スプラッタ

いぬやしき 7巻 - 遂に対峙!犬屋敷と獅子神!!彼らは神と悪魔か!?

暴走の獅子神皓の前に犬屋敷が立ち塞がる!!

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やっと大きく話が展開した「いぬやしき」7巻です。6巻で追い詰められて対日本の戦争を開始した獅子神皓、7巻ではその戦争が一方的に開始されます。そう、それはさながら「GANTZ」の和泉が実行した新宿大虐殺のように。というか圧倒的にそれを越えているんだけれども。

そして立ち塞がったのが同じ機械になっている犬屋敷なわけですよ。こういう展開になるのはわかっていたけれど、ここまで明確に勧善懲悪が分かれてるのはすがすがしいくらいに気持ちが良い。何よりも善たる、主人公サイドである人物がかつては余命宣告された、うだつの上がらない初老のおやじであり、それに対するのががむしゃらに世の中を憎むイケメン若者というのがいいですねえ。


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両者とも不意に手にしてしまったこの力。その使い方次第で、いかようにもなってしまう能力。作中でも「神と悪魔の戦い」と表現されていますが、まさしくその通りで、その力をどういった方向で使うかによってここまで立場が変わるものなのかということを考えさせられます。

獅子神皓は登場時こそ最初から頭イッちゃってる系でしたが、そこからここまでの展開自体は意外とありがちな思考回路です。(やり方が完全に自己中なので当然の帰結ではあるのだが)

それに対して、家族からもうとまれることが多く、会社でもうだつが上がらず、それでも家族のためにと頑張って来たにも拘らず余命宣告を受けて絶望していたところに降りかかった天恵。これを天恵と言ってもいいのかどうかは憚られるところですが、それを人の為として振舞うことにした犬屋敷おじさん。

ここまで長かったけれども、ようやく両者の思想、両者の思いが交わるわけです。いやあ、楽しくなってきた。これは次巻も楽しみですなあ!


6巻の感想はこちら (いぬやしき 6巻 - 獅子神皓 VS 日本 戦争勃発!)

眠気覚め度 ☆☆☆☆

辺獄のシュヴェスタ 3巻 - 拷問成分多目でお送りいたします

「虐げられてる人間のほうが、虐げる人間よりもよほどタフなのよ。」

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残酷無残修道女魔女活劇「辺獄のシュヴェスタ」3巻はこれまで以上に狂気描写たっぷりでした。いや、これ、割とガチで駄目な人には駄目なんじゃないかってレベルですよ。レベルというかレヴェルですよ。

元々1巻の時点で腕を斧で斬りおとしたりの拷問に近い描写はあったわけですが、この3巻はそれに拍車を掛ける形で思うがままに拷問描写がされています。しかも恐ろしさを感じるのが、それを執行するのも同じ修道女達だというのにも関わらず、ほとんどがその罪悪感や嫌悪感にかられずにさも当然であるかのごとくこなすというところ。

まさしくこの修道院の「異常さと狂気」を上手く描画しているということでもあるのでしょう。そういう意味では、中途半端なことはしないで真っ向からその表現をしている点がグッド。ただ、このリアルな描写が読者離れも引き起こしているんじゃないかと懸念してしまうのも事実です。


水責め
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飲めないのに無理やり口の中に水を入れられ続けるという元祖拷問ですね。飲ませては吐かせてを繰り返し、胃酸で喉や食道はずたずた。状況によっては無理やり吐かせるためにわざと長い布を飲み込ませてからそれを引き抜くことで内臓を痛めながら水も吐かせるという荒業もあるとか。


焼鏝
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下手すると二度と消えることの無い烙印を火傷とともに押し付けられる。カイジは二の腕の外側だけだったからよかったけれど、こと拷問となると身体中にそのコテを押し付けるのでしょう。頬、額、肩、乳房、脇腹、内腿、陰部。人間身体の20%も火傷してしまえば致命傷となります。まあそれ以上に、目の前に存在する良く焼けた鉄のコテというものはこれから来る痛みや恐怖を沸きたてます。


