2021年11月

2021年週刊ビッグコミックスピリッツ52号ざっくり感想

2021/11/29 週刊ビッグコミックスピリッツ52号のざっくり感想となります。
メガテン5はまだまだプレイ中でございます。現在64時間ほどでレベルは63。たぶんラストと思われる東京を徘徊中で、急激に上がるレベルの高さに辟易しております。ここ来る直前はレベル55だったのにいきなり60とか70の敵が出てくるとかどうなってんだよこれ。。。

それでは今回も適当にいってみましょー。


■プラタナスの実
  嫌われ役とはいえ嫌われるように描きすぎな気もする。

■九条の大罪
 え、結局この二人どういう関係なん?蟹食べに行くくらいだから決して敵対してるだけでもないのよね。

■あさドラ!
  話がまったくわからんのよな。。。いや、単話として見る分には面白いと思えるくらいには出来てるんだけど、全体の繋がりがね。。。

■ひらやすみ
  いいことがなくても忘れそう。

■土竜の唄
  今回の話いる?(土竜の唄で何回書くんだこの文章)

■アオアシ
  今度は阿久津にフォーカスか!こっちの方が面白そうだぞ!!

■結婚するって、本当ですか
  部屋探しいいよね、夢が広がるよね、止まらなくなるよね。

■二月の勝者 -絶対合格の教室-
  おっとここでタイトル回収かー、まさか生徒側に言わせるとは。ところでさいたまスーパーアリーナが受験会場になるとかすごいな。1万人入るアリーナだぞここ。4回は行ったぞ。

■デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
  どういう世界観なんだよこれ。メタルマックスかよ。

■ダンス・ダンス・ダンスール
  モテるくせに恋愛下手よな潤平。

■くーねるまるた ぬーぼ
  お尻が大きいのが、いいのではないか。

■君は放課後インソムニア
  正直高校のクラスメイトって全員顔と名前覚えるまではいかんよな。とっさには名前出てこないかも。

■15分の少女たち -アイドルのつくりかた-
  今日だけごまかすのは、絶対にクセになるからダメだー。軽い気持ちで休んだらついつい休みがちになるのとかも同じ理由でよくない。人間、楽には簡単に流されてしまう。

■機動戦士ガンダム バンディエラ
  ヅダでしたか。

■教場
  ん?次回あたり最終回?

■お別れホスピタル
  これさよ姉ってそもそも最初からいなかったってことなんじゃ。。。

■異世界猫と不機嫌な魔女
  やっぱり人間が小さい世界なんだなこれ。

■気まぐれコンセプト
  もちもち食感嫌いではないけどそこまで?


週刊ビッグコミックスピリッツ 2021年52号【デジタル版限定グラビア増量「南里美希」】(2021年11月29日発売) [雑誌]
週刊ビッグコミックスピリッツ編集部(著), 高橋のぼる(著), 東元俊哉(著), 真鍋昌平(著), 浦沢直樹(著), 真造圭伍(著), 小林有吾(著), 若木民喜(著), 高瀬志帆(著), 浅野いにお(著), ジョージ朝倉(著), 高尾じんぐ(著), ゆうきまさみ(著), オジロマコト(著), かっぴー(著), 戸井理恵(著), 加納梨衣(著), 矢立肇(著), 富野由悠季(著), 長岡弘樹(著), みどりわたる(著), 鳥飼茜(著), 石ノ森章太郎(著), 三条陸(著), 佐藤まさき(著), 沖田×華(著), 柏葉ヒロ(著), ホイチョイ・プロダクションズ(著)

¥420


のんちゃんとアカリ - 最高にサイコなアカリちゃんと呪いの人形は出オチで終わらない

呪われた館の呪いの人形が呪おうとした相手がもっとヤベー奴だった「のんちゃんとアカリ」です。正直出オチなのですが、そのインパクトに惹かれてしまいます。

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割と人形の描写はホラーなのに、それに相対する人間が最高に頭がおかしいイッちゃってる系なので完全に相殺しているどころか上回っているのです。

