おそらく初めての超火力魔法、しかし現代兵器と比較すると。。。

ゲート 7巻、遂に炎龍戦決着!
正式名称は「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」で、公式サイトはこちら
簡単に説明すると、ひょんなきっかけでファンタジーの世界と現代日本がひとつのゲートで繋がってしまい、
中世ファンタジーの世界の国々と自衛隊があんなことしたりこんなことしたりです。
いわゆるRPGの世界で、エルフやら魔法やらドラゴンやらも構成されている世界が舞台となります。
一方、その国と日本の交流もあり、日本は現代世界の常識に則った政策を取っていったりと。
次々に現代の文化がファンタジー世界に流入して発展していく様や、逆にファンタジー世界から現代へやってきてやはりあんなことしたりこんなことしたりとワクワクさせる要素たんまりでございます。
ファンタジー世界は特地と称され、世界中からも新たな資源地、植民地候補として日本に政治介入してきたりいざこざがあったりと、政治的な話も出てきます。

個人的に、圧倒的に高い文化が次々と流入され、ものすごいスピードで発展、そしてその裏で様々な政治的動きがというのが大好物なので、その辺も割と押えているのが面白いと思っています。

もともとこれ、ネット上で公開されたものが本になり、そこから漫画化されたものなので、いわゆるコミカライズですね。
なので原作読んだ方ももちろんおられるでしょうし、この先の展開も既に知られているのでしょう。
ですがこの作品、漫画として非常に出来がいいです。描写が丁寧だし、女の子も可愛いし。
というわけで私はじっくりゆっくりしっとり漫画のコミックが出るのを待っている派です。


さて、7巻の感想に戻ると、おそらくこの作品として始めての超火力攻撃魔法が炸裂します。
当初はプラスチック爆弾とLAM(110mm個人携帯対戦車弾)を用意していますが、爆弾は設置したものの中々タイミングが合わず、LAMは頑強な炎龍に致命傷を与えるにはいたらずで大苦戦です。
そこで発動する超火力魔法。特地の意地を見せるかのような大魔法。
この作品、ずっと自衛隊の火力、強さばかり表現されるので、特地の強さは今まであまり出てきていなかったんですよね。(ロウリィは別格として)
それがここに来てこれですよ。ファンタジー好きっ子ならドキワクするはず。

なのですが、、、実はこのあと自衛隊本体が合流し、戦闘機による着弾観測を使った戦車砲の連射があり、自衛隊の、戦闘のプロの華麗なチームワークを見せられると、どうしてもこの現代兵器の方がカッコいいと思ってしまいました。

というのも、魔法は一人ずつがその才能を発揮して一人でやったという印象がぬぐえなく、対して自衛隊の方は凡人の集団かもしれないけれども現代科学とチームワークで圧倒的火力を引き出しているとなるとどうしても後者の方が自分にはグッとくるんですよね。
仲魔って、素敵でしょ。常に訓練してきた人間の方が、いきなり覚醒して強くなるよりも素敵でしょ。(魔法を使ったレレイとテュカがいきなり強くなったわけではありませんが)
そういうことなんです。

魔法と兵器のことばかり先に書いてしまいましたが、実際の炎龍戦はそれこそ炎龍の圧倒的な強さで見る見る仲魔が殺されていく絶望感は素晴らしいです。これが本当の強敵に挑むということ。だからこそ、勝利した時の感動もひとしおになります。
その対比もあってこその現代兵器の超火力なんですよ。自衛隊つえーし続けてしてほしいところです。


なんにせよ、この作品面白いです。続きも楽しみ。

8巻の感想はこちらから (ゲート 8巻 - 普通のファンタジーになっちゃった)

眠気覚め度 ☆☆☆☆