そして今回拷問とは少し違うけれども、エラが執行することになったのが腕の切断
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上の2つは上級生による拷問ですが、最後はエラが初めて他者に痛みを与えるため(明確には罰を与えるため)に行う拷問です。この違いわかりますよね。される側の恐怖はもちろんのこと、執行する側も恐怖で満ち満ちているということです。このエラの感情は、普段他者を傷つけることを日常的にはしていない私たちにとっては至極真っ当な表現です。それに対しての上級生たちの冷酷で罪悪感皆無の執行が、この修道院の狂気を示すための良い比較となっています。もとよりこの修道院がおかしいのは周知の事実ですが、それをさらに明示したのがこの3巻と言えましょう。

※ちなみにこのあと、エラは人を無為に傷つける恐怖と戦いながらも刑を執行します。それはもう、リアルな切断です。


というわけで、そもそもこの作品を読んでいる方はそんなことは百も承知で読んでいるとは思うのですが、思わず眼を背けたくなるような拷問描写がされている「辺獄のシュヴェスタ」3巻でした。

どうなんだろうなこれ、その手の趣向の人には物足りないと思われるだろうし、あくまでこの表現は作品を色づけるためのアクセントとして捉えるとちょっとやり過ぎな気もするし。個人的にはここまで描ききっているのはとても凄いことだと思います、中途半端にこれらのシーンがカットされるよりは絶対に良い。

あと、ちょっとストーリーのことに触れると、この修道院の総長のエーデルガルトってどうも根っからの悪人には見えないんだよなあ。なんか意図があってこういった政治体制を敷いているという風に見える。そうなるとエラが本当に復讐すべき相手はまた違ってきたりするのだろうか。なんだかんだ次巻も楽しみですな。


2巻の感想はこちら (辺獄のシュヴェスタ 2巻 - 復讐の時までその牙を磨き続ける)

眠気覚め度 ☆☆☆☆

聖骸の魔女 3巻 - ミュリッタとの3号聖約、そして早くもアダンテとのバトル勃発!!

アダンテの嫁は首だけ!!

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読めば読むほど味が出る、ドシリアスかと思いきやくだけた表情や展開も多めで楽しく読める「聖骸の魔女」3巻もこれまでと変わらず面白さ高水準で展開します。

前巻で図らずも聖約してしまった3人目の「最初の魔女」ミュリッタの登場から始まる3巻です。エゼルバルドもウプスラも謎の病で戦えない状態で、ここは3号ことミュリッタに頼るしかありません。

しかしこのミュリッタ、いわゆる性格ブスでいやあもうその卑屈な言動から行動からもやもやもやもやするわw 聖約したのに「私なんて…」という状態で周りを拒絶して引きこもる始末。ついたあだ名が、


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"蟲毒のミュリッタ"

上手いこと言ってるわこれwww 孤独と蟲毒ってwww 蟲毒のグルメかよwww

まあなんやかんやあって、きっちりいつものは出来たんですけどね。



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いつもの(エロいな今回)




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女神変成(アドベント)!!

あれ?ミュリッタのアドベントそんなにカッコ悪くないぞ。キノコベースでマリオかよと思うところはあるけど、少なくともウプスラの股間おっぴろげで頭巾被るように髪を巻くのよりはセンスあるんじゃないか?グッド。

まあなんやかんやでミュリッタがニコラの三番目の夫となり、三重婚となったのでした。アダンテ以外の11人全員と重婚するまであるぞこのままいけば。


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エゼルバルドも不服ながらも一応今は緊急事態ということで皆で分かち合うならと了承している模様。うらやましいぞニコラ、戦争が終わったらそれぞれがニコラの身体の一部を平等に持って帰るとかでバラバラになるんじゃないか最終的に。そうなると誰が頭を、誰がマーラ様をということでケンカになりそう。


さてさて、話は続いて七つの源罪"暴食"の魔女が出てきます。このあたりの食事の描写が非常に上手い。料理が上手くて見てるこっちも腹が減ってくる。暴食の魔女なので、民には飢餓を、魔女には飽食をという状況を強いており、ニコラたちもとんでもない空腹に襲われることになります。そこでまたニコラたちを救ったのがミュリッタですよ!!さすが3号!さすが3巻の表紙キャラ!大活躍だぜ!