そのサイコーにサイコな女の子がアカリちゃん。友達がいない16歳の女子高生で、友達がほしくてほしくてたまらない彼女は、呪ってくれる人形を友達だと宣言します。

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「せっかくズッ友になったんだし もっと話そうよ のんちゃん!」

呪いの人形がすることなすこと全てを、自分と一緒にいるためにやってくれていると思い込んでしまうアカリちゃん。それに翻弄され、むしろ呪いの人形がアカリちゃんを避け始めて、どうやって呪いの館から追い出すか画策するのが基本ストーリーとなります。


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確かにこりゃサイコだわ。


そんなやり取りがメインの本作、学校の知人も巻き込んでいき、徐々にアカリちゃんへの独占欲も出てくる呪いの人形が妙に可愛いのが特徴なのです。押されて押されて、ふとした瞬間に引かれると気になってしまうのは恋愛と同じ手法ですね。自然とやってるアカリちゃんは間違いなく生まれ付いてのジゴロ。

完全に出オチで終わりそうなテーマですが、やはりアカリちゃんのサイコっぷりが面白い本作、そして呪いの人形がそれに対して妙にまともな思考を持ってしまっているので、出オチではなく面白いギャグ漫画として成立しています。これはキャラ設定の勝利でしょう。

こういう作品が出てくるから、やはり漫画というのはいつまでも侮れない。だからこそ読むのをやめられない。


眠気覚め度 ☆☆☆







 

ふたりソロキャンプ 11巻 - キャンプ先で燻製、そういうのもあるのか

昨今のキャンプブームを見据えたかのように適切なタイミングで連載が開始された「ふたりソロキャンプ」11巻です。今巻も変な方向に逸脱せずキャンプにフォーカスしているのがグッドです。

そもそも「ふたり」で「ソロキャンプ」というのがなんじゃそりゃのイメージから始まった本作品、ソロキャンプ慣れした男と、初心者でなし崩し的にキャンプを始めた女が、それぞれがキャンプをするけれども場所は共にというコンセプトです。自立したキャンパー同士の交流というのが珍しいかもしれません。

とはいえ、キャンプをし続けるだけとも言えるので、ストーリーの発展性が全然ないです。あったとしても非常に遅い。まあ、キャンプ描写を毎回丁寧に描いているので当たり前なのですが。

なので、恋愛要素をかもし出してきたものを早く読ませろという層には少し合わない展開が続いてる気はします。この作品はキャンプ描写もさることながら絵の上手さと女の子の可愛さで売り出してきたところもあると思いますし、そこを期待する層がいるのもおかしくはないかなと。

あとはキャンプに関するうんちくにどこまでついていけるかではないでしょうか。かなり濃いキャンプへの思いを語っており、興味が無いと付いていけないほどではないのではないかと。私自身は多少なりとも興味があるのでなるほどと思って読めています。

そして何よりキャンプ飯の描写です。これが毎度美味そう。

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今回はキャンプ先で燻製です。時間をゆったり使うからこそできる料理ともいえるでしょう。煙も屋外なら気にならないし。

燻製自体そこまで食べないので味があまり想像出来ないのだけど、煙臭くて固めに出来上がるのでしょうか?自宅で低温調理はやるので、柔らかい肉ブロックはイメージ可能ですが、燻製肉とは如何ほどに。試そうにも敷居が高くてなあ燻製は。


というわけで、11巻もひたすらキャンプをするだけの「ふたりソロキャンプ」でした。正直ベース、読み続けるのは惰性になってきているところがあります。ただ、読み始めると確かに面白いのも間違いないんだよなあ。


眠気覚め度 ☆☆☆



 

ガンニバル 12巻 - 食人族の本性が明かされ、物語はクライマックスへ

いよいよ佳境に突入した人喰い村の謎を追う「ガンニバル」12巻です。なんと次の13巻で完結の模様。

正直11巻までの内容をそこまで覚えていなかったのですが、後藤家元当主の銀さん過去話から、白銀出生の秘密、そして後藤家と恵介と阿川とましろが邂逅してるところからの続きからです。

これまでのキャラが総集合して結末に向かっているとも言えます。そして12巻ではそれがさらに加速し、遂に恵介の結論と後藤家の秘密と食人族の話の方向性が決定します。

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「人間を殺し それを喰い尽くす それが俺達の本能やろが」

