八十八良

不死の猟犬 4巻 - 逃がし屋絶体絶命

白雪姫奪還を実行する逃がし屋達、その結果は!?
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超強力な雁金と共に白雪姫奪還計画を企てる風鈴たちこと逃がし屋がUNDOの施設に挑む「不死の猟犬」4巻です。うーん、ちょっと今回の展開は読めなかったなあ。そうそう簡単には奪還できないとは思っていましたが、まさかここまで一方的な展開になるとは。


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全員捕まっちゃったけどこの先の展開どうすんだよwww

超強キャラとして出てきた雁金はあっという間に退場してるし、それを引き金に風鈴も切子も逃げることも出来ずにこの始末。ってかUNDO側のキャラが強すぎ。はっきり言って勝負になってない。これどうすんだろうなあ、助けに来るってのは考えにくいから、剣崎が情報収集の為にUNDOから連れ出すとかそういう展開になるんだろうか。まさかこのまま主人公交代とはいくまい。この辺りは要注目ですね。

一方シーンを変えて剣崎の部下の重さんの家族になる話ですが、もうフラグびんびんの展開丸見えにも関わらず非常に良かった。この世界の住人にとって、おそらく死というのは寿命くらいしかないので、不慮の事故等で家族を亡くすということが異例のことなのでしょう。つまり、それまで想像も出来なかったようなことがその身に降りかかることになるわけです。

「俺は何も、何もわかっていなかった。家族を失うって、こう……こうなのか…こういうことなのか!」

途中、ベクターを撃ち殺すことについて嫌な感覚、復活しない以外は全て自分たちと同じじゃないのかという感覚を持った重さん。改めて家族を失って、剣崎と同じ立場になってその意味を知ることとなるのです。より一層ベクターへの恨みを持つように。

そして最後は良い引き際でしたね。実に5巻が気になる展開。これはいよいよベクターが存在することによってこの世界の人間の何かが変わってきてしまったということなのでしょう。この展開と、風鈴たちをどう絡めていくのか、乞うご期待です。


そうそう、この世界、病院や医者はいないけれど、薬はありました。
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自殺薬「ポックリエース」

この世界観ならではのブラックジョークだなあ。


3巻の感想はこちら (不死の猟犬 3巻 - 致命傷を負っても即復活する歪な世界)

眠気覚め度 ☆☆☆

タルタロス劇場 3巻 - ペルソナ3とペルソナ4の超シュールな4コマ最新刊が登場!!

おそらく自分の世代なら多くの人が読んだであろうドラクエ4コマ。そう、人気ゲームの4コマは面白いという刷り込みがされた世代が私です。これも全てエニックスの策略か。。。

さてさて、そんなゲームファンの我々にドンピシャで最高にシュールで笑えるのが「タルタロス劇場」となります。

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このような絵柄で終始展開されていきます。何よりもその特徴は「顔が描画されない」ということ。徹底的に顔を描かないことによってそのシュールさが増しています。

中身もペルソナ3やペルソナ4だけに留まらず、P3, P3P, P3Fes, P4, P4G, P4U, P4U2, PQ, P4D と、これまでのペルソナ3とペルソナ4の全ての要素が詰まっています。もちろん、P3Pがあるのでハム子も出ますし、P3Fesがあるのでメティスも出ます。こんなことが出来るのもキャラゲーと言われてもあながち間違いないこのシリーズがゆえでしょう。

そしてとにかく内容がシュール。シュールだしメタ発言多いしキャラの黒いところは見えまくるし非常に私好みです。

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とか

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とか

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とか

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とか

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とかね。
もうたまらんすわ。


そして実はこの作者、自分のイチオシ作家の八十八良の作品なんです。八十八良といえば「不死の猟犬」が今楽しみで仕方が無いですね。そんな作者の元々はHPで公開していたWebマンガがこのタルタロス劇場だったりします。当時Webで公開してたのは2006年くらいかな。実はこの作品にドハマリしたのがきっかけでこの作者のファンになりました。それくらい大好きな作品です。この作品が好きになったからこそ、八十八良をずっと追いかけることになりました。エロ漫画時代からコミックは全部持ってるくらいですね。

そして何より、まだこのシリーズを続けてくれているのが非常に嬉しい。今後も期待です。
ペルソナ3とペルソナ4が好きで、シュールなギャグが好きなら本当にオススメです!


眠気覚め度 ☆☆☆☆

不死の猟犬 3巻 - 致命傷を負っても即復活する歪な世界

「いいじゃん、どうせ死なないんだし」

死というものが極めて軽率に扱われる歪な世界。それは命を落としても瞬時に復活するから。
果たしてその世界に真実の愛は存在するのか。

というわけで、「不死の猟犬」 3巻の感想となります。
この作品、何が上手いって、そもそもの世界観の設定が上手い。

その世界に住んでいる人間は、一般的な人間と何一つ変わらない生活を送っていますが、異なる点はただ1点、「死んでもすぐに傷が完治して復活する」ということにつきます。 
そのため、死ぬということに対して非常に軽い世界観です。まあそもそも死んでも復活するのだから、それが死ぬと言えるのかどうか疑問ですが。
例えば、この設定の為にこの世界には病院が存在しません。

Q. 病院が存在しないのですが、重度の風邪を引いて苦しいです。どうしたらいいですか?
A. 頭を銃で撃ち抜いて死から復活してください。それで完治です。


という冗談のような流れが当然のごとく行われる世界観がこの「不死の猟犬」となります。 
戦闘時に重症を負った場合も同様です。同僚に頭を撃ち抜いてもらいます。
そういう世界がゆえに、死なない程度の最大限の苦痛を味わわす拷問は重罪となるようですが。

そしてその世界に紛れ込んだ、蘇生が出来ない人類。見た目は蘇生する人々と全く同じですが、当然の復活しません。いわゆる私達の世界の人間と同じです。
この2者が愛し合い、蘇生する人類が蘇生しない人類を心から愛してしまった場合、蘇生が出来ない人類になってしまう。
そんな愛と死、人間と人間のように見える蘇生可能な人々の対立を描くのがこの作品です。

正直、個人的にはこの設定だけでよだれもの。それに加え、作者の八十八良はもともとエロ漫画出身なので絵が非常に上手いです。絵だけでもグイグイ引き込まれ、この設定に、さらに銃撃戦です。たまらん。
色々とネタバレになるので細かいことが書けないのが惜しいですが、かなりオススメしたい作品の1つです。
(死んでも復活という設定は「亜人」と同じようなことはしてるけど、こっちが先?どっちでもいいけど)

で、肝心の3巻の感想ですが、白雪姫の曲がっているけど純粋な人間臭い感情にゴクリとし、雁金というこの半殺しこそ正義のような世界観に現れる絶対的なサディストに心魅かれ、剣崎とリンの展開にドキドキな3巻でした。


白雪姫のなかだしが見れるのは不死の猟犬 3巻だけ!!
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4巻の感想はこちら (不死の猟犬 4巻 - 逃がし屋絶体絶命)

眠気覚め度 ☆☆☆☆


八十八良はネット上のタルタロス劇場の頃からずっと追ってるけど、なかなか人気出てこないから特集組もうかしら。
その場合、Kindle版でウワガキを買いなおす必要がありそうだ。


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