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まさに蟲毒のグルメ

町の食料は手を出せないから、森の中でとってきたのが虫とキノコ。現地調達、獣もいないなら致し方なし、虫も立派なたんぱく質だし、キノコも栄養豊富だからね、腹は膨れるし、まさに背に腹は代えられないね、作中で何度も「毒を喰み、汚泥をすすってでも生き延びるのだ!!」って言ってるしね。



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うおおおおおおおおおいいいいいいいいッッッ!!

さすが蟲毒のミュリッタさん、容赦ない。この後の死を前提にした「怖くないですから、ミュリッタもすぐ後からいきますから」ってのもシリアスに言ってるのが非常に面白いし、ギャグセンスあるわこれ、こういうシュールボケ系がホント好き。初登場時はそれなりにカッコよかったウプスラもこのあたりになってくると完全に単なるツッコみキャラになってるのも好き。(他のキャラが立ち過ぎてるからウプスラがツッコみに回らざるを得ないw)


そんなこんなあり、いよいよアダンテと遭遇するわけです。3巻中のアダンテの話もスプラッタ感満載でシリアスとギャグとスプラッタとが良い感じに調和されていて全体的にレベルが高い。しかも今回はアダンテのアドベントまでお披露目だ!!


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女神変成(アドベント)!!

……うさ耳バンド着けただけじゃないよね?変身前後では今までの4人中一番差分がないというかなんというか。シンプルで逆にツッコミどころがないのがなんとも。もしかしてアダンテが一番まともな、一番人間に近い魔女なのかこれ?


というわけで、既に書きましたが、全体的にギャグもシナリオもスプラッタもレベルが高い作品だと思います。しかも何気にハーレム要素もあり、 女の子も可愛いとなりゃ見逃す手はありません。感想を書くために読み返してもやっぱり面白いし、何よりその画像の多さから見所が多いところもご理解いただけるでしょう。正直、もっと貼りたいところはあったんですが、さすがにやりすぎるとアレだと思いまして制限してるくらいです。それくらいグッと来るシーンが多い作品です。知名度さえ上がれば人気出る作品だと思うんだけどなー、どうかなー。


2巻までの感想はこちら (聖骸の魔女 - 魔女を制するのは魔女、そんな魔女との聖約とは!?)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆

アヴァルト 1巻 - これはゲームか現実か

西暦12094年、地球はかつてのゲームと同じ世界になった?
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というような、ゲーム直撃世代にはたまらない設定が「アヴァルト」です。宇宙の衛星ステーション内で1万年のコールドスリープから目覚めたら、いつの間にか地球が1周まわって新しい文明が始まり、それがなんと過去に散々プレイしたゲームの世界だという。

モノは試しに当時のアカウントでログインすると、そのまままるで現実世界と同じ感覚でゲームの中に入ってしまうという、まさに夢のような展開です。これが平和な世界になっていたらどんなによかったことか。


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この世界に絶対な力を持ち君臨している、神と呼ばれている「アヴァルト」。彼らは決して人類の味方などではなく、その世界を監視しているのみの存在。一体何故このような事態になってしまっているのか、謎だらけのまま1巻は終わってしまいます。

設定としてはこんな感じなのですが、不可思議なこの世界だけでなくそのプレイ基となる宇宙ステーション側の話もしっかりと描いているのはグッドです。残った食料の話とか、この地球の謎を解かないとそもそもが宇宙ステーションから帰還は出来ないこととか、妙にリアリティのある設定になっています。

あとは割りと簡単にズッパズッパと斬り殺されていくのでスプラッタ苦手な人にはダメかも。それが問題ないなら全然いけると思います。個人的に好きな遠投投石器も出てきたしね!

1巻時点では何も始まっていないに等しいので、この先の展開次第というところでしょうか。とりあえず抑えておく方向です。


眠気覚め度 ☆☆☆

ケンガンアシュラ 15巻 - 拳願絶命トーナメント2回戦開始!激突する今井コスモと阿古谷清秋!!

決戦!絞殺王 今井コスモ VS 処刑人 阿古谷清秋!!