ここまでの流れが本当によかった。最大の敵であった白銀と決着したのも束の間、後藤家の本当の闇が顕現したかの如くです。

考えてみると、この物語のキーマンとなっていた銀さんが後藤家をまとめていたからこそ、この食人族もなんとかまとめあげられていたわけです。それが、銀さんの死によって全ての均衡が崩れました。

岩男たちはその最大の原因が阿川がこの村に来たことと決めつけていします。しかし、おそらく阿川が来なくても、恵介の葛藤があった時点で均衡が崩れるのは目前だったのでしょう。それを大きく早めたのが阿川の存在であるというだけです。

元々後藤家の均衡は崩れ始めていました。恵介の母親の脱走に始まり、連れ出した子供の思い、そして恵介の弟が違和感を感じてしまった座敷牢の中の供物である子供。いずれにせよ、銀さんの死が後藤家を破滅に追いやるのは時間の問題だったと思われます。

ただおそらく、阿川が絡んで来なければ食人族は逃げおおせることが出来たでしょう。阿川が関わったことにより、事件が大きくなり、国が動く事態に発展したわけです。13巻の結末では、おそらく多くの食人族が殺されることとなると思います。それで、後藤家滅亡で終劇になるのではないかと。楽しみですね。


本当に「ガンニバル」は不思議な魅力を持った作品です。最初は山奥にある排他的な村人たちの話というところから、その中でも特に後藤家は人を食っているというサスペンスが始まり、そこから壮絶な殺し合いに発展します。

また、後藤家が人を食うのはある種の宗教であって、それが排他的な村だからこそありえる、現実でももしかしたらそういった慣習があるのではないかと思わせてくれる表現が見事です。サスペンス好きなら絶対に面白いと思えるのではないでしょうか。

ラスト1巻、13巻が今から既に楽しみです。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


13巻の感想はこちら(現代日本の食人村サスペンス完結)


ガンニバル 12
ガンニバル 12
posted with AmaQuick at 2021.11.25
二宮正明(著)
5つ星のうち4.2
¥594

 

オカルトちゃんは語れない 7巻 - 都市伝説を踏まえながら科学要素もあるのがやはり魅力

「亜人ちゃんは語りたい」のスピンオフ「オカルトちゃんは語れない」の7巻です。「亜人ちゃんは語りたい」よりもホラー要素強め、科学要素強めで、個人的にはこっちの方が好きです。


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ネットで流行った都市伝説の話も絡めつつ、その現象を科学的にも解明していくのがホント面白い。単に異常現象ではなくて、それっぽくありそうに説明していくのもグッド。

この形式、何かで見たことあるような気がずっとしてたんですが、おそらく「流行り神」ですねこれ。「流行り神」自体は科学的に解明しつつも、なんだかんだオカルト要素を絡めて科学では説明出来ないオカルト現象としていました。

「オカルトちゃんは語れない」も妙に納得行く説明はありつつ、実はその本質は解明されていないことも共通なんではないかと。別の空間に存在するとか説明されても理屈が通らないしなあ。


さて、この7巻はパズルになっているおもちゃがブラックホールを発生させたという話と、異様に幸運をもたらしてくれる女性がヨーコと出会ったばかりに世界を消滅させる話が掲載されています。

特に幸運をもたらしてくれる話は読んでて微笑ましいところあり、羨ましいところありで読んでてとても面白く、それが世界消滅に繋がるのがとんでも過ぎてそれがまた面白い。そしてざしこが可愛い。

正直、幸運をもたらしてくれるということから、世界消滅までの発想が本当に凄いと思います。別空間があってそこに干渉できるのがヨーコであるという設定から、ここまで発展させるとは、やはりその展開に脱帽であります。何が起こるかわからないし、どう科学と紐付けるのか、どう解決するのかが全く読めないのが面白いところです。


本編の「亜人ちゃんは語りたい」は次巻で終わってしまうらしいですが、この「オカルトちゃんは語れない」は今の所続いてくれそうで、まだまだ楽しみです。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


