「ハリウッドスターかお前は」

そんなムッタの父ちゃんの一言が見れるのは宇宙兄弟26巻だけ!!

はい、遂に月まで来てしまった宇宙兄弟26巻です。
会社を辞めるところから初めて宇宙飛行士の選抜試験、航空トレーニング、その他様々な準備期間を経て足掛け26巻で主人公のムッタが月へ着陸です。

この作品、ご存知の方も多いと思いますが、非常に丁寧なつくりで月へ至る過程を1からじっくり仕上げてきました。
ここまで読んできたファンならそりゃ感無量ですよ。素晴らしい。
ひとつずつ丁寧に丁寧に仕上げていく過程ももちろん素晴らしいのですが、何よりもこの作品はいわゆる悪い人間というのが誰も出てこないんですよね。
犯罪はもちろん、周りを蹴落としてしまうようなキャラや、試験等に落ちてそのまま卑屈になってしまうような如何にも人間臭い人物が徹底していません。
あるのは皆、宇宙への情熱だけ。ただそれだけに尽きます。 
登場人物のひとりひとりが、その宇宙への想いを胸に。宇宙飛行士だけでなく、アシスト員が、周りのサポートメンバが、そして全ての職員が、宇宙へ向かってひたむきに全力になる。

これが最高に読んでいてて気持ちいい。 

面白いだけでなく、幸せな気持ちにしてくれる、それが宇宙兄弟です。
でもいつまで続けるんだろう。やろうと思えばまだまだ続けられると思うし、月へは行ったからそろそろ終わりを迎えるのかなとも思ったり。
何にせよ、今後も目が離せませんね。


眠気覚め度 ☆☆☆☆

27巻の感想はこちらから (宇宙兄弟 27巻 - 今回は伊東せりかの回)