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遂に拳願絶命トーナメント2回戦が始まった「ケンガンアシュラ」15巻です。2回戦の最初から「絞殺王 今井コスモ」対「処刑人 阿古谷清秋」という激アツの戦いから始まります。とはいえ、ケンガンアシュラ自体が誰が勝ち残ってもおかしくないくらいキャラの掘り下げをしてどのキャラも魅力たっぷりに描かれているので、どこを切り取っても最高潮の盛り上がりを見せること受け合いなんですけれども。

何回か触れていると思うのですが、このケンガンアシュラはグラップラー刃牙の地下最大トーナメント戦を最高にリスペクトし、オマージュして描かれている作品です。傍から見たらまるっきりパクリのような設定もちらほら見えますが、それを良い具合に昇華してより面白い作品を目指していることがうかがえます。特に競技者同士だけの戦いではなく、競技者とその雇用主を交えた戦いに展開しているところが素晴らしいですね。そのあたりも無理なく、だけど人間の欲望とエゴの固まりで展開されていて非常に好感が持てます。元々このトーナメントに参加するだけで50億円掛かるとか、優勝した企業は天下を取れるとか言われているものであり、競技者は強さを求めて、雇用主は金を求めてと、互いの利益が一致した上での展開ですのでエゴと欲望がまるだしになるのも当たり前の話ですね。

そんな拳願絶命トーナメント2回戦、今井コスモ 対 阿古谷清秋は圧倒的な地力さで阿古谷清秋が有利と思われますが、冒頭のコスモの笑顔ですよ。



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このキノコヘッドがあんな顔するとは、戦いって本当に、いいものですね。
 

これに押されて阿古谷清秋も段々と本来の処刑人の姿を取り戻していき、次々と今井コスモを追い詰めていきます。


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そして遂にジャックハンマーになる阿古谷清秋


ダーティーハリー症候群。正義のためという名目でなら何をしてもいいという持論から悪人と判断した相手は容赦なく殺害してしまう処刑人。その処刑人の殺しの技術、痛みの技術が今井コスモを徹底的に蹂躙、陵辱していきます。
いいなあ、こういう徹底したぶっ壊れキャラ。力のためなら死も厭わないジャックハンマーのような徹底的な信念、執念。ぶれない正義への自己投影。まさしく、誰がどこから見ても完全に頭のネジが吹っ飛んでるキャラであるからこそ、それに対する単なる強さに憧れる今井コスモとの覚悟との対比にもなるのが素晴らしい。こういうエゴの固まりのキャラってとことん読み手の心をハンマーでぶん殴って良い意味でも悪い意味でも感動を起こさせる。たまらない。


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さらにここでこの今井コスモの執念ですよ。こうなってきたら常に劣勢だった今井コスモが勝つことも十分ありえると思わせるのが凄い。ひたすらに阿古谷清秋に攻められ、責められ、死を意識するまで追い込まれることで戦いの本質に気づくという展開、綺麗事じゃ終わらない戦いの世界。こういうエゴと意地と狂気のぶつかり合いは本当に心に響く。

男なら誰しもが目指したことがあるであろう「No.1」を目指す男たちの戦いはどうしてこんなに見ていて心躍らされるのだろうか。これだから漫画はやめられません。

というわけで、決着はケンガンアシュラ16巻で見れるはず!6月発売だ、見逃すな!!


0巻の感想はこちら (ケンガンアシュラ 0巻 - 拳願絶命トーナメント参加者の過去を描く!)
16巻の感想はこちら (ケンガンアシュラ 16巻 - 真正面からのぶつかり合い!王馬VS雷庵!!)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆

T-DRAGON 2巻 - これはもう小さくなっている意味が無いのではないか?

今度の敵はカマキリだ!!