オカルトちゃんは語れない(7) (ヤングマガジンコミックス)
橋本カヱ(著), 本多創(著), ペトス(監修)
5つ星のうち4.7
¥726





流行り神っていつのまにか「真・流行り神」が3まで出てたんですね。シリーズは色々あれど、やはり初代の「流行り神」が一番面白かった気がするなあ。


亜人ちゃんは語りたい 10巻 - 妙に納得がいく科学的な説明が相変わらず見事です

気づいたら10巻まで来てしまっていた「亜人ちゃんは語りたい」です。前に感想書いてた頃はまだ3巻、それからアニメ化もして長い時を経て10巻ですか。その間も読み続けていたのですがどうも記憶は飛び飛びです。

というのも正直なところ、スピンオフの「オカルトちゃんは語れない」の方がホラー要素も強く科学解析要素も強く、面白いと思っています。「亜人ちゃんは語りたい」の方は恋愛とか女子高生のキャピキャピとかの要素の方が強く、安心して読めるタイプなんですね。

これは単に趣味の問題です。当然「亜人ちゃんは語りたい」の方が好きという方も多いでしょう。実際、面白いし癒されるから私も読み続けているわけでして。ただ、何度も読み返すまでいっていないというのと、刊行速度はゆったりめなのでどうしても記憶に残らないのです。


前置きが長くなりましたが、10巻はどことなく「オカルトちゃんは語れない」要素が強くなったイメージがありました。ヨーコと相馬先生が出てきたから尚更そう感じます。

が、その内容は実に多彩で、キジムナーの亜人である比嘉が神様のように様々な事を予測出切ることだったり、雪女の特性で凍らせることが出切るのは分子レベルの物体を操作できるサイキッカーであったり、妙に説得力がある説明が繰り広げられます。まあ、サイキッカーという時点で非科学的な気もしますけれども。

こういった、それっぽいものをそれっぽい理屈で納得させる展開が面白いんですよね「亜人ちゃんは語りたい」は。しかもそれを使って何かをするとかではなく、そういう能力や特性を持っているからこそ普通の人間と一緒に生活をおくることに苦労している彼女達の、前向きな人生が見れるからほっこりするのです。絵も上手いしね。


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そして何よりサキちゃんが一番可愛いしね。

なんだよこの台詞。生徒たちのハグは受け入れるけどどうして私は受け入れてくれないのってどんだけ可愛いこと言ってるのこの子。このあとも生徒の前で堂々とイチャイチャしやがって高橋先生が羨ましすぎるだろこれ。

10巻の後半はもうサキちゃん祭りです。サキちゃん好きには悶える展開しかありません。さすがいつの間にか生徒の人気を抑えて個人的人気キャラナンバー1になったサキちゃんです。段々と出番が増えてきたのも頷けます。


というわけで、11巻が最終巻となる予告を持って10巻は終了します。そうかー、終わっちゃうかー。とはいえ、最終巻は来年秋発売予定とのことで、もうちょっとだけ続くんじゃ状態ですね。

まあ、これ以上ネタ続けるのも厳しいわなあ。「オカルトちゃんは語れない」でガンガン色んなネタ使っちゃってるしなあ。むしろ「オカルトちゃんは語れない」はまだまだ続くのかしら。個人的にはそっちの方が嬉しい。


眠気覚め度 ☆☆☆


2巻までの感想はこちら (亜人ちゃんは語りたい - バンパイア、デュラハン、雪女、サキュバスがいる学校)
3巻の感想はこちら (亜人ちゃんは語りたい 3巻 - 亜人だけどそれ以上にハーレム漫画じゃないか)




オカルトちゃんは語れない(7) (ヤングマガジンコミックス)
橋本カヱ(著), 本多創(著), ペトス(監修)
5つ星のうち4.7
¥726


 

ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 19巻 - 20巻を読むために覚悟させられる巻なのではないか?

