手塚治虫、本宮ひろ志、永井豪、果ては福本伸行までパロディ多めのひどい下ネタ作品満載のこの作品は本当にひどい!ひどすぎて笑いが止まらない!

いまさらですが、ひょんなきっかけで田中圭一の「神罰1.1」に辿り着きました。田中圭一も名前は聞いたことあるけれど作品は見たことが無いという状況で、どんな作品を描いているのかも知りませんでした。そしたらこれに辿り着いたわけです、この最低最悪で極上のパロディ作品に。

基本的には2ページくらいのショート作品集となりますが、中身なんて無いようなひたすらエロパロが続きます。なんですが、そのレベルが極めて高い。そしてひどい。オリジナルと思われる局部くんシリーズにいたっては名前の通り登場人物が局部そのものというひどさ。(ただ局部くん自体は長いだけでそんなには面白くなかった)


そんなパロディ、どれくらいパロディかというと、
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おっぱいに溺れるジャングル大帝だったり、


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打ち首カルタ勝負をするトクラだったり。
(このシリーズはこの後「局部かるた-日本版」、「超エッチアイコラかるた」、「プライバシー暴露かるた」と続きます)


いやー、ひでえな。下衆に成り下がってやがる。
普通こういうのって、ひたすら下衆になったあげく単なる下衆で終わるものがほとんどだと思います。
ですが、一味違うのがこの本作です。下衆は下衆なんですが、やることがちょっと常軌を逸しているので極めてシュールな笑いに昇華されています。

特にシュールな笑いが好きな私ですから、こういう作品は大好きなわけです。受け入れられない人には絶対受け入れられないと思います。


さて、そんなシュールさ、実は作品の序盤に大きなシュールギャグがありました。
正直このシーンだけで数分笑い死にました。こんなので笑うのはたぶん自分だけでしょう。それがこれです。
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なんでシスターが寿司屋経営しててしかも客に鉄火巻きを要求されてるのか?w

もうダメこれ、このアンマッチ感とかこれだけで面白過ぎる。最高の出オチ。
一コマ目のシスターがツケ場に立ってるだけでも面白いのに、二コマ目で客からクレーム受けてるんだから。
三コマ目ではマグロのサクだけ持ってるし、こんなのが面白くないわけがない。
将太の寿司もこういう方向でテコいれすればよかったんじゃないか?寺沢大介じゃ無理か。


というわけで最低極上の下衆パロディ作品「神罰1.1」でした。
一見の価値有です。

眠気覚め度 ☆☆☆☆