日本とトルコの交友の歴史がたった32ページで明快に理解できる!

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「もやしもん」の石川雅之が書く日本とトルコの交友関係の基となった史実を描くのが「テシェキュルエデリム~ありがとう」です。

日本史の授業でも習う "エルトゥールル号遭難事件" の顛末と、その結果トルコとの絶大な信頼関係を結ぶことになり、今度はイランイラク戦争で日本人救出に航空機を飛ばすことでその恩返しをしたトルコ。その後もトルコ大地震の際に日本からはすぐに支援し、記憶に新しい東日本大震災でも原発事故の為に多くの救援隊が国外退去する中トルコは最後まで残って活動を続けてくれたという史実を、たった32ページで表現しています。

もちろん、詳細にストーリー仕立てではなくドキュメンタリー風に事実に基づいたものを描くということになっていますが、それでも必要十分な表現となっており当時の光景や状況を良く知ることが出来ます。

この作品、自分にとっては凄く弱い、凄く好きな表現が全体にあふれ出ていて、読んでる途中からひたすら涙が止まりませんでした。人からの信頼という表現がたまらなく好きなんです。こういうのはホントダメ、涙無しには絶対読めない。漫画じゃなかったらまだそこまで感情移入しないだろうから泣くようなことも無いと思うんですが、漫画を読む時はひたすら没頭してその世界観に浸ってしまうのでその作品の感情をそのまま受け取ってしまいます。良い涙流せました。


というわけで、たった32ページですし、Kindleでも100円くらいで買えるのでちょい読みの感じで読んでみてはいかがでしょうか。損はしないと思います。

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