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はい、これが彼氏に嘘をついた瞬間です!!

いやー、相手のことが大切なのに、大切だからこそついてしまった嘘がきっかけにすれ違いがすれ違いを生む連鎖に。恋愛ってホント、難しいですね。今この時間は僕たちのとても大切な瞬間だけど、大切という字はどうして大きく切ないのかなとはよく言ったもんです。それは淡い心だって言ってました。

そんなモヤモヤッとする展開満載の「繋がる個体」は3,4巻は1,2巻の素晴らしさとはうって変わって、単なる普通の大学生同棲カップルに第三者がちょっぴり加わったすれ違いの恋愛物語でした。うーん、これくらいの作品ならいくらでもありそうな感じがする。

確かに孝太郎がスゲー束縛するタイプでめんどくさい奴だってのはよくわかる。それは1,2巻の高校時代からここみを女神の様に崇めてたんだから、既に兆候はあったってことです。

それに対して、ここみの原田に対するアクションが、その気は全く無いにしてもあまりにも無謀すぎる。原田も当初は全然そんな気はないのに、ズカズカ原田のパーソナルスペースに入るのはそりゃやっちゃいけないってもんでしょうよ。しかもそんなことをしながら孝太郎のことはしっかり好きとかそういうのはもう男を振り回してるだけなわけで、更に本人はそれが無自覚ってのがまた良くない。そこが気に食わなくて終始イライラして読んでしまった。 

最初に嘘をついた孝太郎も勿論悪いけど、 それ以上にここみのその軽率な行動が常に孝太郎を苦しめ続けてるってのがわからないもんかな?まあわからないからやり続けちゃうのか。








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その結果がこれなわけだけど。



結末は書きませんが、繋がる個体これにて完結です。
打ち切りなのかなあ?最初にも、タイトルにも書いたけど、1,2巻と比べると大して面白くなかったもんなあ。
というか、それ以上に1,2巻が凄すぎたのか。あんなに続きが気になって眠気ギンギンになったのも久々だったし。

繋がる個体をこれから読む方は、1,2巻で終わらせるのも手です!!


1,2巻の感想はこちら (繋がる個体 - アラサーの恋愛事情)

3巻の感想はこちら (繋がる個体 3巻 - 2巻までの三角関係は終了!そして次の三角および四角関係に!?)

眠気覚め度 ☆☆☆