伏見の決意、憧れの水野亨との邂逅、そして飛翔の時

前巻で編集者の武藤の支持に反してエロを一切排除したネームを送った伏見。
それに対する武藤の返事からスタートする9巻です。 

いやー、面白い。あまり必要性を感じていなかった姉と母の病気にスポットがあたり、遂に伏見が決意を固めます。
ベタと言ったらベタな展開ですが、 それがまたいい。小難しいどんでん返しよりもこういったストレートなものの方がやっぱ面白いですよ、熱血努力系の話の場合は。
また前半と後半でその差を、ギャップを大きくすることで、決意のシーンの良さをさらに高めていますね。

また、姉が心から応援しているシーンも、これまたベタですがグッときます。
たった2ページ、しかもあっさり書いているのに、これだけでここまで気持ちを揺さぶられるシーンは本当に素晴らしい。
こういうさりげないシーンで、そして言葉は少なく絵で全てを語るのが漫画の素晴らしいところです。 
そしてハロルド作石はそういう表現が本当にうまい。 

正直、途中で数巻漫画から離れていた時期はあんまりな感じだったのですが、漫画メインに戻ってきたことでまた面白さが復活していると思います。次巻も期待!


眠気覚め度 ☆☆☆☆