ドラマが絶好調で終わった「ハコヅメ」の19巻です。アンボックスが18冊目なので、実質20巻目ということになります。

19巻まで来て、絵もだいぶ変わっているのが「ハコヅメ」の特長とも言えるでしょう。しかしネタの中身はそこまで大きく変わっていなく、過去ほどではないけれどもネタのセンスは抜群です。

ちょっと恋愛関係の話が多くなってきたのがすこーし気になるところ。桜のことに始まり、川合と如月部長の話も展開し、源と聖子ちゃんがどうにかなっちゃうんじゃないかというような流れ。正直そこまでそっちに振らなくても十分面白いので、そういう関係に発展しなくてもいいのになーと思ってます。

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絵に関して、もの凄く正直に感想を述べると、8巻くらいの頃の絵が一番好きなんですよね。最初のページに出てくるこの桜ですが、目が大きすぎて瞳孔開きまくってて、正直少し受け付けないです。全体的に女性キャラの目が大きくなっていますが、特に桜はやばい感じがしてしまう。山田の顔がそんなに変わってないのも逆にそれに拍車を掛けるというか。


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8巻の源と山田


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19巻の源と山田


あんまり変わりないですねこの二人は。一方で聖子ちゃんと川合はというと、、、


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8巻の聖子ちゃんと川合


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19巻の聖子ちゃんと川合

源山田と比べると結構変わってますな。やっぱり目が大きく変わってるのが特徴的かなあ。あとは全体的に良い意味で簡略化されて小奇麗になっているイメージ。慣れてきて必要最低限の表現になってきたという感じがします。ということは、モジャツンペアはもともと手を抜かれてたからそんなに変わってないのか。


さて、19巻の中身の感想です。全体的にこじんまりとした話が続いていて、昔の頃のハコヅメのような雰囲気です。過去の話のセルフパロディがあったり、源と山田に彼女が同時に出来たと思ったらそのページ内で既にその恋の結末が描かれていたり、実践的総合訓練で見せた勘違い配役演技をまたやったりと、事件よりも笑いをメインにしています。

おそらく、アンボックスや奥岡島事件で重い事件を描きすぎたので、その反動という意味でもギャグを多めにしたのではないでしょうか。それこそ、次に来る重い話のために。

そうなんですよ、19巻の最後の話からちょっと風向きが変わってきて、どうやら20巻で重い長編が始まるみたいなんです。その次巻予告がちょっとインパクト強すぎて。。。思わず絶句するとはこのことなんだと。その為、19巻を楽しく読んでた余韻が全て吹き飛び、ただただその次巻予告を見てしまいました。

この衝撃のために、緩いネタ満載で繰り広げられる19巻だったのではないかと思ってしまうほどです。緩急が激しいよ最近の「ハコヅメ」は。


だってこんな色々面白かったわけですよ、19巻は。
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1話の中で連発されるセルフパロディ。


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元ネタは9巻の如月部長初登場ですね。この時はまだめちゃめちゃイケメンのカッコいい警察官でAV8段という設定が無い頃です。これ言われてるのが全部源ってのがまた面白いな。



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他にも動物園に行ってゴリラを聖子ちゃん本人の目の前で藤部長呼ばわりするし。


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おまけにそれに聖子ちゃんもノッちゃうし。


こんなにもネタに溢れて笑いも巻き起こるのですが、次巻予告を見てしまうと、それすらも今後起こることに対しての事前の思い出作りなイメージがしてきてものすごく恐ろしいのです。今しか出来ない楽しいひと時、それが次の20巻で全てぶち壊されるという予告のような気がして。

これはつまり、20巻を読むには十分覚悟しろよという警告なのではないでしょうか?次巻予告であの絵を持ってくるのが尚更それを感じさせます。

もしも本当にそれを狙ってやってるなら、どれだけ先を見てストーリーを書いているのかと思うのです。ただでさえ毎度高度なネタを取り揃えるのに、全体のストーリーがそれを更に上回るものだとしたら本当に凄い。

作者の秦三子先生も、常に思考を停止出来ずに吐き出すことで落ち着かせてると言っているほどですから、常人では考えられないほど頭をフル回転させているのでしょう。元警察官で体力もあるのかもしれませんが、身体には気をつけてほしいですね。。。


作者インタビューはこちらです(『ハコヅメ』作者、泰三子さんに聞く(その1))


というわけで、面白いのですが、何よりも次巻の20巻に向けてというイメージが残ってしまった「ハコヅメ」19巻でした。早く20巻読みたい。今すぐ読みたい。連載はどこまで進んでいるのだろう、もう次の重い長編は終わってるのかな?

