白雪姫奪還を実行する逃がし屋達、その結果は!?
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超強力な雁金と共に白雪姫奪還計画を企てる風鈴たちこと逃がし屋がUNDOの施設に挑む「不死の猟犬」4巻です。うーん、ちょっと今回の展開は読めなかったなあ。そうそう簡単には奪還できないとは思っていましたが、まさかここまで一方的な展開になるとは。


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全員捕まっちゃったけどこの先の展開どうすんだよwww

超強キャラとして出てきた雁金はあっという間に退場してるし、それを引き金に風鈴も切子も逃げることも出来ずにこの始末。ってかUNDO側のキャラが強すぎ。はっきり言って勝負になってない。これどうすんだろうなあ、助けに来るってのは考えにくいから、剣崎が情報収集の為にUNDOから連れ出すとかそういう展開になるんだろうか。まさかこのまま主人公交代とはいくまい。この辺りは要注目ですね。

一方シーンを変えて剣崎の部下の重さんの家族になる話ですが、もうフラグびんびんの展開丸見えにも関わらず非常に良かった。この世界の住人にとって、おそらく死というのは寿命くらいしかないので、不慮の事故等で家族を亡くすということが異例のことなのでしょう。つまり、それまで想像も出来なかったようなことがその身に降りかかることになるわけです。

「俺は何も、何もわかっていなかった。家族を失うって、こう……こうなのか…こういうことなのか!」

途中、ベクターを撃ち殺すことについて嫌な感覚、復活しない以外は全て自分たちと同じじゃないのかという感覚を持った重さん。改めて家族を失って、剣崎と同じ立場になってその意味を知ることとなるのです。より一層ベクターへの恨みを持つように。

そして最後は良い引き際でしたね。実に5巻が気になる展開。これはいよいよベクターが存在することによってこの世界の人間の何かが変わってきてしまったということなのでしょう。この展開と、風鈴たちをどう絡めていくのか、乞うご期待です。


そうそう、この世界、病院や医者はいないけれど、薬はありました。
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自殺薬「ポックリエース」

この世界観ならではのブラックジョークだなあ。


3巻の感想はこちら (不死の猟犬 3巻 - 致命傷を負っても即復活する歪な世界)

眠気覚め度 ☆☆☆