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1/100の世界で外来種である T-Dragon を探すというどこかで見たことあるような設定のミクロバトル漫画「T-DRAGON」ですが、2巻から既におかしな方向になってきました。2巻でまず出てきたのがカラーで表現されたカマキリです。カマキリといえば大きいものでも一般的には約10cm前後の大きさです。一方、主人公たちは1/100サイズになっていますので、元のサイズが170cmだとしても今は1.7cmほどです。つまり、5倍以上の大きさのカマキリと対峙することとなるわけです。いやー、怖いですねえ、恐怖ですねえ。




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これ10cmどころか30cmかそれ以上ないか?(実際数十センチって作中で言ってるし)

右下で直立不動しているのが主人公の光太郎です。単純にそのまま高さをあわせると、このカマキリは約6光太郎あるので、光太郎が1.7cmだとしたら10.2cmの高さとなります。ですがそれはあくまで単純な高さであり、カマキリに沿わせる形で計測すると約9~10光太郎ありますので、17cmはあるでしょう。

とりあえず比較として光太郎単位(1.7cm)を使いましたが、絵を見ただけでもっと簡単に比較できますね?イスの高さと台所の棚の高さです。イスの高さが10cmしかないというのはまず考えられませんし、台所の高さも同様です。どう低く見積もっても40cm~50cmはあると考えて間違いないでしょう。つまり対するカマキリのサイズもそれと同じくらい、40cm~50cmということに。普通に考えて、40cmのカマキリがいるという時点で人間にとっては大きな脅威です。普通の人間の大きさであれば負けることはありませんが、それなりの覚悟を持って対峙する必要があるでしょう。つまりこの時点で主人公たちが小さいサイズのまま戦うべき理由が皆無です。もう大きくなっていいんじゃないかな。



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こんなカマキリ相手じゃ普通サイズの人間でも殺されるよ。

さっきの比較に使われた木材製のイスがカマキリの攻撃でバラバラですから。ミクロサイズでいるべきでもなければ、直ちにこの規格外生物を殺虫するべき駆除ツールを作成するべきです。こんなのが現実にいるとしたら恐ろしすぎる。このサイズのカマキリが集団で襲ってくるってだけでパニックホラー映画1本作れるでこれ、ミクロにならなくてもな。




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既にパニックホラーになってるけどね。

前述したけど、こんな巨大カマキリやら巨大蜂やらが集団で襲ってくる時点でミクロになっている理由なんて微塵もなくて、通常サイズの人間でも太刀打ち出来るか怪しいでしょうに。何回も書くけど、この時点でもうミクロサイズでいる必要性がなくて、一旦大きさを戻して一掃してからT-Dragonを探すべきだと思います。もしくは通常サイズの殲滅部隊とミクロサイズの探索部隊の混成軍であるべき。全員が小さいサイズでいる必要性が無いし、小さいサイズだと全滅しかしない。




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そして隊長の台詞がこれですよ。

そこは戦うんじゃなくて戦術的撤退して一度大きさを戻してから体勢を立て直すべきでしょうに(元の大きさに戻れないんだっけ?)。この絶望の中で隊員に掛ける言葉が作戦や指令じゃなくて単に戦えってそれは無能過ぎるんじゃないかと。なんていうか、読者と現場の意識が乖離しちゃってるというか、そのせいでどうしても冷めた目で見てしまう。うーん、勿体無いなあ。

巻の最後の方では現実的な戦いじゃなくてスーパーサイヤ人的な展開を匂わせてるし、まともなサバイバルものとして見たらダメなのかもしれません。レーベルもヒーローズコミックスだから、主人公を根拠も無く覚醒させて無双させるつもりなんだろうか。そうだとしたらちょっと期待している方向とは違うかなあ。上手くストーリー展開すれば化けそうな気もするんだけどなあ。


1巻の感想はこちら (T-Dragon - 1/100 の世界でのサバイバル!!)

眠気覚め度 ☆☆

いぬやしき 6巻 - 獅子神皓 VS 日本 戦争勃発!

今回のダイジェスト


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撃たれる獅子神皓









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撃たれる獅子神皓 








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撃たれる獅子神皓





 


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撃ち合う獅子神皓 








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宣戦布告する獅子神皓





というわけでひたすらSATや警察と殺し合ういぬやしき6巻でした。5巻の改心から一転、再び殺戮マシーン登場と言ったところでしょうか。シナリオとしてはそれだけなので、あとはその戦闘シーンを楽しむのがこの作品の醍醐味かと。というか、GANTZの時以上に戦闘シーン大味になってる感じがするなあ。特に頭使うような戦闘だから仕方ないのかな。


5巻の感想はこちら (いぬやしき 5巻 - ネットの悪意と思春期の少年)
7巻の感想はこちら (いぬやしき 7巻 - 遂に対峙!犬屋敷と獅子神!!彼らは神と悪魔か!?)