ネタバレ見たくない、かつコミック派なのでまた数ヶ月待ちです。次はいつかなー、2月かなー。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


ハコヅメ3巻の感想はこちら(川合先生初登場の似顔絵特別捜査本部)
ハコヅメ4巻の感想はこちら(黒田カナ伝説はここから始まった)
ハコヅメ5巻の感想はこちら(とにかく笑える内容盛り沢山)
ハコヅメ6巻の感想はこちら(伝説の笑ってはいけないお誕生日会が収録されたハコヅメの最高傑作巻)
ハコヅメ7巻の感想はこちら(煽り役としてパーフェクトな聖子ちゃんが見れます)
ハコヅメ8巻の感想はこちら(これ警察学校で習ったやつだ!)
ハコヅメ9巻の感想はこちら(色々な話が詰め込まれている、これぞハコヅメ)
ハコヅメ10巻の感想はこちら(迷惑防止条例と強制わいせつの違いが勉強になります)
ハコヅメ11巻の感想はこちら(1巻の伏線を見事回収、この日の出会いを何度も後悔することになる)
ハコヅメ12巻の感想はこちら(同期の桜完結、川合の成長を感じられる最高の展開)
ハコヅメ13巻の感想はこちら(アンボックス事件のカップルが登場)
ハコヅメ14巻の感想はこちら(奥岡島事件発生篇)
ハコヅメ15巻の感想はこちら(奥岡島事件解決篇)
ハコヅメ16巻の感想はこちら(1巻で出てきたキャラが再登場する感動の成長譚)
ハコヅメ17巻の感想はこちら(アンボックスを読んだ後に読むと非常に切ない)
ハコヅメアンボックスの感想はこちら(警察の負の感情を全力で主張した傑作) 
ハコヅメ18巻の感想はこちら(即ハメあんあん激イキスクール)
ハコヅメ20巻の感想はこちら(アンボックス級のシリアス話が一貫した傑作巻)
ハコヅメ21巻の感想はこちら(虎松譲二事件完結!大事件の事後処理といつものギャグパートが再開します)







2021年週刊ビッグコミックスピリッツ51号ざっくり感想

2021/11/22 週刊ビッグコミックスピリッツ51号のざっくり感想となります。
メガテン5を順調にプレイ中です。現在プレイ時間44時間ほどでレベルは46。新しいところに行く度に出てくる悪魔に殺されて文句言いながらもやめられないこのゲーム、生活に支障を来たし始めています。早くこのスピリッツの感想書いてメガテンやりたい。

それでは今回も適当にいってみましょー。


■アオアシ
  遂にテレパシーで語り始めました。

■九条の大罪
 「ケーキを切れない非行少年たち」でもやってたなあ、軽度の知的障害者の犯罪率が高く、それはギリギリ健常者判定されるがゆえだとも。

■プラタナスの実
  仕事にやりがい感じてる人の結婚って難しいよね。

■チ。-地球の運動について-
 ホント面白いよなこれ。毎週どきどきしながら読んでる。

■あさドラ!
  オリンピック、アイドル、怪獣と詰め込み過ぎなんだよな毎度毎度。話があちこち飛ぶ上に休載期間もあるから全然話がわからん。

■土竜の唄
  いつもの土竜の唄だなあこの展開。

■デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
  なんじゃこの世界。触れたら身体が吹き飛ぶ霧が出てから色々変わりすぎじゃないかこれ。無人偵察機とかさ。

■忘却のサチコ
  アフタヌーンティーとか優雅ですなあ。私のアフタヌーンティーはいつも大抵麦茶ですなあ。

■結婚するって、本当ですか
  この趣味何気に楽しそうだぞ。

■15分の少女たち -アイドルのつくりかた-
  なるほど負荷テスト。

■うきわ、と風鈴。 -友達以上、不倫未満-
  なんでつなぎたいんですかねえ。。。

■君は放課後インソムニア
  こっちはまっとうな青春ですねえ。。。

■教場
  職質コンクールって響きが恥ずかしいと思うのは私だけ?

