だからこそ成り立つ貨幣であります。

そこをさらに進めて、本来何も価値がない紙を金として使用するのが紙幣です。紙幣をマーと交換できるという信用と担保して、この紙幣を代わりに交渉に使うわけです。

20220722_002
「大して価値のない石や紙に……人同士の信用を利用して…とてつもない価値を付けたものなのさ」

作中で太郎はこの金のことを「詐欺」とまで言い切ります。かつて金の奴隷になってしまった人間たちを今は誰よりも軽蔑しているのが太郎でしょう。しかし、今は目的を達成するために、かつての誰かが始めた紙幣経済を太郎自身で巻き起こそうとしているのです。


この流れがホント面白いですよね「望郷太郎」は。村の成り立ち、国家の成り立ち、経済の成り立ちを再度1から焼き直していて、それぞれの場所でその時点よりも少し先んじた過去の経済手腕でぶち壊す。

しかも太郎の目的が金稼ぎや偉くなりたいからではなく、あくまで流れに沿ってやむを得ずこれらの手段を取っているというのがまた良いのです。勉強になるし話も面白いし、山田芳裕はホントに天才やな。

常に面白いし続きが気になるくらいで、読めば読むほど止まらない「望郷太郎」、もちろん次巻も大期待です。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


5巻の感想はこちら(舞鶴太郎飛ぶ)
6巻の感想はこちら(貨幣経済が成立しても金の奴隷にはなるな)
8巻の感想はこちら(陰謀渦巻く民主主義選挙戦)


望郷太郎(7) (モーニングコミックス)
山田芳裕(著)
講談社 2022-07-22T00:00:00.000Z
5つ星のうち4.6
¥726


今のイチオシ!
ちょっと前のイチオシ!!
結構前のイチオシ!!
それなりに前のイチオシ!!
スピリットサークル完結!!
タイムリープサスペンス!!
ゲームとギャグが好きなら!
漫画もいいけど山賊もね!
記事検索
応援してますその2
応援してますその5
Twitter
日々読んだ漫画の感想を中心に記事を更新しています。記事更新と同期していますので、漫画の感想情報を見逃したくない方はフォローお願いします!
メッセージ

名前
メール
本文
「眠気が覚める面白さを求めて」は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • ライブドアブログ