眠気覚め度 ☆☆☆

ゴールデンカムイ 6巻 - 札幌殺人ホテル

舞台は札幌!土方側のお話もあるよ!
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ゴールデンカムイ6巻は小樽を離れて札幌で過ごす殺人ホテルでの一夜がメインとなっています。また、珍しく土方側に主観を置いた話も展開されていきます。逆に言えば、いつもあった狩猟の話が無いので、ちょっと物足りない点もあるかなと。とはいえ、本筋が元々面白い上、キャラ毎の個性が抜群なので面白いことには間違いの無い6巻となりました。

さてさて、殺人ホテルに全員集合ということで、杉元一味と不敗の牛山が同じホテルに泊まり、上記女将の家永も実は刺青持ちというバラエティにあふれた一泊となっています。この家永は金が目的ではなく家永個人の目的の為にこのホテルに侵入しているという、辺見和雄に続いて2人目の金に執着が無い囚人です。その目的があれなわけで、美貌の持ち主なので牛山と白石に言い寄られるわけで、性欲の塊の牛山はアシリパからチンポ先生呼ばわりされるわけで、いつもどおりコメディありスプラッタありの面白い展開でした。


一方、後半は土方達のメインのお話。
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カッコいいなこのジジイたちは。実は土方達がメインで進む話自体が初なので、なかなか見ものです。とはいえ、やはり土方と永倉だけだと笑いが少ないので、カッコいいけど全体的な盛り上がりには欠けたかなという感じでしょうか。だけど土方も永倉も刀振り回すシーンがイカすのでたまらんわあ。


6巻を読むにあたって状況整理しました。6巻時点では刺青人皮の所在が以下のようになっていますね。

総数:24枚
杉元持ち 5枚:一話でヒグマに喰われた男、尾形に撃ち殺された男、白石由竹、二瓶鉄造、辺見和雄
鶴見持ち 1枚:津山
土方持ち 4枚:土方、牛山、家永、日泥一味が持ってたもの + 杉元一味のレプリカ
次の杉元の目的地 1枚:日高

明確にわかってるのは11枚ですね。 永倉新八とのっぺらぼうはどうなんだろう、刺青入ってるのかな。テンポ良くいけば10数巻くらいで全部出てくるのでしょうか。割とサクサク出てきてていいですね。



そして恒例のゴールデンカムイ・ザ・グルメのコーナー!
今回は猟をしていないので控えめです。

エゾシカ肉のライスオソマカレー
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このアシリパの表情wwwwww



松前漬けと刻んだ沢庵をたっぷり乗せたお茶漬け
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たくあん茶漬けは土方の大好物ということですが本当にそうなんですかね?詳しくは知らないです。


というわけで、安定して面白いゴールデンカムイ6巻でした。既に7巻の紙版は発売されてるはずです、7巻も楽しみです!


5巻の感想はこちら (ゴールデンカムイ 5巻 - 変態殺人鬼辺見和雄、谷垣の戦い)

眠気覚め度 ☆☆☆☆

不死の猟犬 4巻 - 逃がし屋絶体絶命

白雪姫奪還を実行する逃がし屋達、その結果は!?
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超強力な雁金と共に白雪姫奪還計画を企てる風鈴たちこと逃がし屋がUNDOの施設に挑む「不死の猟犬」4巻です。うーん、ちょっと今回の展開は読めなかったなあ。そうそう簡単には奪還できないとは思っていましたが、まさかここまで一方的な展開になるとは。


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全員捕まっちゃったけどこの先の展開どうすんだよwww

超強キャラとして出てきた雁金はあっという間に退場してるし、それを引き金に風鈴も切子も逃げることも出来ずにこの始末。ってかUNDO側のキャラが強すぎ。はっきり言って勝負になってない。これどうすんだろうなあ、助けに来るってのは考えにくいから、剣崎が情報収集の為にUNDOから連れ出すとかそういう展開になるんだろうか。まさかこのまま主人公交代とはいくまい。この辺りは要注目ですね。

