「我に埋まりし刃、熱血に溶融り我が身を玉鋼と化す」

「シグルイ」や「覚悟のススメ」の山口貴由の新作「衛府の七忍」 は江戸初期の家康による豊臣残党狩りを背景にしたびっくり不思議能力バトル作品です。
どうやらタイトルの通りに家康に対抗すべく七忍が主人公のようで、まずは一人ずつその背景を描いていく流れのようです。

この1巻では最初1人目 葉隠カクゴ の話と、2人目の途中までが描かれています。
この葉隠カクゴ、見た目もそのまま「覚悟のススメ」の覚悟くんのようです。

nemusame_20151024_000

 ね、まんまでしょ。
とはいえ、この時代背景、当然強化外骨格もありませんし、鉄球も身体についてません。
時代は江戸初期だからね、1600年代初期だからね、当然だね。

まあそんなカクゴくんもいますが、話の本筋は最初に書いた通り豊臣家ないし西軍に与した者たちの残党狩りです。
徳川家から残党狩り御免となる「覇府の印」が配布され、武士崩れから武家に怨みを持つ百姓までが落人狩りを行うという背景。
基本はその「民兵」から逃げる側の話になります。
逃げて逃げて逃げ続けるも執拗に追い詰められ、命を狙われ続けられる。
そんな相手と繰り広げられるバトルになるわけですなあ。



まあ、なんだかんだで強化外骨格的なものになっちゃうんですけどね。
nemusame_20151024_002


そんなこんなで相変わらずはらわたが飛び出たりな感じですが、話自体は読みやすくて面白いです。
過去作のファンなら問題無く楽しめるでしょう。


桃太郎も出るしね!
nemusame_20151024_001



眠気覚め度 ☆☆☆