勝ち点の差分だけ銃を放つESPカードゲーム勝負!!

なんだけど、なんか敵が小物で緊迫感無くてちょっと面白さに掛けるような。。。
夢子も作中で言っているように、これは勝負として成立していません。
ただ淡々と敵のイカサマを暴いて、時間だけ無駄に過ぎていくような。
妄のキャラの特性と、その話を書くために必要だったのでしょうが、正直この妄というキャラが好きになれないとちょっとこの話を楽しく読むのは厳しいのでは。

あと、なんというか、絶対主人公が負けないような設定で、大それた命を掛けた勝負みたいなのって、あまり好きじゃないんですよね。
だってそれだと絶対勝つってことじゃないですか。これが主人公が不動の自信をと絶対の強さを持ってどんな状況でも勝てるとかならともかく。

この賭ケグルイの主人公の夢子も最強タイプで、如何に相手をねじ伏せるかというのがテーマではあるんですが、今回は最初に書いたとおりそもそも勝負になっていません。
なのでねじ伏せる面白さすらないというか。

1巻、2巻は普通にギャンブルしてるし、イカサマの見破りとか読み合いとか、最後は運に賭けたりとか、面白かっただけに、3巻はちょっとテンションダウン。次巻に期待。


4巻の感想はこちら (賭ケグルイ 4巻 - ギャンブルやってなくね?)

眠気覚め度 ☆☆