「擬神兵の誓い覚えている?」
「心無くした者は仲間の手で葬る」
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戦争に勝つために肉体改造をされて人ならざるものの力を持つことになった兵士 "擬神兵"。 
戦争終結後、その力のやり場を無くし、尚且つその力がゆえに一般人に恐れられることになった英雄達。

そんなドキワクな切ないストーリーが 「かつて神だった獣たちへ」です。
この設定、「ドラクエモンスターズプラス」でもありましたね。ドラクエ2のローレシアの王子がシドーを倒した後に "破壊神を破壊した者" と呼ばれて恐れられるようになったとか。
あと「天空の扉」でも魔王を倒した勇者は毒殺されたとか。

とにもかくにも、戦争の先の英雄達は例外なく排除されるということに基づいた話ですね。
こういう人間臭い設定、大好きなんですよ。やっぱ綺麗ごとばかりではなく、政治や感情も絡んだ人間のドロドロとした闇って怖くて気持ち悪くて純粋で面白い。


3巻のレビューはこちら (かつて神だった獣たちへ 3巻 - 戦時中の英雄と戦後の悪魔と)

眠気覚め度 ☆☆☆