「口数は少ないけど………きっと水野さんの最大級のエールね!」

尊敬する漫画家、水野亨の元でアシスタント修行をしている伏見はガシガシ成長していき、水野にも認められるようになる。
そして遂に新作のネームがスタートする。

という「R i N」11巻ですが、相変わらず安定して面白いですね。
どんどん成長していき、周囲に認められていく様子はやはり見ていて気持ちがいいですし、
何より11巻から始まった新作のネームがいままでの展開に大きく関わっていて、その設定が今ここで生きてくるのかと思わず興奮してしまいました。 
そしてそのネームも色々な人に認められていき、中でも一番最初に持ち込んだ時にほとんど門前払いだった森さんが、

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と、この推しぶり。
こういう、段々信頼を勝ち取っていって認められ展開は大好きです。心の栄養。

それにしても、この作品、作中漫画も結構凝ってるんですよね。
そのまま漫画になっても面白そうなものばかり。
いつかスピンオフとかで表に出したりとかって検討してるんだろうか。

で、この「リメンバー」というタイトルですが、
実は全く同じ名前で既に世の中にリメンバーという作品が出ています。



 

蒼天航路の作者が書く戦後直後の昭和を舞台にした作品で、面白いです。地味におすすめ。
ただ、裏にある設定が割りとトンデモ設定なのと、それが全然必要ない感じなのでおそらく受け入れられず打ち切られたのかな。
正直途中までの話の方が面白かったという事実。

てなわけで、「R i N」 も 「ReMember」もおすすめです。
 

12巻の感想はこちら (R i N 12巻 - 連載開始と女の影)

眠気覚め度 ☆☆☆☆☆