大阪冬の陣の幕が下りるの「へうげもの」22巻の中で、家康の天下泰平とは、徳川家が世の中に君臨し続けるために必要なこととはということを簡潔に表しているのが以下となります。

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つまりは、愚民政策ですね。統治する側にのみ教育をし、支配する民は政治には一切関心を持たせないようにすることで完全なる専制的警察国家を目指したということになります。

この考え方は徳川家が絶対的な権力を持ち続けるのであれば短期的には有効な政略と言えそうですが、国家の目標が民の生存と繁栄とするのであれば長期的には民主主義であるべきで、等しく全員に教育の機会を与えられるべきであると考えますので、ここが安寧の1000年にならなかったゆえんでもあるのかなと。この頃は海外に対する外交戦略はほとんど考えてなかっただろうしね。

というわけで、次巻は大阪夏の陣が始まろうかというところです。古田織部の人生もそろそろ終幕、最後まで駆け抜けてほしいですね。


21巻の感想はこちら (へうげもの 21巻 - 徳川の泰平のため家康は鬼となる、大阪冬の陣開幕)

眠気覚め度 ☆☆☆☆