月面に到着した六太はひとまず小休止、舞台はISSで活動するせりかのシーンへ

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前巻26巻で遂に月面着陸したムッタ。
今回は、そちらはひとまず置いておいて、ISSで実験を続けるせりかの巻となります。

そしてこの27巻で今までと大きく違うことがありました。
それは悪意を持った人間が出てきたということ。
以前の感想でも書きましたが、悪い人間がおらず全員が宇宙への情熱を全力で傾けているのが「宇宙兄弟」でした。

それが、この27巻では明確な悪意を持ってせりかを攻撃していきます。
それに対するせりかと、JAXAと、ムッタの手助けが27巻のテーマになります。

そういった目的を持って描かれているのですが、これがなんとも。
今までこういった類が無かったからというのもあるのかもしれませんが、思ったよりも心に来ました。
必要なものとして描かれているとはいえ、正直つらい。

とはいえ、これを通すことでせりかやムッタの信頼感や、JAXAが全面的に支援協力をしているという描写を再度確認することが出来たので必要悪ともとることが出来ます。

うーんただそのせいで全体的に暗くなってしまっているのと、その苦悩自体は必要だったのかというと。
これまでの宇宙兄弟に慣れ親しんでいる方々にこそ色々考えさせられるかもしれません。
そういう意味では、27巻は今までとはちょっと異色。


さてさて、次巻はムッタの月面作業に戻るのかな?
なんにせよ次も楽しみです。


眠気覚め度 ☆☆☆

26巻の感想はこちらから (宇宙兄弟 26巻 - 遂に月面着陸!!)
28巻の感想はこちらから (宇宙兄弟 28巻 - 月の裏)