■くーねるまるた ぬーぼ
  なるほどフルーツ牛乳とはこうやって作るのか。

■異世界猫と不機嫌な魔女
  これ人間だけがやたらと小さい世界ってことなのかね。だとするとカエルの目玉があれだけでかいのも頷けるが。

■夫を噛む
  全然痛みわけじゃないのが納得いきませんな。

■気まぐれコンセプト
  豚バラの煮込み。。。角煮。。。ひさびさにやるか??




週刊ビッグコミックスピリッツ 2021年51号【デジタル版限定グラビア増量「前島亜美」】(2021年11月22日発売) [雑誌]
週刊ビッグコミックスピリッツ編集部(著), 小林有吾(著), 浦沢直樹(著), 東元俊哉(著), 魚豊(著), 高橋のぼる(著), 浅野いにお(著), 阿部潤(著), 若木民喜(著), かっぴー(著), 戸井理恵(著), オジロマコト(著), 長岡弘樹(著), みどりわたる(著), 高尾じんぐ(著), 柏葉ヒロ(著), 水瀬マユ(著), ホイチョイ・プロダクションズ(著)

¥400



真・女神転生V - Switch
真・女神転生V - Switch
posted with AmaQuick at 2021.11.22
アトラス
5つ星のうち3.8
¥7,000 (中古品)

 

放課後ていぼう日誌 8巻 - 釣りの楽しみがあふれ出る合宿に参加したくなります

もともと読んでいたのですが、いつの間にかアニメ化もされていて、波に乗り遅れた感がある「放課後ていぼう日誌」の8巻です。

8巻は伍島釣り合宿の続きですね。泊めてもらう代わりに、釣果で物々交換してもらうという魅力的な合宿です。釣れない時のことを考えると反面恐ろしくもあります。

かくいう私もそれなりに釣りを趣味にしてまして、「釣って楽しい食べて美味しい」をモットーに大物狙いを勤しんでおります。釣れた喜びもあり、美味しく食べる楽しさもありで、釣りというのはどうしてなかなか良い趣味だなと自負しております。

さあそんな釣り合宿、ひな達は本巻でも様々な釣りに挑戦します。

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まずは夏の夜釣り定番アジングです。サビキでも釣れるアジですが、こうやって釣るのもまた楽しいんですよね。夜釣りだと街灯の下に集まってることもあり、タイミングさえあれば簡単に釣れます。

が、そう簡単に行かないのが釣りの奥深いところ。。。こっちは遊びでも魚にとっては生死を賭けたサバイバルですからね。こちらとしても敬意を持って全力で釣って食べねば。


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そう、これですよこれ。アジと来たらやはりアジフライに刺身。あとここに無いけどなめろう。アジフライも大きなしっかりしたアジだと本当に美味しいですよね。魚の揚げ物とか大好物です。

「放課後ていぼう日誌」は毎度きちんと食べるところまで過程も含めて描写してくれるのが素晴らしいと思うのですよ。魚や虫が触れないというような人でも、食事には必ず興味があるわけですから、釣る楽しさだけでなく釣ったあとの楽しみを知れば興味を惹けるというものです。


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そしてチヌのヘチ釣り。チヌってヘチの落とし込みでも釣れるもんなんですねー。いつもフカセでばかり狙ってたなー。でかいだけあって、引きも強いから面白いんですよね。


そしてこのチヌ釣りの解説も丁寧で読みやすいのがグッドです。この作品は、釣り方からタックルから魚の特性から何から何まで釣り初心者向けの解説をしていますし、主人公のひなが釣りに苦手意識を持っている初心者だということが尚更釣りに興味が無い読者目線に立てています。釣りを知らない人でも面白い、知ってる人でも面白い、その見せ方が非常に上手い作品です。

「放課後ていぼう日誌」はある種のスポーツ物や職業漫画と同じように、特定の趣味に特化した作品です。その描写も丁寧で、間口が幅広いものだと言えます。昨今のこの手の作品は女の子の描写ばかりなのが気になるところではありますが、少なくとも男ばかり描いても流行らないのは今の時代、自明であります。

