こち亀の16巻もとい「1日外出録ハンチョウ」16巻です。目指せ200巻。
いつも通りこち亀です。しかも新キャラでテコ入れしてきました。あまり増えないけど、たまにキャラが増えるのもいかにもこち亀っぽいです。
初登場の菅くんです。彼は若い。おそらく巷で言われているZ世代相当。
なんせ散歩をすることに対して「タイパが悪い」と言い張る人間です。所謂タイムパフォーマンスなわけですが、菅くんを始めとする若者の生き急いでる感はなんなんでしょうか。人生無駄なことが結構面白いのよ?
で、会話の中でも「映画や動画は倍速で見る」「倍速で理解するためにネタバレを事前に見る」等のタイパが良い行動の話をしているわけです。
全ての若者がこうだとしてしまうとあまりにも主語が大きくなってしまいますが、このような主張も多いということなのでしょう。
正直もはや若者とは言えなくなってしまった私の世代から見ても、このタイパ理論はまったく理解できません。
期待するゲームはまず事前情報を最大限カットしたりする身としては、ネタバレなんて言語道断。
映画や動画も、その間を使って最適な表現をしているわけですから、楽しむならとことん浸らないと。逆に、そういう縛りがあるせいでしっかりと時間が確保できなければあまり楽しめないこともありますけれど。
ただ個人的に、昔の作品の長い間はさすがに耐えられないこともあったり。2001年宇宙の旅とかは観るたびに寝てしまいます。
なんにせよ、タイパと言わずなんでもじっくり楽しめばいいのになと思いますね。そもそもそういう楽しみ方が出来てこなかった世代でもあるのだろうなあ。生まれたときからネットにつなぎ放題、動画を好きなように見放題と、そもそも経験内容が違うから仕方のないことなのかもしれませんけれど。
そしてこんな最新の情報すらネタに取り入れる「ハンチョウ」はやはり現代のこち亀。ましてや16巻ではAIにネームを切ってもらった話まで掲載されています。
現代のこち亀の如く流行の最先端を取り入れていく「ハンチョウ」はとどまることを知らない。。。
眠気覚め度 ☆☆☆
12巻の感想はこちら(繰り返される虚無の日々)
13巻の感想はこちら(現代社会人はこういう虚無の物語を求めているのかもしれない)
14巻の感想はこちら(そういえば大槻は債務者で仲間を貶める腐れ外道でしたね)
15巻の感想はこちら(子持ちでもいいのにね)
いつも通りこち亀です。しかも新キャラでテコ入れしてきました。あまり増えないけど、たまにキャラが増えるのもいかにもこち亀っぽいです。
初登場の菅くんです。彼は若い。おそらく巷で言われているZ世代相当。
なんせ散歩をすることに対して「タイパが悪い」と言い張る人間です。所謂タイムパフォーマンスなわけですが、菅くんを始めとする若者の生き急いでる感はなんなんでしょうか。人生無駄なことが結構面白いのよ?
で、会話の中でも「映画や動画は倍速で見る」「倍速で理解するためにネタバレを事前に見る」等のタイパが良い行動の話をしているわけです。
全ての若者がこうだとしてしまうとあまりにも主語が大きくなってしまいますが、このような主張も多いということなのでしょう。
正直もはや若者とは言えなくなってしまった私の世代から見ても、このタイパ理論はまったく理解できません。
期待するゲームはまず事前情報を最大限カットしたりする身としては、ネタバレなんて言語道断。
映画や動画も、その間を使って最適な表現をしているわけですから、楽しむならとことん浸らないと。逆に、そういう縛りがあるせいでしっかりと時間が確保できなければあまり楽しめないこともありますけれど。
ただ個人的に、昔の作品の長い間はさすがに耐えられないこともあったり。2001年宇宙の旅とかは観るたびに寝てしまいます。
なんにせよ、タイパと言わずなんでもじっくり楽しめばいいのになと思いますね。そもそもそういう楽しみ方が出来てこなかった世代でもあるのだろうなあ。生まれたときからネットにつなぎ放題、動画を好きなように見放題と、そもそも経験内容が違うから仕方のないことなのかもしれませんけれど。
そしてこんな最新の情報すらネタに取り入れる「ハンチョウ」はやはり現代のこち亀。ましてや16巻ではAIにネームを切ってもらった話まで掲載されています。
現代のこち亀の如く流行の最先端を取り入れていく「ハンチョウ」はとどまることを知らない。。。
眠気覚め度 ☆☆☆
12巻の感想はこちら(繰り返される虚無の日々)
13巻の感想はこちら(現代社会人はこういう虚無の物語を求めているのかもしれない)
14巻の感想はこちら(そういえば大槻は債務者で仲間を貶める腐れ外道でしたね)
15巻の感想はこちら(子持ちでもいいのにね)
1日外出録ハンチョウ(16) (ヤングマガジンコミックス)
posted with AmaQuick at 2023.07.10
上原求(著), 新井和也(著), 萩原天晴(著), 福本伸行(著)
講談社 2023-07-06T00:00:00.000Z
¥759
講談社 2023-07-06T00:00:00.000Z
¥759