序盤から一気に魔界に突入するグダグダ展開なぞなんのそのの「最果てのソルテ」2巻です。
こういう作品でありがちなのは本筋の話が魔界に突入することなのにあちこちお使いしてだらだら間延びする展開ですが、「最果てのソルテ」ではそんなことはありません。1巻で魔界に向かい、2巻では早々に魔界へ突入してしまいます。このスピード感はホントいいですね。
そしてこの魔界というのがまた水上悟志ワールド全開で、こんな設定どこから思いつくんだろうというものばかりなのです。
後ろ歩き草原とか
やわらか荒野とか
一見誰でも思いつきそうなのに、なかなか無い発想なんじゃないでしょうか。こういうのって、普通に考えてても思いつくものではないと思って、何かきっかけだったり意識だったりが無いと浮かばないのかなと。
漫画に限らず、世の中の科学に携わる人とかはこういう0から1を生み出すような発想を持つ人がいるのだろうなと思うわけです。それらはどれだけの経験に裏打ちされたものなのだろうか。素直に尊敬します。
フィロの不死身設定も殺して欲しいのに殺されないという矛盾だったり、やっぱりシナリオ作りが上手いよなあ、水上先生。本人も半分くらいは話を作る方が楽しいって言ってた記憶があります。無理せず原作者としても頑張っていただきたいところ。この絵だからこそ魅力があるとも言えるけれども。
ついでにブラックの記憶が前世のものであるってのは、もしかしてこれ異世界転生ものだったりするんだろうか。巻末にはTwitterか何かで過去にアップしていた異世界転生ものの読切りが掲載されていますし、実はそういうことなのかな。
だとしたら、「最果てのソルテ」は水上悟志が送る異世界転生なのかもしれない。そうだとしたらキャラも大勢出てるし組織も多く出てるしキャラも立ってるしで、正直なところそんじょそこらの異世界転生では太刀打ち出来ないほどの傑作になるんじゃないだろうか。
おまけに異世界転生ものでなくても間違いなく面白い作品ですしね。あくまでオマケ要素的な異世界転生要素。そこに水上悟志ワールドが加わるのだから面白くないわけがないです。
「惑星のさみだれ」も2022年遂にアニメ化するし、しかも最後までやりきるということだし、「プラネットウィズ」も連載中だし何気にずっと手を止めてないですよね。Twitterでは酒ばかり飲んだくれてるのに実はこんなに活動的だとは。まだまだ追いかけたいと思います。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
1巻の感想はこちら(水上悟志が描く壮大なファンタジー)
こういう作品でありがちなのは本筋の話が魔界に突入することなのにあちこちお使いしてだらだら間延びする展開ですが、「最果てのソルテ」ではそんなことはありません。1巻で魔界に向かい、2巻では早々に魔界へ突入してしまいます。このスピード感はホントいいですね。
そしてこの魔界というのがまた水上悟志ワールド全開で、こんな設定どこから思いつくんだろうというものばかりなのです。
後ろ歩き草原とか
やわらか荒野とか
一見誰でも思いつきそうなのに、なかなか無い発想なんじゃないでしょうか。こういうのって、普通に考えてても思いつくものではないと思って、何かきっかけだったり意識だったりが無いと浮かばないのかなと。
漫画に限らず、世の中の科学に携わる人とかはこういう0から1を生み出すような発想を持つ人がいるのだろうなと思うわけです。それらはどれだけの経験に裏打ちされたものなのだろうか。素直に尊敬します。
フィロの不死身設定も殺して欲しいのに殺されないという矛盾だったり、やっぱりシナリオ作りが上手いよなあ、水上先生。本人も半分くらいは話を作る方が楽しいって言ってた記憶があります。無理せず原作者としても頑張っていただきたいところ。この絵だからこそ魅力があるとも言えるけれども。
ついでにブラックの記憶が前世のものであるってのは、もしかしてこれ異世界転生ものだったりするんだろうか。巻末にはTwitterか何かで過去にアップしていた異世界転生ものの読切りが掲載されていますし、実はそういうことなのかな。
だとしたら、「最果てのソルテ」は水上悟志が送る異世界転生なのかもしれない。そうだとしたらキャラも大勢出てるし組織も多く出てるしキャラも立ってるしで、正直なところそんじょそこらの異世界転生では太刀打ち出来ないほどの傑作になるんじゃないだろうか。
おまけに異世界転生ものでなくても間違いなく面白い作品ですしね。あくまでオマケ要素的な異世界転生要素。そこに水上悟志ワールドが加わるのだから面白くないわけがないです。
「惑星のさみだれ」も2022年遂にアニメ化するし、しかも最後までやりきるということだし、「プラネットウィズ」も連載中だし何気にずっと手を止めてないですよね。Twitterでは酒ばかり飲んだくれてるのに実はこんなに活動的だとは。まだまだ追いかけたいと思います。
眠気覚め度 ☆☆☆☆
1巻の感想はこちら(水上悟志が描く壮大なファンタジー)
最果てのソルテ 2巻 (ブレイドコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.01.30
水上悟志(著)
マッグガーデン 2022-01-08T00:00:00.000Z
¥574
マッグガーデン 2022-01-08T00:00:00.000Z
¥574
惑星のさみだれ (1) (ヤングキングコミックス)
posted with AmaQuick at 2022.01.30
水上悟志(著)
少年画報社 2006-01-27T00:00:00.000Z
¥495
少年画報社 2006-01-27T00:00:00.000Z
¥495