バンパイア等が亜人という個性として扱われるだけの世界観。日常生活に溶け込む亜人の苦悩と特性と恋愛と。

妖怪やバケモノの類が一個性として日常に溶け込むのはよくある設定ですが、主人公がそれの研究者という側面を持っているということで、その「亜人」という設定に重きを置いてその苦悩や特性をしっかり描いているのが「亜人ちゃんは語りたい」です。
どちらかというと主人公の鉄男の身からすると「亜人ちゃんと語りたい」というのが内容に近いです。

今のところ2巻までで出てきてるのは

- 女子高生バンパイア
- 女子高生デュラハン
- 女子高生雪女
- 数学教師サキュバス

の4人なのですが、それぞれ一様にその特性についての悩みがあったり、その為に人間関係の悩みがあったりと苦悩しています。
バンパイアなら吸血衝動があったり、
デュラハンなら色々と私生活に困ることがあったり、
サキュバスなら自然とひょんなきっかけで簡単に催淫してしまったり(その為か恋愛経験0!) 

そんな亜人の特性を絡めた悩みと、亜人の特性を知りたい鉄男の関係を描いていくのですが、
基本的には悪い人間がいないタイプの漫画で気楽に読めます。
そしてそんな亜人達に大人気な鉄男とのそれぞれの片思いの恋愛関係が見ものだったりもします。

女子高生側からの恋愛は憧れも含んでいて見てて微笑ましいものですが、
それとは対象にサキュバス視点での恋愛が切実でたまらないものがあります。
このサキュバスこと早紀絵ちゃんの恋愛こそがこの漫画の真骨頂と言っても過言ではないでしょう。


まともな格好をすると簡単に異性を惹き寄せてしまうから普段芋ジャージ姿の早紀絵ちゃん、
その為か恋愛経験値0なのですが、ひょんなきっかけから
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てなことになっちゃうわけですよ。
芋ジャージの中身とんでもない美人の恋愛経験値0女が。
これだけでもう魅力たっぷりじゃないですか。

そんな早紀絵ちゃんも女子高生と張り合うように

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と思わず本音を語ってしまいそうになったり、

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と、ハグを迫ったりと。

この恋愛経験値0だからこそ、あんな妄想したりこんな行動取ったりが魅力的なわけです。
読んだら絶対早紀絵ちゃんを応援したくなるはず。

しまいにゃこうやって
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嫉妬までしちゃうので。たまらん。

更に更に、コミックのおまけページには早紀絵ちゃんがテーマの4コマが多数掲載されていて、
それがまた上記に拍車をかけるように面白い。必見。


というわけで、ひたすらサキュバスの早紀絵ちゃん推しになってしまいましたが、
メインは残りの亜人女子高生の人間関係や悩みです。
そっちも当然面白いので必見です。


3巻の感想はこちら (亜人ちゃんは語りたい 3巻 - 亜人だけどそれ以上にハーレム漫画じゃないか)

眠気覚め度 ☆☆☆☆