一方シーンを変えて剣崎の部下の重さんの家族になる話ですが、もうフラグびんびんの展開丸見えにも関わらず非常に良かった。この世界の住人にとって、おそらく死というのは寿命くらいしかないので、不慮の事故等で家族を亡くすということが異例のことなのでしょう。つまり、それまで想像も出来なかったようなことがその身に降りかかることになるわけです。

「俺は何も、何もわかっていなかった。家族を失うって、こう……こうなのか…こういうことなのか!」

途中、ベクターを撃ち殺すことについて嫌な感覚、復活しない以外は全て自分たちと同じじゃないのかという感覚を持った重さん。改めて家族を失って、剣崎と同じ立場になってその意味を知ることとなるのです。より一層ベクターへの恨みを持つように。

そして最後は良い引き際でしたね。実に5巻が気になる展開。これはいよいよベクターが存在することによってこの世界の人間の何かが変わってきてしまったということなのでしょう。この展開と、風鈴たちをどう絡めていくのか、乞うご期待です。


そうそう、この世界、病院や医者はいないけれど、薬はありました。
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自殺薬「ポックリエース」

この世界観ならではのブラックジョークだなあ。


3巻の感想はこちら (不死の猟犬 3巻 - 致命傷を負っても即復活する歪な世界)

眠気覚め度 ☆☆☆

ヴィラネス 3巻 - 宮本武蔵誕生!そして次の主役は関口柔心

最強の外道の王 宮本武蔵!! ここに誕生する!!
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宮本武蔵こと宮本弁之助が塚原卜伝と相対する「ヴィラネス - 真伝・寛永御前試合」の3巻は遂に決着、ここに外道の王誕生と相成りました。登場人物が何故か女の子になってしまった残酷無残時代劇ですが、その中身は素晴らしく非常に読み応えがあるものになっています。

今回、秋山の弟子として共に塚原卜伝の庵を訪れた弁之助は、秋山と卜伝のやり取りを見て生死を賭けた戦いというものを目の当たりにすると共に、最強になるということはどういうことかを学びます。何よりも弁之助にとってショックだったのは、秋山が弁之助を弟子としたのは育てるためではなく食事の毒見役として使っていたということ。その事実を知り、また、火にかけて沸騰した粥鍋を「一の太刀」とした卜伝の強さを見て、勝つためにはということを学びます。


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そうして最後にその場に立ち続けたのは弁之助。勝つためには手段を選ばない、外道としての一歩を踏み出すのです。

ここまでの流れは本当に素晴らしかった。卜伝の怖さとそれに抗う弁之助、そしてとんでもないものを「一の太刀」として使ってしまうという描写が非常に上手く描かれており、1ページずつめくる度にワクワクドキドキでひたすら手が止まりませんでした。何よりもなんとしてでも生き残るという姿が如実に読み取れて、だからこそ、何をしてでも勝つということに違和感無く繋がります。こういう綺麗事無しにがむしゃらな生き方が凄く好きなんです。良い作品だなあこれ。


そしててっきり宮本武蔵が主人公で続くのかと思いきや、なんと舞台は次の死狂いへ。

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関口柔心

関口新心流の開祖である柔術家、関口氏心です。この柔心、もちろん柔術の使い手になるので関節技が得意なわけです。そしてその理由の描写が秀逸。生き物の仕組みを知りたいという欲の赴くままに虫や動物、果ては朽ち果てた死体を解体することによって身体がどうなっているのかを理解するという超絶マッドな理由となります。なんかこれだけ書くとバキのローランド・イスタスみたいな奴だなこいつ。あっちはジョイントアレルギーか。

というわけで、生き物の身体に興味津々、更にその仕組みをどうすれば壊せるかということをひたすら追求していきます。村の男の子と喧嘩をしても、

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関節を極めてエクスタシー!!

という関節フェチのド変態少女がヴィラネスの関口柔心になります。武蔵、柔心と来ると、こういうオムニバスとしてまずは御前試合のキャラを準備していくという流れになるのでしょうか。これは今後が楽しみです。3巻の最後も次巻に続く良い引き際だし続きが楽しみですなあ。


前巻までの感想はこちら (ヴィラネス - 何故か女性化した戦国の残酷無残時代劇)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆

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