そういった意味では、アニメ化もされたこの作品、大いに成功したと言えるでしょう。何より、8巻まで来てもまだ面白さに陰りが見えないのが見事です。ゆるーくまったり楽しみたい人にはおすすめです「放課後ていぼう日誌」。



眠気覚め度 ☆☆☆☆


9巻の感想はこちら(合宿を通してますます成長していく姿が美しい)




 

はるかリセット - お疲れの社会人に必要なのは休息だ

働く世代が忙しいこの現代、如何に上手く休むのかが大事だということを思い知らせてくれる「はるかリセット」です。

ここで読めます。

ひたすら文字を書く仕事の天野はるかが、あらゆる手段でしっかりと休む様が描かれているのが特徴です。ただひたすらそれだけです。ただこれが、世の中のお疲れの人達こそこのような休暇を取るべきと、この社会に警鐘を鳴らしてくれているのです。

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「天野はるかーーリセットします!」


その休暇手段も多種多彩。とにかく自分を甘やかすことに特化して、ひたすら休みを満喫します。

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休暇でその辺をぶらついて、ふと見かけた銭湯の一番風呂でゆったりしたり、


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風呂上りに昼間から店先でビールをかっ喰らったりと、やりたい放題。

いいんです、休むときはとことん休んでいいんです。仕事のことなんか一切考えず、ひたすら休むことに集中していいんです。

考えてみれば、現代人は働きすぎなわけですよ。IT化による業務内容の高度かから始まり、30年続いた低迷景気の煽りを受けて、ひたすら要求される効率化。現代社会は、昔から比べると作業難度が格段に上がり、疲労蓄積量も上昇しているとの見解も垣間見えます。

だのに、仕事に追われるばかりでしっかりとした休暇の取れない人が如何に多いことか。日頃からの長時間残業、テレワーク導入前の長い通勤時間。それらのためにひたすら眠るだけということを選択してしまうこともある現代人。そう我々にはしっかりとした休暇が必要なのです。

この「はるかリセット」はそれらを思い出させてくれます。メリハリのついた仕事の仕方、必要な時にしっかりと取る休暇。休暇する時は徹底的に自分を甘やかすということ。それが大事なのです。

かくいう私も、あまり質の良い休暇を取るのは苦手だったりします。ですが、実は先日の夏休み、このコロナ禍もあってどこも出かけることもなく、ひたすら喰っちゃ寝生活を送っていたにも関わらず、休み明けの精神状態がやたらと安定してやる気が出ていたことを覚えています。

ということは、家で喰っちゃ寝してるという甘やかし方だけでも、休暇の効果はあるということなのでしょう。「はるかリセット」の様にどこかに行って普段出来ない甘やかし方をするのもいいのですが、そこまで肩肘張らないでただ寝るだけでも十分な休暇なのです。

ですので、この作品に触発されて「休暇を取る為に何かをしなければならない」と考える必要もなく、難しいこと考えずに寝るだけでも良いのですね。もしかすると質を上げる為には特別なことをした方が良いかもしれませんが、そこまで気を張らずとも。


なので、「はるかリセット」を読んで一緒に休暇を取った気分になってもいいでしょう。その為の「はるかリセット」です。「はるかリセット」を読んで、人生に疲れた我々も癒されようではないですか。

と、そんなことを言いたくなってしまうくらい内容が羨ましい「はるかリセット」でした。これ読んで癒されようと思っても、読んだら寿司食べて酒飲みたくなるよなこれ。。。


眠気覚め度 ☆☆☆☆


2巻の感想はこちら(休日を全力で満喫出来る姿が羨ましい)
3巻の感想はこちら(「なにもしない」に適切なのがまさしくこの1冊)
4巻の感想はこちら(徹底的に食を追求する休暇)




 
今のイチオシ!
ちょっと前のイチオシ!!
結構前のイチオシ!!
それなりに前のイチオシ!!
スピリットサークル完結!!
タイムリープサスペンス!!
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